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最新鋭の望遠鏡でも見えないのは

大気の揺らぎのせいだった

この揺らぎを測定し補正した画像を

何万光年さきの世界としてぼくは見つめていた


街道にはところどころに鳥小屋があった ....
あんびばれんとな夜の街道を

風に揺れている二人の影や声や温度

はじまりの音色

揺れている

はじまっている

あんびばれんとな夜の街道を

風に揺れているビエロのやじろべ ....
幸福だ

カーテンを開けさせる

お天気を確かめさせる

朝を食べさせる

歯を磨かせて出掛けさせる

朝の空にきみは

いくつの星を見つける

才能を預かったことが

 ....
ひまでもないのにひまつぶし

忙しくもないのに忙しいふり

死にたいのに生きのびたくて

ぎりぎりなのに余裕あるふり


星を見て涙するほどでもないのに

夜空には涙みたいなもんが流れた


ひまでも ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
太陽と金星と地球が重なり合う

すれ違うとは重なり合うということなんだ


雨の並木道を散歩しながら

緑の薫りを嗅ぎながら

命や無生物たちが歌を歌う


太陽と金星と地球が ....
花の涼やかな

希望の匂いがする

季節の巡りが

咲かせるのだろうか

みんなこの世で

なにをしてるんだろう


ぼくは精神がタフだから

傷つくのはいつもあとだから

ぼくはベッドの四方に立って ....
予備校にはリフレッシュにとテニスコートがあった

そこで僕らはほぼ一日中ダブルスをした

コートの周りの新緑は日々その影を濃くしていった

予備校に似つかわしくない汗まみれの僕ら

6 ....
ゴルフ場に燃え上がるように生えた緑

それが合掌している

合掌とは手と手を合わせるだけの行為ではない

存在、その全てを総動員して行う行為なのだ


腕にちからが入らないように

腕を伸ばしてグリッ ....
どうかしたのと

問われれば

べつにとしか答えられない

どうかしたこと


狭い空

窮屈な大地

一点しか見つめられない

夕焼けの海

雲の色


どうかしたのと

問われれば

べつにとしか ....
静かな埃くさいホーム

電車が通過する

ぼくはベンチを掴んだ

いつもと同じだ

衝動と戦っていたのだ


枯れた灰いろの土

遠ざかるスピード

三角屋根の悲しみ

なみだが沸騰する


静かな埃 ....
今日という日ほど

あなたのいのちを

祈ったことはない

いままでの気持ち

浅くて浮かれてた


今日なんど泣いた

今日なんど祈った

今日なんど愛した


 ....
水みたいな汗とまらない

ひじから指先ふるえてる

わきにつめたい風ふいて

胸のどきどきとまらない


不安いがいの気持ちがなくなっていた

気持ちが不安だけになっているようだ ....
太陽が右端から欠け始めていた

月が侵入してきたのだ

肉眼ではわからないが

これを使うとはっきり分かった


宇宙のこの運行のように

人もまたさだめられた偶然を

生き ....
まちあかりがにじんでいる

考えることが

日々の暮らしを送るためだけなら

まちあかりはにじんだりしないだろう


ある朝の街に泳ぎだすのは

よろこびか

かなしみか
 ....
地球に月の影おちる

いつもは月に地球の影

いつものお返し月の影

地球に月の影おちる

月曜日

いまの宇宙の法則に

スナオにそれに従って

静かに黙って交差して
 ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
新緑は街灯に照らされて

青信号はLEDで

悲しいことは風のようで

原因がみえなくて

ハーブティーの甘い匂い

反対にくさい匂い

絶望とおんなじ緑の繁茂

五月の闇 ....
藤沢までは人身事故があったため乗換乗車で相鉄線に乗って行った

藤沢駅にはいろんな電車が乗り入れていた

駅のそとにはたくさんのバス

歩道と幹線のうえには無数の電線が張られていた

 ....
あなたのからだに耳をくっつけて

一番やすらげる体温を探していた


あなたの体温が好きなのかと思っていた

体温が小数点第十一位までわかるなら

それはあなたにしかない数値なのだか ....
新しい緑の煙が萌えています

洞窟からそれを見つています


この光景の代わりとなるものを

あなた様には届けたいのですが

なにがそうなのか分かりません


新しい緑の煙が萌えています

洞窟からそ ....
なんにもいらない

もうなんにもいらない

なんにもいらない


記憶にものこらなくていい

あなたが望む証が来るなら

ぼくは存在しなくてもいい


なんにもいらない

もうなんにもいらない

なん ....
バンドネオンの演奏を初めて生で聴いた。

黒い直方体の蛇腹を拡げたり縮ませたりしながら、

左右ともに30以上あるボタンを押して演奏するその楽器は、

習得の難しさから悪魔が発明した楽器と ....
一代を30年で計算すると

ぼくの20代まえは600年まえ

それは室町時代のただ中で

西暦1400年前後の人々のこととなる

2を20回掛けると104万8576

だから600 ....
母の日にクッションカバーを贈った

母とはなんだろう

産み落としたひと

育てようとしたひと

いろんな種をまくひと

必要とされて欲しいひと

おもしろいひと

そのひとつひとつを私がやっている
井上雄彦のスマイルを見つめていると

それがぜんぶあなたの顔に見えたのです

みんな笑いたかったんだ

できれば一緒に

みんな笑いたかったんだ

できれば何処かで


老若 ....
大切なひとに

みじめな思いをさせたくなかった

幼稚園のときからそう思っていた

ぼくの誕生会

使いふるしの鉛筆を持ってきた君

それがいちばん嬉しいふりをした


君は ....
60ぐらいの爺さんに

ちくちくと批判されていやな気持ちになる

耐えている

それでも


批判してくれるひとに

耳を傾けると成長できるなんて嘘だ

無責任な嘘だ

 ....
幸せについて考えたことがある

小学二年生だった

結論がだせなくて

茶色いサインペンで童話を書いた

空になった女の子、という題名だった

一行めは、これはロシアのお話です
 ....
塩谷瞬のことなら

みんな正しいことを言えるのに

これからの日本のこととなると

そうでもなくなる


この国のデザインがしっかりしていなきゃ

産業やエネルギー、災害や人口減 ....
泡沫恋歌さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(189)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢の話- 吉岡ペペ ...自由詩412-6-14
あんびばれんとな夜- 吉岡ペペ ...自由詩212-6-13
幸福だ- 吉岡ペペ ...自由詩312-6-13
夜空には- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-6-11
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8
宇宙の歌- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-8
騒ぎだす花- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-30
浪人探偵団- 吉岡ペペ ...自由詩1012-5-28
みどりの合掌- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-27
どうかしたの- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-26
薄い光- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-24
今日なんど- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-24
真昼の気持ち- 吉岡ペペ ...自由詩212-5-23
太陽が欠けている- 吉岡ペペ ...自由詩612-5-21
まちあかり- 吉岡ペペ ...自由詩412-5-20
スナオな影- 吉岡ペペ ...自由詩412-5-20
深夜のファミレス- 吉岡ペペ ...自由詩1112-5-20
五月の闇- 吉岡ペペ ...自由詩112-5-19
にんにんにん- 吉岡ペペ ...自由詩212-5-18
Searching_for_my_life_with_you ...- 吉岡ペペ ...自由詩312-5-17
新緑の歌- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...8*12-5-16
だから大丈夫- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-5-15
ブエノスアイレスの夏- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-14
考えなくても考えてること- 吉岡ペペ ...自由詩212-5-14
母の日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-14
スマイル- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-11
言葉を持たない道化師たち- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-10
それでも- 吉岡ペペ ...自由詩7*12-5-9
幸せについて- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-8
この国のデザイン- 吉岡ペペ ...自由詩712-5-6

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