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消えたきみと花火のまぼろしを見ている
あの歌を思い出している言葉の雨
泣くこともできずに曇るきみのそら
きみの眼差しが世界の全てだった
詩のような 詩じゃないような 詩のような
痔のような 痔じゃないような 痔のような
侍のような 侍じゃないような
待っているような 待っていないような
感情が歩けないまま暮らしてる
あの海へ静かに向かう白い雲
欲しいもの沢山あって、悲しくて
きみの紙ひこうきが未だ刺さってる
吐く息は気体になった私です
人間と機械のあいだに吹いた風
未来には、今より多い過去がある
誰もみていないテレビが寂しそう
音楽に身を預けている電車内
生き物としてこれからを暮らしたい
視力など使わなくても視えるもの
まどろみて 千里言う謡 山くだり
里村の鬼を眠らせ 夜祭り
人の声 聴こえぬ 言の葉 天高く
千早ふる 神代の舞いへ 降りそそぐ
雨となり 蕭々と 場を鎮め
詩、書けない 念じていたら そのままだ
月落ちて 目からウロコと コンタクト
独眼竜 めだま親父は 一眼流
流された 眼球何処と コミカルに
名古屋駅 めだま親父の 御彫像(時計台)
デジタ ....
七草を七つ言えないまま食べた
当選後血と呼ぶ税が水となる
維新から威信なくなりもう異心
「ひとりにひとみしりしてみたりしてみ?」
黄昏に羊一匹とてとてと
虚しいと寂しいをよく間違える
大勢になればなるほどここはどこ
一言も発せず終わ ....
バナナ軸レモン曜日に真っ直ぐに
洗い場にぽんぽんぽんぽタヌキノコ
赤ちゃんのほっぺのまろみ三毛がペロ
君の背のくろいのりしろ押さえてる
プロ級だ ....
夏だから君の肌とはつゆ知らず
遠花火あなたに深くさらわれて
逃避行ソーダー水の泡の泡
夕方のプール静かなキスをする
連れ出してあげるね海へ涙から ....
曇り空 悲しいことは 考えない
グソクムシ 自分の過去と重ねみる
グソクムシ 天使を待っていたんだろ
なにも食べたくなくて白湯のんでいる
どしゃ降れる関根恵子は濡れ濡れて
あわ雪は藤村志保の指で消え
だれを待つ大原麗子と雪うさぎ
かもめ舞う曙光朝市伊藤蘭
春嵐に悪戯をされ風吹ジュン
シースルーひ ....
コリン星なかったことにしませんよ
グワシにもI LOVE YOUにも見える手話
大津の町に
煎茶会妻のとなりに座りたり
二人して妻の口紅選びけり
湖べきて妻の指さす三上山
今日の日は大津曳山妻とみし
書展にて阿修羅とう字を妻とほむ
八年前春は過 ....
恋をして綺麗になってまた泣くね
気のせいかあの子の声がこだまする
フラれてはヤケ酒飲んで会社行く
彼岸花私の恋を浄化して
あの花の名前忘れて久しきは
....
水門
ニクソンを食ったポストがアマゾンに
劣化
脚点々カネボウ要らず白ナマズ
黄昏にA.I.少女降り積もる
君纏う鈍色緋色の幸福を
うず高く重なり合っていい匂い
貴重品(遺伝子組み換えでない)彼
禍々しスイッチ切ってハエ眠る
腕 ....
平静を装っています昭和さん
鏡から手首生えてる二本半
生活臭隠すためだと家を焼く
心臓が別れ話を切り出した
仔羊の肉脳内で水洗い
髪の毛に侵入されて操られ
冬が来る非常ボタンを押 ....
猫転ぶ転んだ先の恋かわいい
お母ちゃんの指になったと母は言ひ
母だけが味方の人生峠道
ひ孫から祖母まで包む紙おむつ
縁とは不思議なものよ妻の尻
何とまあ年々父は欠けてゆく
母と二人墓で打ち明けられた ....
泣いていた心理相談受けた人
気がつけば周りは全部女なり
料理好きいっそ女に産まれれば
女々しいと優しい違い分からない
シド・ヴィシャス風の小学生がいる
ポチのことシロと呼んでもいいですか
iPhoneを叩くあなたの指になる
コンタクトレンズを舐める終末感
出すだけじゃだめだしっかり食べなく ....
寄ってくる女はすぐに去って行く
才能がない!
パクるんだ 自作気取りの オマージュ
ネタがない!
探すんだ 古い日記の つらい恋
うけない!
晒すんだ みんな大好き 自虐ネタ
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