すべてのおすすめ
知らない町
知らない公園
知らない老紳士

どこも同じように雨が降るから
誰も他人になんてなれない
ほしのふん(か)をおさえているのだ もし君が、この話を聞きたくないんならだな、さて、僕がここで生まれたとか、僕の素敵な幼年時代があんな具合だったとか、僕の前にいるリスだかタネキだか、とかなんとか、そんな《サリンジャー》式のくだらない話か .... かすかな余韻をのこして
きょうという一日をまっとうして沈んでいくのだなんて
勝手にりかいしたりして

あらためて
わかることがおおいのは
見えるものに目をこらして
見えることばばか ....
水平線の彼方での
高まる胸のしぶきが聴こえない
海辺に押し寄せるさざ波は
わたしをどこへも連れ戻してはくれない
わたしはぎざぎざに欠けた貝
打ち上げられて熱い砂地にうなされる
ときおり
小さな子ども ....
ひらいた身体をどう使おうと
それはわたしの勝手でしょう?

「ひとりじゃないよ」

それが何の足しになるの
おなじ身体でいられるわけでなし
夢は いつも 風
時は いつも 色
風は いつも 吹く
声は いつも 一つ
君は 今日も 他人
君は 今日も 他人だった
一人の 道は 長い
一人の 道は 永遠
一人の 道は 続く
一人の 道は 郷 ....
たぬきでございます。

毎日0.5literしか

じいちゃんばあちゃんに

お茶をそそぐことしかできませんでした

………

ぼろぼろ

………

お役目果たしきれたまんぷく感で

………
 ....
ちいさな
呼吸だけ
あつまり
いちめん
無音花畑
ちいさな
揺らめき
透過する
わたし達
普通日常
赤赤赤赤赤赤赤赤・・・・・・・赤!!!

圧倒的なる赤。

TAROを貫く
赤に染まる

血の
情感の

飛び散る


毒を交ぜた
あたしの中の


染出て
こい!
わがままだったな
大切にするという意味を
取り違えてたな
もう一度はないけど
もう一度
わたしの歩き方
治してみる
深呼吸して
あの頃

なんて根拠もなく

幸せになれるって
信じてたのだろう

また

友達が自死した夜明け
陽は射した

前触れは
あったのに
誰か教えて
声にならないその向こう側で
両極端の明日がこちらを見ては
じっと佇んでいる


何が正しくて
何が間違っているのか
見つかるはずもない不毛な問い
なのに


いきたい
いけない
秘められた ....
何もない町で






暮らしてゆくには










強くなくちゃ…









単体の個体で








生きるのは









生物学的にも

社会的にも

生活 ....
ひとは

願い事をするとき、
独りぼっちだ。

あのこと
このこと

神と対峙する時。

願うばかりで。

鈴なりの

希望と憧れ、
願い。
こころからの。

神よ。

あなたは、どこにいらっしゃるの ....
黒目を搾って炭化した果汁の渋味を垂らして
滝のように濡れてゆく白い部屋を睨み
眼光の輝度を上げて透視力を発揮しろ
眼球の白に血走る毛細血管を密集させて開拓してゆく
暗室に舞い降る ....
捩れた煙草の空き箱の傍で
うずくまって眠り続けていた夕顔が
霧雨に揺すられて
今 目覚める

目覚めろ もう一度
果たせやしない使命
霧露に溶かされて
もう一度

こわれたヴィオラ ....
150多面体の黒い水晶体の内部で鋭角的に飛び跳ねている
鼓動の輝きの虹色を錯乱とは呼びたくない
電気仕掛けの精巧な弓と電子制御の精密な槍を携えて
現代の現在 
再発掘された土着的神経伝達組織の ....
うねり跳ね のたうち踊り 旅が始まる
二拍子の行進曲の煽動力
生々しい乗り物
つまらぬ旅程を打ち破り
膨大な慣性を秘め 一直線に放たれた
・・・危機感 六番目の感覚を針で刺す

進路変更 ....
中学生のとき

地理の授業で印象にのこった

五大湖ということば

大人になり

たまにシカゴに来るようになって

それはますます

牧歌的な響きをもつようになっていった

五大湖のひとつ、ミシガン湖 ....
一見まっすぐ直線のこいつらも

血管みたいに蛇行しているんだ

日本中にはりめぐらされた鉄路

きょうもこいつがおいらの轍だ


なんて地球的なんだ!

なんて運命的なんだ!


一見まっすぐ直線のこ ....
鋭角な影を

こころに差し込む

きみを写す

痛みを押しのけて


あの光のなかに

ぼくらはいない

あの影のなかに

ぼくらはいない


鋭角な影を

こころに差し込む

きみを写す

痛みを押 ....
夜を走る

それは

夜のあいだに

移動するということではない

それは

夜そのものを

移動するということなのだ

夜を走る
この世は

不完全なところだ

だが、不完全なものを

うつくしいと思えるこころを

ぼくらは持っている
subaru★さんの携帯写真+詩おすすめリスト(204)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自転車日和- 瑠音携帯写真+ ...311-6-11
ふん- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*11-6-9
どくだみ畑でつかまえて- 阿ト理恵携帯写真+ ...8*11-6-7
ゆうひをみていた- かんな携帯写真+ ...5*11-6-6
迷い- 乱太郎携帯写真+ ...11*11-6-6
- はるな携帯写真+ ...311-5-30
ためらわない、迷わない- 番田 携帯写真+ ...111-5-29
ぽんぽこの口- 阿ト理恵携帯写真+ ...9*11-5-26
青い花- はなもと ...携帯写真+ ...5*11-5-6
赤。- 森の猫携帯写真+ ...9*11-5-5
わがままだったな- はなもと ...携帯写真+ ...3*11-4-25
日々- 風音携帯写真+ ...211-3-21
狭間- AquArium携帯写真+ ...511-3-10
何もない町- TAT携帯写真+ ...2*11-2-28
孤独- 風音携帯写真+ ...311-2-24
宇宙遊泳_/_****'01- 小野 一 ...携帯写真+ ...7*10-4-5
黄昏_/_****'99- 小野 一 ...携帯写真+ ...4*10-3-29
ゲットー_/_****'99- 小野 一 ...携帯写真+ ...6*10-3-17
S_/_****'99- 小野 一 ...携帯写真+ ...8*10-3-13
五大湖- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...108-9-13
きょうもこいつが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...408-2-8
光影- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...308-2-2
夜を走る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-12-31
幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-4

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 7