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玉蜀黍

玉杯を挙げながら
君の衣剥ぎ取り
下弦の月に捧げる

濁っていたかもしれない
闇に光る眼差しも
火照った君の肌に淡く溶け出す

黍の甘さがそのまま
横たえた身体から呟 ....
汗をかき蝉をきいている

膝を日であつくさせ

汗のぶんだけ涼しい風がふく

爪をかむ

涙のように汗をぬぐう

いちねんまえだった

月にはひとつ星が寄り添っていた


 ....
スヌーピーのリラックスした目を手の平に描き

僕はしがみつくように握りしめていた

手の平をひろげてナキナガラ見つめた

スヌーピーの目がえぐられた傷のように見えた
マッサージから帰る道すがら南国の落日の光景にお客さんは皆さん感激してくれた

今夜は今回のマレーシア企業視察団の第ニ陣との交流夕食会だった

第ニ陣にはイガタアヤコがついていた

職場のように挨拶をす ....
やぁ。


笑ってるといいことあるよね、
って、
ぼくの飼い主は口癖のように言うます。
不器用なのです。


だから、
ぼくも笑ってみたです。

にこっ!






(飼い主ー、やーい、お腹空いた ....
植物は群れている

種は宇宙にばらまかれ

生き物も無生物も

その濃淡に存在している


昨夜ひさしぶりに徹マンした

運というものもまた

四人の男の間によこたわる宇宙に ....
のどかなメルヘン

手帳のちいさな文字

優勝は ツ

砂場のウルトラマン

中学生のころのクレープ

妹の拾ってきた猫、その前での誓い

ベランダから現れるお母さん

放課後の掃除のじかん

あだな ....
こころが気持ちだと思っていた

こころで気持ちも変わるものだと思っていた

でも真実は違うようだ

脳で気持ちって変わるんだ

さっきのメールを読みながら

いや、削除したときそれを確信した

またひ ....
あらゆる存在は

たましいのものまねをしていたのだ

たましいは永遠だ

目に見えるものに

永遠のものまねをさせて

たましいの存在を教えるだなんて

まわりくどすぎやしないか


あなたをうしない ....
西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲

あたまのとこに虹かかる

きみの住む町とは反対の

西の夕空に地震雲

それだけでやすらかな胸

西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲
 ....
いまはもう濃密ではない

あなたの気配

いまはもうぼくには淡い

あなたの気配

記憶はもうただの濃淡だ


存在とはたんに

気配が濃密なだけなのだ

ぼくらの時間軸で

それは固着して見えるだけ ....
東野から山科への地下鉄は銭湯の匂いがした

紫色のシートに座り狭い車内を見渡していた

自由だ

自由だ

運がいい

夢から醒めたらそうするように

これからの気掛かりを探すのだった

自由だ

自 ....
貴女からの愛を汚したのは

俺だ

心が大切だ、

なんて大人のふりして言っておいて

心もあれもこれやも

探せなくて狂ってゆくのは

俺だ

助けて欲しかった

気づいて欲しかった

四ツ谷駅で
 ....
夏のひかりがきらきらしている

微風にみどりが揺れている

存在には影が寄り添っている

音だけが聞こえない

空の水いろが黙っている

雲がこころのように浮かんでいる

外界まであとすこしの

白い ....
夜は来るんだ茜色

紫ブルーの茜色

そんなに遠くはないけれど

幸福と傷にゆれている

そんな筋合いはないけれど

紫ブルーの茜色

夜は来るんだ茜色
心配しても

そんな筋合いはないよと言われたら

それも無言で言われたら

ひとがどれだけ傷つくのか

それをわかってそうすることが

ひとをどれだけ傷つけるのか

おたがい

わかっていなかったのか ....
ひかっているのは自然か人工か

暗闇にひかりを

ひかっているのは自然か人工か


見えないものが

何十ねんかけて悪さする

見えないものが

いますぐぼくのそばにいる


ひかっているのは自然か人 ....
愛のかたちを燈していたよ

それはあなたのからだにではなくて

ふたりぼっちのたましいに

宇宙一こどくだった

ふたりぼっちのたましいに

愛のかたちを燈していたよ


この小山のように

愛らしい ....
長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう

一.電話をしない

一.電話にでない

一.絶対会わない

長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう
これじゃいままでの恋とおんなじじゃないか

あたしだって必死だったんだ

必死であればわかってくれるはずじゃないのか

生命が、あたしのことわかってくれているように


朝起きるとあ ....
君の透き通る眼差しで
僕を照らしている間
淋しい夢にうなされて
一人ぼっちで泣いている事がある

僕が起きるのは
決まって暗い部屋
今日も
君はどこにいるの

見回し続ける

君がいるはずの部屋か ....
月と星、かれらは

ぼくがひとくくりにして

いま見つめていることを知らない

それをどうのこうの

ぼくは言いに行こうとしている

それでいいじゃないか

そのままでいいじゃないか

それでいいじゃ ....
ぼろぼろになったっていいよ

しあわせになったっていいよ

自然をコントロールするために

知恵があるわけではない

台風一過の夕焼け空を見つめながら

かなしくてもあたたかかった

さびしくてもつな ....
月は日のふりをして

夜道を照らしている

日のふりをする月を

ひとは明るいと呼ぶ


明るいひととは日を

受け止めているひと


月は日のふりをして

夜道を照らしている

日のふりをする月を
 ....
じぶんの柔らかなところや

じぶんの弱いところを知ってしまったひとを

それでもいいのだと教えてくれたひとを

うしなってしまったら

僕はどんなふうになってゆくのだろう


七年まえから

六年くら ....
あなたがはしごを外してきた

ぼくがそこから落ちずにいるのは

愛なのか意地なのか


エヘンと黄と茶と黒の顔をして

ぶっとい緑の背を見せて

おおきな葉っぱで

おいでおいでをしておいて


あな ....
楽しいのもぼくひとりきり

悲しいのもぼくひとりきり

宇宙の

太陽系の

第三惑星の

そんな炭素の塊の

土くれみたいなぼくだった

守れるのはぼくひとりきりしかいないと思った

傷つけるのもぼ ....
空に奪われた心

息を止めた私は

時間が止まれと願い事をした

人はいつも都合が良い

あなたが見るまで

あのままが良い
時の流れと
空のいろに

もう
何も
望みはしないから

もう
我が儘言わないから

もう
何も要らないから

どうか安息を。
ねえ

理由なんて

なくても良いこともあることを

君に伝えたいんだ
subaru★さんの携帯写真+詩おすすめリスト(204)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
玉蜀黍- 乱太郎携帯写真+ ...16*11-8-24
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-24
他責- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-21
音のない洞窟(_落日編)- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...711-8-19
にこっ!- 士狼(銀)携帯写真+ ...6*11-8-13
宇宙のからくり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-12
メルヘン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-8-11
醒めてゆく脳- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-11
宇宙のからくり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-9
地震雲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-9
あなたの気配- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-8-8
山科にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-8
水色のむこう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-5
音のない夏- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-4
紫ブルーの茜色- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-8-3
共感- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-2
セシウムの夏- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-31
愛のかたち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-30
夢のあと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-28
朝起きて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-7-26
青空と灯台- 乱太郎携帯写真+ ...16*11-7-25
月と星- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-7-25
台風一過の夕焼け空- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-7-20
日と月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-19
助けて下さい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-7-16
意地悪な向日葵- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-7-15
炭素の塊- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-7-15
午後7時半の夕焼け- 瑠音携帯写真+ ...211-7-8
空色- 風音携帯写真+ ...311-6-12
繋ぐ- 瑠音携帯写真+ ...311-6-11

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