すべてのおすすめ
嘘を書いたりするのは
あなたの気をひきたいからと
ぼくのスキルを伴った方法だ
あなたを見つけて以来書いてきた
四千個くらい書いてきた
集中とバランスとスピードを手にした
嘘を書いたりす ....
歩道をわたる
小鳥がさえずる
三日月の見えないところを見つめている
見てないだろ
こころの目で見つめている
首が心配だ
足首が心配だ
フェイスブックで探してしまう
銀いろに波紋がさざ ....
こどもが出来たみたいだ
みたいだと言うのもおかしいけれど
ふしぎなものだ
ぜんぶが静かに収束してゆく気がする
震災のときも
いちばん最初につながったのは
そのあとも
なんどもなんどもつな ....
ごめんくださーい。
朝日新聞でーす。
最愛を通訳する者よ
ぼくは今からここを出る
999が旅立つように
ぼくは傍観者であり冒険家だ
目と手と足で告白する者だ
海底に連なる群れよ
そこに加わり
ゆっくりはぐれよう
最愛を ....
天気は偏西風の影響で
西から東へ移ってゆくもんだとばかり
思っていたのだが
新神戸は青天でぽかぽかしていたのに
東京は雨曇りで肌寒かった
街路樹が心細い影のよう
歩道をはしる自転車がぼく ....
酸素のない入り江
海水で満たされた視界
手足のついたサカナは駆け上がる
また呼吸をする為に
また"にんげん"に為るために
『無駄な事を』と嗤うあいつに向かって ....
秋のひとひら
白紙の日記に舞い落ちる
滲みた文字が
やけに霞んで飛ばされそう
移ろいゆく季節にあって
留めておきたい
ひとつの場所
君は覚えているだろうか
僕が挟んだ栞の
あの日
秋がやってきて ....
このまえ死んだとき
このくらいの闇にこのくらいの明滅があった
その明滅はちっぽけで
かすかなものだったというのに
金木犀や放射性物質なみの存在感があったんだ
だから
もう一回
そして
....
でたらめに文字を並べて
言葉にならない僕のハ−ト
うろうろ
誰かが飛ばしてくれた
言葉がハ−トに張り付いて
ピタピタ
くっついちゃって
眠れそうもなくなった
夜
お月様が笑ってる
....
さびしい言うたらあかんのやろか
会いたい言うたらあかんのやろか
振り切るために聖人になろう
つぎはぎだらけの聖人やけど
うん
みじめになろう
もっともっとみじめになろう
それでも遠くか ....
空を見た
写メを撮った
ヨーロッパの大聖堂
その天井絵画みたい
きっと
誰かがどこかで
奇跡をおこしている最中なんだ
ぼくは薄い悲しみを光にほどく
そして柵のなかの自由を感じていた
八王子にやわらかい風が吹いている
朝の風だ
四ツ谷にも旗の台にも
箱崎にも久我山にも
武蔵小杉にも吹いているはずだ
ただ ....
香ばしさと苦みがウリの豆を焙煎してもらう
双眼鏡で遠くを見るような休みの日
地球人を演じて死ぬまで生きている
水色を繰り返していろんな音楽奏でていよう
山の上の青い空濃くて ....
朝
一房の日差し摘み
頬杖つく
もぎ取った新鮮な味に
今日という農園が
扉を開ける
少女の真剣、少年の腕白
ぼくらは
そんなふうに
いまをあるいていた
ぼくらは
そんなふうに
まちをみつめていた
少女の真剣、少年の腕白
彼氏彼女という言葉を
つい使ってしまう僕らこそ
恋人、という言葉を選びたい
透明な香りのなかに
いかにも誠実な覚悟がある
修飾語が何であれ
その語尾からは
謙虚な羞恥 ....
ちいさな茶色いケーキに
彼女がろうそくを燈した
それが光のなかで赤あく見える
あでやかなせつなさが
いきものみたいだった
ちいさな茶色いケーキに
彼女がろうそくを燈した
それが光のな ....
岡山駅でのぞみを待っていた
あいにく俺は希望だらけで
岡山駅でのぞみを待っていた
むかいのレールスターは雨にたたかれていた
このまま神戸にもどり女の部屋にゆく
むかいのレールスターは雨にた ....
サツマイモ
さすがに君も化粧落として
掴んだものがコレ
真新しい長靴も泥だらけになって
急ぎ足で抜いてきたようだ
もしかして きみ
屈託のない笑顔に問い掛ける
うちだけど
渇いたくちびる三角帽子 ....
休日明けの朝
8時
初秋の太陽光は
さわやかに
澄んでいる
都心のここでも
ふたり
ゆっくりと起きて
ブュッフェ朝食を
たっぷりとる
彼の
ノーネクタ ....
前がグリーンからどくまで
アイアン一本たまに素振りなどしながら
青空の宇宙のところ眺めていた
(昨日まで)
気に食わない奴らがのほほんと
幸せなふりしているのが気に食わなかった
(昨日か ....
一枚の言葉たちが生んだ
大人だから言えないことって
表面ってどこにあるの
そんな甘えたり擦り寄ったりは
大人だから
大人だから
傷つけたくなかった
さよなら
もしもし
またね
じ ....
奴らだって音に
気持ちをのせているのだ
無意識にかも知れないけれど
奴らも気持ちをのせているはず
無意識なぶんかえって根源的な
奴らも気持ちをのせているはず
奴らだって音に
気持ちを ....
鳥が啼いている
黄金色の影が
そこかしこに
あした晴れるかなって
胸の痛みが汚れている
鳥が幻のふりをして
地球の影絵に落書きする
鳥が啼いている
黄金色の影が
そこかしこに
....
女の部屋を出るのは
朝ではなく夕暮れにする
その鉄則
破るほど恋をしたのは
いちどきりだった
たぶん
苦しめるの分かってた
苦しみたいと思ってた
たぶん
女の部屋を出るのは
朝 ....
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する
酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする
火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ....
あいつと会う前からだ
季節のかわりめの夕方頃
ぼくはさまよう
商店街をのぞきながら
家路を辿るのが
もったいなくなっている
あいつと会う前からだ
風化させまいと頑張っている
女々しいもんだ
風化させようと頑張っている
勝手な気まぐれ
残骸なんてどうせこんなもん
食事くらいなら断るほうがしんどい
夜風くらいなら手を離すほうがめんどく ....
暗黒宇宙の片隅で
応答セヨ(今もいまふたりなら
二人は銀河だった
仲良しだった(今東京
暗黒宇宙の片隅で
応答セヨ(今もいまふたりなら
二人は銀河だった
subaru★さんの携帯写真+詩おすすめリスト
(204)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嘘
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-10-30
波紋
-
吉岡ペペ ...
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3
11-10-30
前進
-
吉岡ペペ ...
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6
11-10-27
写真を見てひとこと
-
花形新次
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3*
11-10-23
さよなら
-
吉岡ペペ ...
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12
11-10-22
西から東へ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-10-21
空飛ぶサカナ
-
三奈
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6
11-10-12
栞
-
乱太郎
携帯写真+ ...
12*
11-10-9
このまえ死んだとき
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-10-7
夜
-
乱太郎
携帯写真+ ...
11*
11-10-4
かなしみ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-10-3
誰かがどこかで
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-10-2
薄い悲しみ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-9-28
青い空濃くて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-9-25
_
-
乱太郎
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13*
11-9-23
旧居留地にて
-
吉岡ペペ ...
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1
11-9-23
恋人
-
佐野権太
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8*
11-9-22
ケーキ
-
吉岡ペペ ...
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4
11-9-22
あいにく俺は
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-9-21
サツマイモ
-
乱太郎
携帯写真+ ...
13*
11-9-19
いってらっしゃい
-
森の猫
携帯写真+ ...
6*
11-9-18
青空の宇宙のところ
-
吉岡ペペ ...
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2
11-9-16
大人だから
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-9-14
虫の音
-
吉岡ペペ ...
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4
11-9-14
黄昏の秋
-
吉岡ペペ ...
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3
11-9-11
たぶん
-
吉岡ペペ ...
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5
11-9-9
さくらんぼ
-
乱太郎
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14*
11-9-8
さまよう夕方頃
-
吉岡ペペ ...
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1
11-9-7
残骸
-
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1
11-9-1
ふたりなら
-
吉岡ペペ ...
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1
11-8-26
1
2
3
4
5
6
7