ふしあわせを
全部抱え込んだようなふり
してさ
きみは息をしているみたいな
ことをいう

ひくつになって
誰かのせいにして
世の中のせいにして
いきていくのはしんどいね
 ....
僕は働いた
暮らす為に
汗をかいて
1日が過ぎ

会うのも
メールも
電話も止めた
時間が過ぎた

彼に会っていた事も
知っていた
20年後
君は僕を覚えていた
過ごす時間がない
私に残された時間
もうこの世にいられない
時間が経ってゆく

チューブを咥え
電子音だらけ
皆が集まっている
顔が見えない

声だけが聞こえる
懐かしい声
も ....
距離感を見失う
くらいに弱い
誰かの
触れるとふやけていくよう
結局何もつかめず

それで
目の前の
いくつを
失くしたのだろう

それで
目の前の
いくつを
壊したのだろ ....
朝はもうすでに
生まれているのなら
明るいなんてどうでもいいこと

君は君でいればいい
私は私でいるから

だれにもはかれない価値を
おもわなくていい
そばにいて私が
全部きいてあ ....
夏を待つ間
透明な
ガラスのコップに
冷たい水を注ぐ

満ちていく
満たされていく
透明な入れ物に
透明の中身で

夏が来る頃
どこからともなく
水滴が現われて
コップの魂を ....
忘れられた歌

幼い日の

遠い記憶と

優しい嘘


軽い眩暈と

心臓の鉛


どこまで潜ってゆくの

どこまで走ってゆくの


世界は等しく朝を迎えるけれど ....
知っているか
言葉達を?
決して君に語られる事なく
死んでいった無数の言葉達を?

知っているか?
死んでいった者達を
僕達が見なかった為に死んでいった
無数の命を?

知っている ....
たとえば

有効期限は三日間

それをあなたに伝えなかった
戻らないのはそのせいか

あがる温度と
冷える心

自由にも責任ってあるでしょ
八つ当たりしようにも
太陽には届か ....
透明から
溢れるような
ちいさな恋の始まり
色づく
季節をめぐり
花咲いたあの日


売ったり買ったり
できるものほど
重要ではないかもしれない
売り買いできないものを
やりと ....
幼い心をこじ開けて

あなたは痛みを植えて行った

悶え苦しむ年月

綺麗な嘘で幾重にも

痛みを包んで行った


いま この心に抱いているのは

ぞっとするほど美しい

 ....
もし雲に
乗れたら
世界中を
旅するのに

もし雨に
なれたら
渇いた花に
水をやれるのに

もし空に
なれたら
困っている人に
手を貸せるのに
{画像=120710105150.jpg}

小さい頃から

自分はいらない人間なんだと思ってきた。

いつもいつも、死にたいと思ってた。

そんな時はよく、空を眺めた。

広いな ....
涼しい水に
足を浸して
スイカを食べる
焼き鳥を頬張る

麦茶を飲んで
麦藁帽子で
お散歩をする
魚が泳いでいる

夜になったら
お星様を見て
寒いから
車の中に入った

 ....
僕のキボウたちが
帰還した
脆弱で
ふわふわと
吹けば飛ぶような

キボウたちは
希望の面をかぶった
苦悩かもしれない
でもそんなことは
もうどうでもいいのだ
キボウたちは
 ....
 
 
台所に行くと小さな深海がある
水圧で食器洗浄機が潰れている
よくあることだね
きみが見たこともない魚を
きれいに包丁でさばいている
時々あることだね
たまにあることだね
 
 ....
 
 
フェンスがどこまでも
長く続いている夏
午後、知らない所で
知っている人は逝った
乗客も乗務員も置いて
青い列車は海に向かって出発する
座席には誰かが忘れていった
大人用の眼 ....
僕の心からメロディが流れ出て

この世を満たしてしまえ

この世が平和であろうと 戦争であろうと

僕の心からメロディが流れ出て

この世を満たしてしまえ

例え 君が聞いていなく ....
何枚
ブランドや
一目惚れの服を
買ってみても
満たされないのよ

深夜に
コカ・コーラを飲んでも
ひと袋の
ポテトチップスを空けても
一杯の
カップヌードルを平らげても
物足 ....
エレキが唸り
ボーカルが雄叫び
ドラムが轟き
ベースが渋い

平和の鐘は鳴り
今世紀の夜明け
時代の幕開け
今聖者が挙る

一人泣き
人生を絶望し
夢を失う。
人生を諦める。 ....
わたしが死んだら
なるべく生き物がたくさんいるところへ
なるべくそのままの状態で
置いておいてください
土にかえったり
誰かの一部になったりして
わたしはわたしの
いのちを分解したい ....
いろとりどりの星をみる
どんな人もこの空の下にいるだろう
みてるだろう
そのぜんぶをゆるせるような

気持ちになる夜のとき
できるだけ優しい心で接したい
また同じ誓いと知りながら

 ....
真夜中のいたずら電話

死ぬほど嬉しかった

たった今 僕は

孤独から解放されたのだから
なんとなく息を吸うのが苦しくて
ぐるぐる鉛筆で紙に円を描く

からっぽ

子供のように特に意味もなく書いたそれ
円は次第に大きくなって井戸みたいになってしまった

まっさかさま

 ....
私は膝に子猫を抱いている
二日前に死んだ子猫
それはすでに腐敗している
私の腕からその猫の肉体が垂れ下がっている


私は歌を口ずさんでいる
題名が思い出せない歌を ....
ある駅の傘たてに君は一人ぼっち
気づいた僕は君を見ていた、
駅のベンチに腰掛ける僕、傘たての中の君、君と僕は似ている気がした。

また君を見ていた、やっぱり君は一人ぼっち
気づいた僕は笑って ....
雲が発光している様を
みて何事か起こっている気がする
あのあわいに
この足を踏み入れればきっと
やわらかいだろう
あたたかいだろう

こわくはない
まとわりつかせた雲を
すべて脱ぎ捨 ....
ひと目星をみるために
今夜も出かけてゆくのです
雨がふってる空は濡れてはいない

窓のうちっかわには
平和があるというのに
こうして出かけるのです
まるで外にある宝物しか
受け付けない ....
人は誰でも自分の話を
聞いてくれる人を
求めている。
自分の存在を
受け止めて欲しい。

相槌を打って
目を見つめ合って
あーそうなんだと
繰り返してくれる。

聞き上手
相手 ....
ゾウさんの鼻先あたり
あるべきものが無いというか
腰の高さでぐるっとフェンスに囲われていた

ご丁寧にも幼い好奇心を遮るシートまでかぶせてある

わざわざペットを囲いのなかへ入れて
おし ....
うずら豆さんのおすすめリスト(341)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ことばのしずく- かんな自由詩7*12-7-20
働いた- ペポパン ...自由詩5*12-7-19
7時間後- ペポパン ...自由詩5*12-7-19
白昼夢- ブルーベ ...自由詩1*12-7-19
そばにいるよ- 朧月自由詩212-7-18
初蝉- そらの珊 ...自由詩23*12-7-18
心臓の鉛- 永乃ゆち自由詩15*12-7-18
あるだろうか?- yamadahifumi自由詩3+12-7-16
たとえば太陽- 朧月自由詩712-7-16
透過するきせつ- かんな自由詩4*12-7-16
ある愛のかたち- ただのみ ...自由詩17*12-7-14
もしも- ペポパン ...自由詩10*12-7-12
路傍の花- 永乃ゆち自由詩17*12-7-10
清流- ペポパン ...自由詩9*12-7-9
あしあと- シホ.N自由詩511-9-13
浮上する、朝に- たもつ自由詩611-9-13
青い列車- たもつ自由詩611-9-5
満たしてしまえ- yamadahifumi自由詩211-9-5
中毒- 佐和自由詩511-8-20
Let_it_go!- ペポパン ...自由詩4*11-8-19
わたしのいのちは天(そら)へはいかない- 小原あき自由詩16+*11-8-19
流れ星を追って- 朧月自由詩311-8-17
いたずら電話- subaru★自由詩18*11-8-12
からっぽの私- shena0318自由詩310-12-15
冷たい季節- ホロウ・ ...自由詩5*10-12-14
一人ぼっちな傘と僕- 塩見自由詩2*10-12-14
光雲- 朧月自由詩210-12-14
忘れ星- 朧月自由詩410-12-13
話しに耳を傾けてよ- ペポパン ...自由詩4*10-12-13
砂上のひと- 恋月 ぴ ...自由詩1910-12-13

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