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光など差していない 過去の白い日に
また 君が そこで何かを眺めている
この 遠い 世界の中で
この 顔に 風を当てた
人としてひとり
何となく 景色に立っている
立ちつくす 一人 ....
風は 何をするのだろうと 見つめていた
風は そこで 言葉もないまま 流れていく
カラフルな 色の ビーチパラソルが 回る
いくつもの 色を あたりに ちらばせながら
私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
明日のことなど 忘れたのだ
誰もいない 暗い 墓場で
凍える 体を ひとり 横たえた


言葉を ....
檻の中に見た
いなかった 誰も そこには
強く吹いた 風は
思いを 私から 奪った
夜の中を 私は歩いた
遠い喫茶を 目指して 歩いた


そこには 誰かが いるはずだと
私は  ....
条約に区切られた海域が
虚無の方角を 指し示す
卑小な 国力を 指し示す
防波堤の冷たい石組みだけが
血塗られた記憶を表面に現した


飛行機の墜落した 場所に
いくつもの 石碑が ....
私は死んだ
生きている だけど屍ではない 
日記に存在した今日の世界を
私はいないから もう 眠ろう 


草村に寝ころんだ
姿形ではない 人間の形をしている  
水蒸気のような  ....
掌には何一つとしてない
私はそこに 色々な夢があった
見えている君には 存在するのかもしれない
姿を思いめぐらせた 頭の
私は 眠りに 落ちていく


それは すきま風の緩んだ日 無 ....
凍える板の間に
手だけがかじかんでいた
こごえるような 冬の 時でも
じゃがいもを食べ
ほくほくしていたい


暗い風呂に沈む
目を閉じながら
流れる時間に 身を 浸して
そんな気 ....
「はやくしろー!!」
それは少なくともライトオンではなかった。ポケットには、レズビアン専用のテレホンサービスのティッシュが入っていて、うすっぺらいレシートは無印良品の茶色のノートのものだった。バ ....
部屋は 黒色
一人 眠る
今日も 考えている
私の こだわりを
私の 胃腸から


夜は輝いている
君に帰る
昨日に抜け出ていく
君の中身を
君の憂鬱で


夜など 曇っている
一人 行こう
今日も ....
僕は眠る
風の 流れを 無くし
ポツリと 眠ろう
渋谷だろうと どこにいたとしても
ごま団子になって 味を 確かめる
それくらいの いいわけだったら してもいい
日の入りから 午後へ
 ....
憂鬱な鼓動を
そこに響かせている


何にもない日の
夢に 落ちていく


輝いた 日没
バス停の 右のどこか


憂鬱な晴れ間をのぞかせている
くたびれたような その  ....
豪雨が来た 夜
眠りに崩れ落ちた夜
雨粒を 見つめるのだろう
この夢の中に あるものとして
憎しむことすらそこになく



こうしていたいんだ 小春日に
子供の まだ 傷ついた ....
浮浪者にされた自分へと
眠ってしまおうと私は考える
意味ですらもない それは 海辺でのこと
睨み付けている 子供の瞳のようだった


防波堤でキャスターマイルドを放り投げ捨る
あの時 ....
逆光の色など美しいわけがないと、
絵画を見つめながら私は呟く。
私の絵画が目の前には実体として確実にあるのだが、
夕暮れの、緑色の丘における、
涙色をしたため息を吐かされている。


 ....
生きてもいないこの世界に
君は 何を思うのか
私は 何も思うことなどできない
ああ君であることのそのほかには


そこで 私は タクシーの窓を開け放ち
ニューヨーク全体の風を受けていた
 ....
自分の屍の未来を
歌った 私は
街をさまよう
私は かき消されていった


大バーゲンセールの閑古鳥を
たった ひとり
夢すら 持たずに 私は
あなたの声となり さまよった


 ....
やがて私たちの興奮は冷めてきたので、死にかけたバスを田んぼの方に流した。バスはしばらくじっとしていたけれど目を放した隙に知らないどこかへといってしまった。


楽しかった週末も終わり月曜日の ....
アイスノンで、
君ふっかつ。
ナニはなくとも健康第一。
ボクもそんな気ィしているナ
ふんふんふん♪
ランランラン♪
たんたららん♪


芸人根性丸出しでネタ出そうするやつぁ好きじ ....
黄色い目で
君は何を
群青色の瞳で
赤紫の紙きれで
君の瞼は
何を物語るのか
教授する瞬間
受注する瞬間
承る瞬間に
私に夕暮れ
子供に生唾が
唾液のように垂れる
氷山の氷が
 ....
蛙が跳ぶのを見つめながら
小川の脇を歩いていった
トンボが飛んでいて
今日の景色は 神秘的でいて 美しい
私は煙草を吹かして
喫茶店の中で 眠る
古くからある 線路を 子供が通り抜けて ....
何もない街の中を歩くと喜びがにじみ出る
言葉を無くした人間のようでいて 悲しい
今日は強い日差しが降っていた
アルバイトから帰ってくる若者たちの 明るい顔
君たちは 何を求めて 生きている ....
きらきらと留まるものを見ているのなら
手を伸ばさず 歩いていくのなら
近道ではないかもしれない
それは 近くにあるんだろうと 知る
川の畔に 綺麗な鳥が飛んでいくのを抱き合って 見ていた
 ....
ビニール袋を首から提げて眠りにつく
私はとても眠かった
私は寒いアスファルトの中を 一人で歩かされていた
白い息が赤いポストに強いコントラストを作り出している


私は今日も眠い
1 ....
私は今日も終わる
夜明け前の 世界で
寂しい微笑みを浮かべさせられながら
私は 今日も 終わるのだろう


世界は地獄だ
迷路の出口を 走り回らされた
夢が生まれる
希望は だけ ....
夢の中で何かを思う
私の心は少しだけ幸せなのかもしれない
全くといっていいほどにラジオの読まれないハガキに
夢の中で その声を 耳にした
いつもの定食屋のおじさんは
声をかけてきてくれた ....
眠い思いで電車に乗って
どこに帰るというのだろう 僕は
橋を渡って そして
今日も 広い 川を越えていく


詩を書こうと思ったのは10年前のこと
僕にとっての詩は何でもなかった
 ....
時の隙間に迷い込んだ男は私なのか。私はもう定時だから帰りたかった。回りは上がろうとはしない。売り上げの上がらない会社にいてもしょうがない。もう辞めるべきだな。電話が鳴る。誰か取れよ。俺は疲れたんだ .... 私は飛んでやってきたんだ
聞いているかい
欲しいんだよ 君が 私は
楽しんでいるかい 今日も孤独だ 
遠くに山が 私は見えない


イギリスやオランダの商船
負けじと出航するよ 私 ....
違うというのなら誰かここで明確に説明してほしい
私は少し焦りすぎていたような気がする
今は みんなに悪いと思う
砂場が見えた 一人で 子供が遊んでいる
俺なのかもしれないと思った あれは  ....
salcoさんの番田 さんおすすめリスト(179)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リバー2- 番田 自由詩211-1-28
黄土の- 番田 自由詩111-1-13
寒い日の夜- 番田 自由詩311-1-8
あなた- 番田 自由詩211-1-7
堤防- 番田 自由詩411-1-4
眠る- 番田 自由詩310-12-29
君が、もらう- 番田 自由詩310-12-26
今日はテムズに口笛を- 番田 自由詩210-12-14
サークル仲間とカラオケボックス- 番田 自由詩210-12-13
君に、指先を告げた、私- 番田 携帯写真+ ...310-12-11
ふぞろいの私たち- 番田 自由詩210-12-10
街の隙間- 番田 自由詩310-12-10
レモン色の街- 番田 自由詩310-12-8
赤い船の着く堤防で- 番田 自由詩310-12-7
静物画家の日記- 番田 自由詩210-12-2
12月のマンホールのつぶやき- 番田 自由詩310-11-29
忘れられた日の話- 番田 自由詩3*10-11-28
白色の雲たちがやってくる街- 番田 散文(批評 ...3*10-11-26
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何か荒れ果てた- 番田 自由詩2*10-11-22
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夜の海で- 番田 自由詩310-11-14
平日の青年- 番田 自由詩410-11-13
最終電車の窓の向こうに- 番田 自由詩410-11-12
ディスプレイの裏側で- 番田 自由詩310-11-10
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