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0.はじめに
例えば外を歩くという行為を考えてみよう。その際私は歩く場所として歩道を選択し、車道は歩かないだろう。そのとき、歩き方は「人間は歩道を歩くべきだ」という一定の社会的な規範に従ってい ....
ぼくに見えてる"青"と、あの娘に見えてる"青"は、"同じ青"だろうか?
幼いころや思シュン期にそんなことをぼんやりと考えたことのある人は ....
あたしが初めてそいつに会ったのは、学校に上がってからでしてね。
昔の親は貧乏に忙しくて、幼稚園児に弁当持たせるので手一杯。湯気立て
て遊ぶ子ども捕まえて、字なんか仕込む趣味もありませんでしたか ....
傍らを男の子が追い抜いて行った。
{引用=危ないじゃん。しつけの悪いガキ、転べばいいのに。}
黄色いショッピングかごを取って、赤いwelcomeマットレスの上に
立った時、気づいた。3秒く ....
口語自由詩の世界を構築するために過去の詩人たちの苦悶格闘に関しては詩をよく勉強されているらしい人たちには言わずもがな なので勉強不足の私からあえて論ずる必要もない と思います。
ところで、TS ....
春と修羅について「修羅」という言葉をキーワードとして思うところを書いてみました。
1924年 宮沢賢治27歳の処女詩集
「春と修羅」 自費出版のこの詩集の中の2編に賢治は己の姿を描写してい ....
{引用=モンキーズ・ダイジェスト}
エステティックサロン ビッチクラフト代表 竹野ユメ講演
「美の魔術師と呼ばれて」より抜粋
(略)体内物 ....
{引用=モンキーズ・ダイジェスト}
故・鳥丸孫一郎氏回想録「わが温故知新」より抜粋
ここはメタセコイアの群生する山の深奥。遥か下方のせせらぎを木立
の虚ろと鳥の囀りの ....
その日の記録。
宮城県沿岸部某市内,内陸部にある職場にいた。
ちょうど子供らは午前中で解散。仕事区切りをねぎらう昼食会の担当になっていたので,予約してあった菓子と飲み物を店に受け取りに行っ ....
西日が明るい内に黙々と、母娘はガレージセールをしまい出す。陶磁器
がカシャカシャと、昨日と同じ音で擦れ合う。
週末と祝日の三日間、足を止める者は滅多にない。他家の廃品を漁るよ
うな構えでもな ....
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ....
まず、冒頭で今回の東北関東大地震で被災した方々に心よりお見舞い申し上げます。
現代詩フォーラムはメンバー数が大変大きいので、メンバーの方でこの地域にお住まいの
方がいらっしゃるのではと考え、今、色 ....
【批評祭参加作品】平川綾真智「胎児」について
黒崎立体
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=228731
それは雪の、あまりにも美しく、痛ましい照り返 ....
聞こえて来るものがある。遠い過去から聞こえて来るものがある。それでもそれは今ぼくの耳元で鳴っている。ノイズ。新宿のエスカレーターを下っていく友人を見ながら、私は友人がこれから会いに行く人のことを考えて ....
寺山修司二十歳のおりのエッセイ(「カルネ---<俳句絶縁宣言>」)に「美学をぼくはVOUクラブで学び、…」という一節があります。「VOUクラブ」は北園克衛が結成し、詩誌「VOU」を発行して ....
※詩という創作活動はどのあたりから始まるのだろうか。
詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換の会議室で「あなたの詩の書き方をステップをおって説明してください」とういうテーマの時がありま ....
吉原幸子が亡くなってもう何年になるだろう。その吉原と近しい間柄だった石原吉郎が亡くなってからでもすでに三十年が過ぎた。一年がとても早く、時代の移ろいのスピードが加速度的に年々増してきている気がする。 ....
とても好きだけれど、真剣に読めば読むほど後ろめたい気分になる詩がある。自分の核になっていたはずだと思っていたのに、今の自分からは遠い、そんな詩がある。
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
....
西脇順三郎は「詩的な美」とは何か、について次のように言います。
{引用=
「その存在は一つの抽象的な、眼にみえない理論的な(譬えれば、原子形のようなもの)フォルムである。それは通常の経験の ....
ここのアカウントを貰って、再び書き始めたとき、過去作は絶対に投稿しないと心に決めていました。けれども、ある話をするために自分が10代のときに書いた詩を再投稿することにしました。ただ、自由詩として投稿 ....
*
ケータイてふしぎ。緑やら黒やらちいさくひかる固まりを手にとりそれぞれの速度でひとは文字をなだれこむ。きみの分身をうすくふりつもらせる。地上絵はモザイクのこうずいみたいで。 ....
{引用=
「……十九世紀においては、詩人は文明からの逃避者として現われ、二十世紀にあっては文明の批判者として現われていることに注意しなければならない。イギリスのエリオット、オーデン、スペンダー、フラ ....
盗作するのを見たことがある。
十代の頃 その人は たまたま入った文化部で
たまたま詩集に作品を出す必要にせまられて
それなりに気に入ったものを書き写していた。
非売品の学校の文化祭でだけの詩集 ....
{引用=わたしら製菓は社長(渡白弥三郎 59歳 魚座)以下6人の零細企業である。
今日は上半期を振り返っての反省会をした(於やきとり小政)。}
議題? 陰毛サブレ
= サブレ生地に若い女 ....
初めて入れられた留置場の雑居房の 小さな窓から街の灯りがこぼれ落ちる夕暮れ、俺は隣にじっと座っていた随分と顔をくしゃくしゃにして話す爺と暇な時間を潰すために話を始めた。「光り輝く神が此処に居たって、ニ ....
猿子 「詩はお肌に良くないですね、髪は速く伸びる気がするけど」
流砂子 「そうね。あたくしの主人は詩なんぞ解さないへっぽこですから、あんなに眉が薄いのだわ。気味が悪いくらい」
猿子 「智恵子抄なん ....
{引用=人は誰でも他人の黒衣。操っていると思っても、操られている。
阿呆のからくり糸巻車。
そろそろ時が来たようね
中世から、このてのひらの上の地図まで時がなぞる、阿呆の船の輪郭。
ガリレオ・ ....
{引用=産}
さて女王だが、日夜の狂態に目は隈取られ歌い皺が眉間と頬に刻まれ、
幾度と香油をすり込んでも肌から瑞々しさが逃げ、豚のように食べてもや
つれ{ルビ鱶=ふか}のように飲んでも渇き ....
≪テーマ ; ポロシャツはダサいか≫
関東びと 「はい、襟があるとこがダサい」
近畿びと 「襟はパリッとしてませんとな」
東海びと 「釦もだせゃ〜で。駱駝のシャツみてゃ〜で」
九州びと 「 ....
わたしの家族は、みなそれぞれにパソコンを持っていて、わたしはといえば、専用のものはないのだが、家族供用とされた一台はもうほとんどわたしだけが使っているので、実際はそれがわたしの占有のようになってい ....
高梁サトルさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(57)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩作行為の倫理学
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葉leaf
散文(批評 ...
5*
11-10-15
なあ、ところで信号機のどの色が青だっけ?(交差点に差しかかる ...
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ツ
散文(批評 ...
4*
11-9-16
_を
-
salco
散文(批評 ...
5*
11-9-11
ノイズ
-
salco
散文(批評 ...
10+*
11-7-15
口語自由詩における写生についての問題提起
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6+*
11-7-13
「春と修羅」についての短い散文
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6
11-6-6
マイ・レヴォルーショナル・エステティック
-
salco
散文(批評 ...
4*
11-6-1
眠り姫
-
salco
散文(批評 ...
2*
11-6-1
五十日目の日記
-
縞田みや ...
散文(批評 ...
29*
11-4-29
連れて行かない
-
salco
散文(批評 ...
4*
11-4-1
詩人から詩人へ_1_/_掛川_享嗣_氏_to_木立_悟_氏
-
小野 一 ...
散文(批評 ...
5*
11-3-28
宇宙論とポエジー
-
ばんざわ ...
散文(批評 ...
4+*
11-3-21
雪の照り返すこと———黒崎立体_“平川綾真智「胎児」について ...
-
葉月二兎
散文(批評 ...
2*
11-3-17
【批評祭遅刻作品】殺し、やわらかい雨の中で(山茶花オクリ讃1 ...
-
渡邉建志
散文(批評 ...
5*
11-3-9
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(6)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3
11-3-7
【批評祭参加作品】無意識と創造性
-
……とあ ...
散文(批評 ...
7
11-3-6
【批評祭参加作品】石原吉郎の可能性_ー石原吉郎試論ー
-
石川敬大
散文(批評 ...
6*
11-3-5
【批評祭参加作品】いい仕事の核
-
深水遊脚
散文(批評 ...
4*
11-3-4
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(5)
-
藤原 実
散文(批評 ...
6*
11-2-20
共感と励ましを詩にしていた頃
-
深水遊脚
散文(批評 ...
4*
11-2-18
1ビットにもみたない手紙
-
ねことら
散文(批評 ...
4
11-2-11
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(4)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3*
11-2-7
なんだろう
-
砂木
散文(批評 ...
6*
10-11-26
モンドセレクション金賞を目指して
-
salco
散文(批評 ...
3*
10-11-15
雑居房の英雄
-
……とあ ...
散文(批評 ...
4+*
10-11-12
☟ダブルアカウント・猿子と流砂子☞
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salco
散文(批評 ...
3*
10-11-1
演劇の有用性について
-
salco
散文(批評 ...
3+*
10-10-18
Queeeen
-
salco
散文(批評 ...
3*
10-10-5
ラコステ遊(すさ)び
-
salco
散文(批評 ...
8*
10-9-9
妹とパソコンのこと
-
はるな
散文(批評 ...
10+
10-9-2
1
2