上上下右上BCBA下上上上下AB
右右右右A右右AABB右B下上B
下下下上上下右左下左上右上下左
左右下上上下右左A左A上下BBBC下上B
BBB下BBBBBBBBBBB上BBBBBBBBB ....
あんなに憎んだ女の夢を見た

あいつも私と同じくらい

私を憎んでいるはずなのに

なぜか二人は仲良くお好み焼き

目の前で焼かれているものは何?

せめて夢の中だけでも

上 ....
数字を憎み
0を愛する
僕の矛盾

願望の統一
また創まる
ほら起きなさい、と
布団をめくったら
息子が石になっていた
くしゃくしゃパジャマの真ん中で

小さな石だ柔らかい色の
まだ磨かれも割れてもいない
服着せようにもサイズが合わない
 ....
私は素手で土を掘った
逆さ剥けから血がにじんだ
さらに掘り進むと爪が剥がれた
赤土は血を吸いながら悦んで湯気をあげた

肥ってはいるけれどゆがんだ芋虫が
私の掘った穴から這い出し ....
カーテンを閉ざしていても
朝の光が私を射しつらぬく
身体にまとわりつく夢の片々と
汗くさいパジャマを脱ぎ捨てよう

熱い味噌汁 炊き立てのご飯
納豆にはネギをたっぷりと
毎朝 ....
飯を炊く

明日生きていたら
チャーハンを作れるように


米を研ぐ

多分
その間は
米を研ぐことしか
考えていない


白くにごった水を
捨てる
白くにごった水 ....
男には
オレ

わしとか色々な呼び名で文字地平を歩けるのに
女の子は私とかしかなくて、あえて僕と書いたりすると女の人が言ってたので
うむむ、わからん
でも男も辛いのよ
なんて
これは ....
とても淋しい人と会って
とても淋しい話をした
とても淋しい店でした食事は
そこそこに美味しかった
それからとても淋しい歌を歌って
とても淋しいさよならをした
目の高さで手を振ると
そ ....
僕らは嘔吐されたポトマックだ。
トーストとインスタントコーヒーで朝をはじめる。
そしてすぐに夜がくる。
僕らは昼をビッグマックでやりすごす。
(人はマクドナルドのみにて生きるにあらず)
 ....
 

ぐるぐるまわる世界で
立ち止まるなんてこと
しなきゃよかった
空が広がって



     何人もの君への想いを
     愛しているかもしれないこと
     と唇から綴 ....

 おなかがすいたらごはんをたべよう↓
 よ              そ
 た              で
 な              も
 か              い
  ....
 


  野に、球
  と書いたのは清水哲男だったかわすれたが、
  日本シリーズもたけなわで、
  今日はいよいよ第七戦、西武が勝っても、
  中日が勝ってもちっともおもしろくな ....
ボタンを押す瞬間
産業革命は
再生される
今日夕メールを打つ
産業革命

とはいえ、そーいうのをシステムに巻き込まれてるてな説教はうんざりで、今日もまた頭くるくる産業革命

日々実感す ....
直線的なカーブばかりが続く汚い流れを
泳いでいた僕がいつか 空を見れば
それだけでもう
鏡の前に立って
脱がない服の際をなぞっているのだから

小麦をこぼしながら走り去るトラクターに
か ....
ネオンの中にまぎれてばかりやと
体に悪いって信じててん

今日なんか変なルートたどってるねん
あのままじゃ、きっと
なじみのないBARで
40代の男の近くに
しらじらしく座りそうやったわ ....
ますます吐く息を白くして近づく そして
炬燵の中の猫がのびをする
香りはすべて あたしと共に在る
ただそれだけなのに 中央分離帯の樹が気になる
排気ガスくさい こたつはねこくさい

ブルガ ....
スキップを置き忘れている
忘れえない蛹の心
乾く前に毟り取った羽
むせた猫にも
ピーナッツの殻まで
最近どう
とか、切り崩して
魔性の種を植え付けてくれ
ノート端の汽車に乗っ ....
貫いた後で
さっとすだちを一搾り


おかえりはまだかしら


食卓の前でわたし
もう抑えきれなくて
ぎゅっと握ってしまうの
あたしのしんぞうには
たまごをいっこかっていて
ママがいうには
たいせつなひとのために
とっておきなさいって


あのねママ
そのたまごは
かえるの?
もうすこしで
なにかが
 ....
ブルドーザーには菜の花がよく似合う
はずだったのに
背の高い草にかこまれて
しんみりと秋の花が咲いていた

あおいカーヴをえがいてぼくたちは
しろい凧のように伸びたりちぢんだり
拡散 ....
                  「メリーゴーラウンド」 12

  ごめんね

見覚えのない人たちが
みんなわたしのことを知っている
という状態が
こんなに落ち着かないなんて
想像 ....
現存するものとしては
最後のヒメギミ

中継映像
物音ひとつしない部屋に
ただ一人のヒメギミ

ふわり
優雅なパニエは
裾がゆらいでる
注視かたずを呑む

23:05
 ....
嵐のいった後はいつも
いろんなものが電線に引っかかっていて
奇妙な陰だとか
擦り切れた音だとか
さっきまで巻かれていた自由なもの
全部
西日を受けてしなだれている

多分みんなが
風 ....
僕のなかで名もない何かが暴れている
鎮めるための唄をうたっておくれよきみ


タイムカプセルの話なんか持ち出したりして
そんなんじゃいつまで経っても
掘り起こすことなんてできやしないさ ....
100円玉2枚と10円玉何枚かを
レジのお姉ちゃんに渡して
ブランコの上で開けるプリングルスが
俺の中学校の時の夕飯だった
ある火曜日俺はいつものようにプリングルスと
その日はココアシガレッ ....
孤独が好きな人など、どこにいるのだろう。と思う。
みんなどこかで。小指ひとつの重なりで。
つながっていたいのだ。

自分は今こうやってパソコンの前に座って、ぺたぺたとキーを打っている。
誰か ....
 

おうい

て声が聞こえる
聞こえる

振り返らない

熊が山を降りてゆく
呼ばれたわけでもないのに

呼ばれたのは
君じゃないのか
とさっきから
そこでしゃがんでい ....
祖父のあとをついていく。

海を見渡す墓地で、親せきたちが鎌で草を刈る。わたしも草を刈る。

母が野の百合を、見つけ出した墓に供えた。

波は白い。
風の音。わたしは平野に立つ。西の空は錆びた色をしている。

離れたところ、陸橋に車が列を作って走り去る。月が風に揺れている。風の音が、遠くの車の音が、わたしの耳の中の音が、入り交じっては、かき消さ ....
あとらさんのおすすめリスト(518)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Ox- ポチット ...自由詩4*04-10-27
反転- 快晴自由詩4*04-10-27
矛盾- 松本 涼自由詩4*04-10-27
投石- 宮前のん未詩・独白14*04-10-27
赤土の唄- 佐々宝砂自由詩1104-10-26
朝の言葉- 佐々宝砂自由詩304-10-26
飯を炊く- ピッピ自由詩8*04-10-26
フレル- 石川和広自由詩3*04-10-26
淋しい人- たもつ自由詩4004-10-26
ゲロは便所で- がらんど ...自由詩404-10-26
着想- AB(な ...未詩・独白604-10-26
おなかがすいたら- いとう未詩・独白1304-10-26
- 天野茂典自由詩504-10-25
歴史的ひび- 石川和広自由詩2*04-10-25
割り箸の飛び方- 合耕自由詩304-10-23
おやさいかって_まっすぐかえるわ- 木葉 揺自由詩20*04-10-23
自然考- 吉原 麻自由詩404-10-23
たまご- クローバ ...未詩・独白5*04-10-22
貫いた後で- Monk自由詩204-10-22
たまご- ピッピ自由詩604-10-21
十月に- 角田寿星自由詩304-10-21
ごめんね- アンテ自由詩6*04-10-21
ヒメギミ_#02- Monk自由詩804-10-20
風を待つ- サカナ自由詩1704-10-20
邂逅- 本木はじ ...自由詩404-10-20
神様、二番地で消えて- ピッピ未詩・独白704-10-20
どこにもいかないで- umineko自由詩1304-10-20
連音/脂喰坊主_と- AB(な ...自由詩704-10-14
- 光冨郁也自由詩12*04-10-11
平野- 光冨郁也自由詩6*04-10-10

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