すべてのおすすめ
ショパンを弾いて
ノクターン
振り向かないでそのままで
夜をつむいで
夜をつないで
けして何処にも逃げないように

ショパンを弾いて
指先が
わたしを思い出さないように
雨をほどい ....
ふざけて
どっかの誰かとジャレ合ってた君が

急に心配そうな顔するから
切なくて

切ない微笑みしか浮かべることが
できなかったじゃないか
オレンジに光る茸のしたで

ヤンキーが浜崎を語っている


四人も揃ってすることといえば


麻雀じゃないか

賭け事じゃないか


オセロじゃないか 

できないじゃな ....
かなしいものなんて
ボクにはないよ

やわらかいものなんて
ボクにはないよ

空に
一杯に手を広げ
防波堤のひらたい丘で

じりじり
ボクは乾いてく

太陽を
こんなに間近 ....
東の空が明けるころ
あなたはまだ
真綿の中で眠っている

朝の日のひとすじが
あなたの頬を
さくら色に染めて
はやく春がみたい
と言ったあなたよりも先に
春をみた
曇り空のむこう あおい あおい たまり
切れ切れになって揺らいだ想い出を抱きしめて小さくなった
今日の日は もう 帰らない
ビスケット生地の甘さ
やわらかい青
赤いチューリップ

幸福感にも似た
さみしい音のする 午後
ゆっくり 歩いてみたけど


あたしたち
不器用な感じが
似てるかも しれない
 ....
たばこをやめたら体重が3キロ増えた
補正したばかりのボトムスが
みるみる合わなくなってしまった
そのことで取り急ぎ困りもしなかったが
そんな理由から冬に始めた散歩は
春を過ぎてもまだ続いてい ....
私は二人姉弟の長女で
両親にとって初めての子
だから
傷つかないように
壊れないように
ふかふかのブランケットに包まれて育った


二十一歳になる私は
料理が出来ない
結局
一番 ....
ねえ、ねえ、オセロやろうよ
オセロ
ねえ、これ赤にならないよ
この白も
この黒も
どうやったって赤にならないよ
赤にならないよ

そうだね、赤にはならなかった
あの時
僕らはあ ....
へらへら笑って煙草吸ってりゃ
明日も御天道さんは昇るのだと
安心しきってるような顔を見せないでくれ

既に恋愛感情は消えてなくなって
そもそも最初からそんな気持ちは無いんだと
安心しきった ....
何時からだろう
みんなと同じじゃ嫌って思ったの



無駄に短いスカートはくのやめました

無駄に高いブランド持つのもやめました

無駄に派手なメイクもやめました

無駄に暗 ....
俺様は草野球チームの四塁手だ
10番打者で四塁手だ
そんなポジションないよとか言うな!
メンバー足りてるからいらないよと言われても
三塁と本塁の間でばっちこーい!と叫んでやる

俺様は会社 ....
君の匂いを辿れば

人ごみの中でも

すぐに見つけることが出来るよ

それは香水とかのコピーじゃなくて

君の存在から溢れ出すものだから

他の誰のとも似つかない

君だけのオ ....
もう居ない人の事を考える



君は


交差点の向こう側


人込みの中ひとり


振り返って立ってる



悲しそうでもなく


笑ってるわけでもなく

 ....
言葉の力は恐ろしいもので
たったの二文字が人を傷付ける
ジャブの様に腫瘍の様に
少しずつ体を蝕んでゆく

「ウザイ」
「キモイ」
「臭い」
「馬鹿」
「デブ」
「チビ」
「ブサイ ....
鼻毛出てるよと言われた。
まあいずれにしろ出ていたので善しとした。

体調の悪そうな亀みたいと言われた。
まあいずれにしろ亀は好きなので善しとした。

あなたっていつも煙草吸ってるねと言わ ....
先生、誰も来ない放課後です

理科室は薬品の匂い
閉められた
暗幕の心地良い温度

埃が泳いでいきます
気だるい午後です、先生

魚になるにはどうしたらいいですか

答えの出ない ....
誕生日おめでとう
渡した黄色い包み

中には白い帽子

大丈夫
髪の毛がなくたって
これがあれば

温かいよ
大丈夫だよ

大丈夫だから・・

ねぇ

ここで私が泣いち ....













キタキツネの
ふわふわした
尾っぽのように
跳んでゆく白いキツネの
襟足のような北国の君の姿を
粉雪の舞 ....
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・

「「あ、雪」」
って言おうとした

『あ』


口の中に雪


数えきれないほどの

全国に少しずつ降る


その一 ....
会社というのは、(まぁ)、ひとりでも出来るわけですが、

多くの会社はふたり以上、いる。いる。いる。

かいしゃ、かいしゃ、かいしゃっ、いや、かぞく、かぞく、かぞくっ、

、(まぁ)、ふた ....
僕らはそっと歌い出す
僕らが作ったその歌詞で月を見ながら独りごと
私はあの星取ってきてピアスにするの
そう呟いた妹はあははと笑って輝いた

海辺で私たちが散歩する
私たちの歩いた足跡で浜辺 ....
職場にとても変わった人が入社してきた。
出張者の手配をする仕事。
ひたすらJRや飛行機の発券をする仕事。

そして彼女は
聞いてもないことをよく言ってくる。

「わたし、電車が大好きなん ....
知らないよ!!!
ぼくはまだ無知で白くて真っ白で真っ白で
真っ白で真っ白でいつもお庭をぐるぐる
駆け回っているから

知らないよ!!!
大きい人はなんでも教えてくれるんだけど
ぼくには大 ....
家から
ずいぶん歩いたところに
金魚屋があった
知らなかった

金魚屋のおばさんは
15センチくらいの
お腹の大きな金魚を
ひょいと手のひらに乗せて
「こんなこともできるしさ」
な ....
もう出掛けなきゃならないってのに

まだ、おまえにすがりたい。

冷え切った体がおまえの温もりを求める。

こんなんじゃ駄目だって昨日も感じてたのに。

今日もまた、

お ....
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
とらえようのない
いま この きもち

ふと なみだが こぼれて
あたたかさに おどろく
どこを あるいているのか
どこに あるいていきたいのか


いまは あなたを おもいだし ....
まみれてしまった
人知れず汚れていく生き様
心凍えてもう戻れないと
君は言うけれど
凍える世界にいればこそ
私たちの吐息は白く輝く
だから大丈夫
まだ君は
歩いてゆける
うめバアさんの自由詩おすすめリスト(713)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 高槻 空自由詩10*07-5-5
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あした、春- LEO自由詩37*07-3-20
抱きしめて_あおい- ひより自由詩6*07-2-12
くるみパンを食べながら- ユメミ  ...自由詩3+*07-2-12
真夜中の散歩(2003)- 自由詩3*07-2-12
過保護という真綿- 三架月 ...自由詩12*07-2-12
オセロ- たもつ自由詩1207-2-12
能面ヴァレンティーナ- 虹村 凌自由詩5*07-2-12
回帰- 優飛自由詩6*07-2-12
俺様は四塁手- 新守山ダ ...自由詩2007-2-12
君の匂い- 三架月 ...自由詩6*07-2-12
元々全てなかったように- ビーチ自由詩5*07-2-12
「死ね」- 1486 106自由詩3*07-2-12
まあいずれにしろ。- もののあ ...自由詩43*07-2-3
理科準備室で- 夕凪ここ ...自由詩16*07-1-31
・帽子・- はち自由詩407-1-20
窓からみる- あおば自由詩8*07-1-19
・本日、口の中に雪・- はち自由詩607-1-18
不特定多数のしわよせ- 花丸ぺけ自由詩3*07-1-16
金魚が溺れ死んだ- プル式自由詩6*07-1-8
トーマス- ごまたれ自由詩69+*07-1-7
無知の知- 一絵自由詩407-1-6
金魚屋- チアーヌ自由詩1007-1-5
女々しい俺- カネコ□ ...自由詩5*07-1-5
良い人の国- なかがわ ...自由詩14*07-1-5
こころ_の_きょり- 玉兎自由詩307-1-5
白夜- アマル・ ...自由詩707-1-4

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