心音をメトロノームに
できるなら埋もれていたい
いつか来る安寧のなかに
僕のクラスの女子全員が力を合わせて「僕のために」つくってくれた
シーフードピザを独り占めしたいんだ。



女子達が
みんなで
シーフードと
苦戦してる


その間
僕は別室の ....
梁にしがみつく蝶を引き剥がすたび
親指と人を指す指が情けなく震える
コロシヤシナイカと懼れながら
ただ善意を偽って助けようとして
羽を掴む、その度に
燐粉が指先に着いてしまい
その後でゴシ ....
歩みを止めて
立ち尽くし

しゃがんでしまった

立ち上がらなきゃ

そう思うけど
思えば思うほど
立ち上がれない



いいジャンプをするために
そうだ
いいジャンプす ....
いち、にい、さん
カウントをする
いち、にい、さん


意味
にかっこをつけてみる
「意味」
無意味なふるまいだ

きみの場所はとっておいてあるからいつでも
すきなときに
でき ....
夜が深まる、深まる
空が隠れる
るるるるるって聞こえる
るばっか言ってんじゃねぇよ
って聞こえる

るるるるる
ふふふふふ
女性が小さく笑う声が聞こえる
眠りに誘 ....
せかいは綺麗じゃないねぇ ああ とっても綺麗だ
受け入れられないって泣いたり 怒ったりしてるよ 人
君は冷たいねぇ 人の波 そうかなぁ じゃあ聞くけど、ビブラート
本当のやさしさって何だい? 本 ....
僕は英語が分からない
だから読まない

解る人は
ちょっと鼻にかけて
僕に見せくれる

ばーか
それ、メガネだよ
と、思っていても

僕は解らないことが恥ずかしくて
何も言えな ....
高級感丸出しの車に体を預けるより、それに比べては多少いい加減な作りのオートマに乗るほうが安全な気がする
貧乏性なのか、それとも値札が走っているのが気に食わないのかはわからないが
とにかくごわごわし ....
なにもどうもしてないさ
それがほんとうのぼくというのなら


なみだでぬれてはいないかい
ニュースがあふれている、いま
新聞、テレビ、それとインターネットも
いま、踏んだコンクリ ....
世界の濃度が濃くなるから、酸欠だなあ。

いとしい、さみしいやあまいや苦いが
おもちゃばこのように極彩色だなあ。


プリーツスカートがひるがえり、恋慕。

TシャツにGパンで ....
責めないで。えー。けー。AK。AK。と彼女は言った。
水しかいない生き物をのードーでー。んでんに。の。と彼女は言った。
島の杉が軋み次第、森を出ます。と言ったのはヘリコプターの操縦士。
遠くのス ....
湿っぽい白に街全体が覆われる
寂しげな鐘の音がして誰かが振り返る
彼女はヘッドホンに耳を押し当てて
向こう側の金色に飲み込まれていく
前歯でがりがり
おなかを削るように鳩サブレを食していたら
怒られた
ほんとうは
笑ってほしかった
車の免許を取るときに
人間が優先です、と習う

それが頭に刻まれて
信号のない道を走る車や
歩行者の青信号で
右折したくて突っ込んで来る車を
よけずに堂々と歩く

車はビックリして
 ....
雨が降ってきたようだ。
誰もが、傘を差している。
ぎらついた欲望で財布を握り締めている。

 君の見つめた世界は、
  ショッピングモールで安物を売ることしか出来なくなってしまった。
 集 ....
ぶらぶらと

行くあてもなく


ぶらぶらと

輝く夜景を眺めながら

なんとなく

ぶらぶら
気付けば夜景の中に


ぽっかりと
穴の開いた心に

街の灯りが染み ....
人身事故開脚
あなたなんでバレエ
電車の中で眠って
あなたなんでドア
辞めても辞めても連結する車両
ふと目を覚ますと汗だくだくで
額を拭う
何かが剥がれる
あなたなんで肉 ....
古い畳の上の
小さな端切れを見ていると
きものをきるのと同じくらい
楽しくなる
五月の空の下を
どこからか 不意に
クチナシの香り
五月の風を感じながら
香りの行方を
探したくなる
 ....
ええ
主人のことは愛していましたよ
もちろん子供たちのことも
なぜこのような事になったかなんて
説明できないわ
(直接的な方法ほど
 恨みが深いなんていいますが)
私が包丁を選んだ ....
冴えすぎた身体 仰ぐ瞳にうつる天井の白さだけが無実
帰ったらコッカコーラ飲もう




握る手のチップで繋がれたラブアンドセーフティ
ネオンの微笑みきょうもあいしてる




 ....
見ないで
僕を見ないで
なんでみんな僕ばかり見るの
両手で全身
ひとつひとつ触れてみる
でも足は止めない
余計に目立つから


子どもが隣を駆け抜ける
子どもはかわいい
僕に評価 ....
かなしいことなんか
ないよ

雨の日にであった
女の子がいった
かなしいことなんか
ないよ
チョコレートバーの
包装を
ひりひりはがして
そこから
むぐむぐ食べていた
わたし ....
最近のボクはこんばんわを忘れてしまった

常に出る言葉はおはようございますとおやすみなさいだけだし
愛してる、なんてもう久しく言っていない

昔、杯を交わしたおまえとは何でも話せたような気が ....
青を求めていた
触れられるブルー

違う、滑り台は派手な赤
玩具みたいで少し残酷な

違う、雲梯はテカテカ光る緑
同じ緑なら地にへばり付く

違う、ジャングルジムは酸っぱい黄
見て ....
するどいエンピツ
つきささない

とがったじょうぎ
なげつけない

ノートにすうじをならべてみて
ほらここから

せんそうのはじまり

てきはあいつだ
けしごむとばせ

ひ ....
ことばとかことばとかことかことばとことばかことことばとかこことかことばことかばとかこことかかことことばとかことばかとかことばとばかことかことばとかばとかことばとかことかばとことことかことばとかこことか .... サイレントミッドナイト
夜が怖くては人間にはなれないわ、と
仔狼を嗜める狼の母親
仔狼は自動販売機を仲間だと思うが
その反応の乏しさに再びいじけてしまう
サイレントミッドナイト
どこに ....
傷があるんですと
ナポリタンを体中に塗りたくる
血にもならない やけに薄いオレンジ色で
むしろ夕焼けなんですと
ひき肉やパスタを弾いて
トマトソースの部分だけ残す

ミートソースの間違え ....
おれ達は絶対零度 マイナス180℃の世界だ

終わりから数えた方が早い
今から断崖絶壁に飛び降りた方が早い

俺たちは真夏の太陽
咽喉がカラカラで砂漠を歩き続けても
ずっと追いかけて来る ....
さわ田マヨネさんのおすすめリスト(755)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
静かに好きでいたい- 長谷川智 ...自由詩10*08-6-5
シーフードピザ- 青木龍一 ...自由詩3*08-6-2
埋める火の熾き- pur/cran自由詩508-5-17
そうなんだ- 舞狐自由詩11*08-5-13
いちという場所- 友里納自由詩108-5-10
深夜の連弾- 狩心自由詩5*08-5-10
泣き虫の君に- 狩心自由詩308-5-9
嫌いな物- フクロネ ...自由詩3*08-5-9
痔だから、そう痔だから、ね。痔うぜえええええええええいひひひ ...- 風船6号自由詩308-5-9
日々の泡- ゆうと自由詩2*08-5-8
よる- R自由詩208-5-8
再現ドロシー森をブレイク- キリギリ自由詩208-5-6
くもり- 小禽自由詩4+*08-5-6
生平- FUBAR自由詩8*08-5-6
死んでいくパターン- 木葉 揺自由詩2*08-5-5
「諸君、この国は最悪だ」- ブライア ...自由詩2+*08-5-5
なんとなく- 舞狐自由詩8*08-5-5
人身事故開脚- 狩心自由詩6*08-5-4
移り香- フクスケ自由詩108-5-3
あかさたな限界- RT自由詩408-5-1
ネオン- オオカミ短歌208-4-30
下り階段- つばくら ...自由詩3*08-4-29
雨のち、チョコレートバー- Hitotsuyanen ...自由詩808-4-29
さーせん- 仲本いす ...自由詩608-4-29
色鬼- 木屋 亞 ...自由詩2*08-4-27
さんすうせんそう- そらの  ...自由詩10*08-4-25
こことかことばとかばなのかばのことばかのこことかことばとかば ...- 太郎本人自由詩1208-4-25
サイレントミッドナイト/035- ピッピ自由詩208-4-22
風景に消える心- 狩心自由詩3*08-4-22
右往左往- 狩心自由詩4*08-4-22

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