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おやすみなさい

同時に寝る

こんな奇跡的な幸福

かさねられることが

また幸福だ

おやすみなさい


同時

ふたり

ふたりだけ

同時

ふとんが ....
ぼくはじぶんを試していない

ぼくはあなたを試していない

ぼくはぼくらを試していない


衣服ばかり見ていた

肌を見ると噛みつきたくなるからだ

でも手を繋いでいた

肉 ....
きょうはどないや

おまえの宇宙の出来栄えは

なあ?

大好きやで


人生ってもぐらたたきみたいや

ずっとたたいてんねん

たたかれてんねん

未来は変えること出来 ....
空港のインフォメーションを知らせる音がする

人生はひとつの感傷旅行のようなものだ

ぼくは何処へも行きたくなかった

みんな普通に歩いている

それが羨ましくて淋しかった

ぼく ....
まいごのまいごのヒヨコちゃん

駅のホームにヒヨコちゃん

ちょこんとかわいいヒヨコちゃん


あなたのメルヘンまもります

あなたのしあわせいのります


まいごのまいごのヒヨコちゃん

駅のホーム ....
東京に着いた

小学生まで過ごした町だ

二十代にも三年暮らした町だ

やっぱりいちばん落ち着く町だ


とんでもない僻地でも

暮らせば将来

そこは落ち着く場所になるんだろうな

なんだか悲しくな ....
精神の安定

そんなものあるようでない

世界を開ける秘密の鍵

そんなものがないのと同じだ


ないから諦めろ、そう言いたい訳じゃない

幸福について祈るより

現実に立ち向かう人間でいたい、それだ ....
悪い風も良い風もない

風は

放射性物質だけを運ぶのではないのだから

悪い波も良い波もない

波は

津波だけを起こしているのではないのだから


悪いお日様も良いお日様 ....
院長夫婦に預けられてぼくは病院に住んでいた

病室がぼくの部屋だった

おっとりして真面目ないい子だとおばさんはよくぼくをほめてくれた

その夏、病院に大量の小虫が発生した

ちょうど ....
こころが気持ちだと思っていた

こころで気持ちも変わるものだと思っていた

でも真実は違うようだ

脳で気持ちって変わるんだ

さっきのメールを読みながら

いや、削除したときそれを確信した

またひ ....
じぶんの柔らかなところや

じぶんの弱いところを知ってしまったひとを

それでもいいのだと教えてくれたひとを

うしなってしまったら

僕はどんなふうになってゆくのだろう


七年まえから

六年くら ....
夕闇の商店街は青かった

結局ぼくだけが好きな色だった

青い風景に外灯が白かった

夜の外灯よりもそれは美しかった
楽しいのもぼくひとりきり

悲しいのもぼくひとりきり

宇宙の

太陽系の

第三惑星の

そんな炭素の塊の

土くれみたいなぼくだった

守れるのはぼくひとりきりしかいないと思った

傷つけるのもぼ ....
彼女が一生懸命話そうとしているのに
その話すべてを受け入れるほどの体力?元気?こころ?気持ち?がなかった
イラッとして自棄になり破壊したくなるのだった
破壊したらどうなるのか
借金まみれのまま ....
月はひとつしかない

それが嘘っぽく思えた

なら世界には

0か1かそれ以外かの

3種類しか数がないみたいじゃないか

そんなはずなかった

月光なら

月光ならたくさんある

傷は癒えるのだろう ....
ぼくは弱いにんげんだ

だからこころをあたまで処理する

でもそれは

フタをしているだけのお話だ

加圧しているだけのお話だ

300℃でも沸騰しない見せかけの

ぼくは水にすぎないのだ


最愛を ....
時がうごいているんかな

時ってたんなる単位なんかな

かたちやいろが

季節を見せてくれているんかな

それともそれってその逆なんかな

街道の木々が

あたらしい緑をふさふ ....
木はすごいよ

雨にぬれても生きている

腐らない

生きているから腐らない

木はひとりぼっちで立っている


鳥が安心してとまっている

木は鳥に安心している

いのちとはなんだろう

いのちには ....
青い夕暮れ

か細いにっぽんの建物、電線、車の光沢

夕暮れの香

お寿司屋さん、お肉屋さん、お蕎麦屋さん

ふたりでそらが青くなるまで散歩をした

こんなことよりも大切なことなんて

ほんとうにある ....
いつもそこにいる

あたしのこころとおんなじだ

あたしのこころはいつも

あたしのそばにいてくれている


東郷公園よこの坂道

そこをすっとくだってしまうのは

いつも惜 ....
進化、それは種の旅のことだ

過程であるのに果てであるかのように

何千万ねんをかけて旅をしている

それは木々に似ている

木々は進化のものまねをする

さきこぼれる花舞い落ちよ ....
のび太くんに会いたい

ぼくはのび太くんに会いたい

漫画の空のしたでやわらかな描線で

10才の小学生のころのじぶんに

ぼくはのび太くんに会いたい


土管の公園にゆけば会え ....
おじさんの葬式にいった
もう何年も無沙汰していたおじさんが死んだのだった
ぼくは棋士にはならなかった
おじさんはずっと独身だった

泣けてきた
幸せとはなんだろう
ぼくが決めることではな ....
ぼくはきみにいそがしくて

きみをやきつけられなかった

マリーちゃん、かぜがよくなった、会いたい、

ぼくも会いたい

来週むりやりじかんつくって・・・

じかんなんかぼくにつくれるはずなかろうに
 ....
だれかを幸福にしたいという気持ちより

だれも傷つけたくないという気持ちがかつ

弱腰外交とおんなじ生き方をしている

失うものなどほんとうにあるのだろうか

愛のためだけ生きてる訳で ....
外灯よ

おまえはずっと

そこにいてくれてたんか

お帰りなさいくらい

言ってくれや

おまえがだまっていると

また

さびしくなるかもしれへんから


雨の窓辺に

雨粒の色に

雨の音楽に
 ....
あたりまえのように

ふたりで

広い河をゆくように

空をわたってゆく

波にだれかをさがすように

おなじものを一緒に食べるということ


目で歯で

舌で喉で臓器で

からだで

あたらしい発見 ....
ひとりでふたりぼっちになるよりも

ふたりでふたりぼっちでいるほうが

あったかくてやさしくてなつかしい


今という時間に

ふたりでいれば

集中できたんだ


ひとり ....
くるしくても

まえむきにいきなきゃ

第六感でそうおもう

ひとは切実なんだ

まえむきにいきるというのは

たぶんなにかのものまねなんだろう


なんのものまね?


まえむきにいきるためにいきて ....
ふつうのふりして

やすらかなふりして

やさしくはなくなって


アナタガコエヲアゲル


ぼくだけが

けがれてゆく


コンナニヌレルノオレダケカ


あなたは

きれいなままだ


コンナカタ ....
kauzakさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(332)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
同時- 吉岡ペペ ...自由詩912-1-10
純粋- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-4
宇宙の出来栄え- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...711-9-14
空港のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-11
ヒヨコちゃん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-23
悲しみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-22
安定- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-20
風や波やお日様や- 吉岡ペペ ...自由詩311-8-19
腐った弁当箱- 吉岡ペペ ...自由詩611-8-12
醒めてゆく脳- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-11
助けて下さい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-7-16
夕闇の商店街- 吉岡ペペ ...自由詩211-7-16
炭素の塊- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-7-15
応接室- 吉岡ペペ ...自由詩711-4-26
月光- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...711-4-21
見せかけの水- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-4-16
あれあのしろは- 吉岡ペペ ...自由詩211-4-11
木は- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-2-13
青い夕暮れ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-2-7
東郷公園よこの坂道- 吉岡ペペ ...自由詩911-2-6
進化、それは種の旅- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-1
のび太くんに会いたい- 吉岡ペペ ...自由詩711-1-11
夏の思い出- 吉岡ペペ ...自由詩611-1-10
マリーちゃん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-1-5
愛のためだけ- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-24
雨の窓辺- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-12-21
一緒に食べるということ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-11-17
ふたりぼっち- 吉岡ペペ ...自由詩1210-11-15
こたえなんかいっこじゃない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...110-11-14
○○- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-11-12

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