すべてのおすすめ
カートでつぎのホールに向かう
カート道には木漏れ日
森をゆくような気持ちになるのは
ぼくの脳がだまされているからだ
カートには木漏れ日
自然はただ素直に存在している
先週も土曜はゴルフ
....
どうかしたのと
問われれば
べつにとしか答えられない
どうかしたこと
狭い空
窮屈な大地
一点しか見つめられない
夕焼けの海
雲の色
どうかしたのと
問われれば
べつにとしか ....
避難してきたこどもの入園を拒否するひとがいる
福島ナンバーの車をボコボコにするひとがいる
誰も知らない神様にも届かない
そんな場所で誰がために命を捧げるひとがいる
動物や虫や植物たちはどうな ....
日本で二番目に高い山の名を言えるひとはあまりいない
このことは一番以外意味がないというGE的経営手法の説明によく使われる
しかしながらこのことはGEには正しい事実であっても一般的には正しい ....
ヒガンバナが今年も灯る
曖昧を許さない輪郭で
そのくせひどい曖昧を宿す
秋に咲く大輪は葉を持たない
何もなかったところから花火みたいに
茎だけで伸びて
夢見がちなひろがりではじけて、 ....
きょうはどないや
おまえの宇宙の出来栄えは
なあ?
大好きやで
人生ってもぐらたたきみたいや
ずっとたたいてんねん
たたかれてんねん
未来は変えること出来 ....
まいごのまいごのヒヨコちゃん
駅のホームにヒヨコちゃん
ちょこんとかわいいヒヨコちゃん
あなたのメルヘンまもります
あなたのしあわせいのります
まいごのまいごのヒヨコちゃん
駅のホーム ....
東京に着いた
小学生まで過ごした町だ
二十代にも三年暮らした町だ
やっぱりいちばん落ち着く町だ
とんでもない僻地でも
暮らせば将来
そこは落ち着く場所になるんだろうな
なんだか悲しくな ....
精神の安定
そんなものあるようでない
世界を開ける秘密の鍵
そんなものがないのと同じだ
ないから諦めろ、そう言いたい訳じゃない
幸福について祈るより
現実に立ち向かう人間でいたい、それだ ....
こころが気持ちだと思っていた
こころで気持ちも変わるものだと思っていた
でも真実は違うようだ
脳で気持ちって変わるんだ
さっきのメールを読みながら
いや、削除したときそれを確信した
またひ ....
じぶんの柔らかなところや
じぶんの弱いところを知ってしまったひとを
それでもいいのだと教えてくれたひとを
うしなってしまったら
僕はどんなふうになってゆくのだろう
七年まえから
六年くら ....
楽しいのもぼくひとりきり
悲しいのもぼくひとりきり
宇宙の
太陽系の
第三惑星の
そんな炭素の塊の
土くれみたいなぼくだった
守れるのはぼくひとりきりしかいないと思った
傷つけるのもぼ ....
月はひとつしかない
それが嘘っぽく思えた
なら世界には
0か1かそれ以外かの
3種類しか数がないみたいじゃないか
そんなはずなかった
月光なら
月光ならたくさんある
傷は癒えるのだろう ....
ぼくは弱いにんげんだ
だからこころをあたまで処理する
でもそれは
フタをしているだけのお話だ
加圧しているだけのお話だ
300℃でも沸騰しない見せかけの
ぼくは水にすぎないのだ
最愛を ....
木はすごいよ
雨にぬれても生きている
腐らない
生きているから腐らない
木はひとりぼっちで立っている
鳥が安心してとまっている
木は鳥に安心している
いのちとはなんだろう
いのちには ....
青い夕暮れ
か細いにっぽんの建物、電線、車の光沢
夕暮れの香
お寿司屋さん、お肉屋さん、お蕎麦屋さん
ふたりでそらが青くなるまで散歩をした
こんなことよりも大切なことなんて
ほんとうにある ....
ぼくはきみにいそがしくて
きみをやきつけられなかった
マリーちゃん、かぜがよくなった、会いたい、
ぼくも会いたい
来週むりやりじかんつくって・・・
じかんなんかぼくにつくれるはずなかろうに
....
外灯よ
おまえはずっと
そこにいてくれてたんか
お帰りなさいくらい
言ってくれや
おまえがだまっていると
また
さびしくなるかもしれへんから
雨の窓辺に
雨粒の色に
雨の音楽に
....
終わりたくない昼と
始まりたくない夜が
西の空で見つめ合っているような
そんな色だった
手放したくない光と
受け入れたくない闇が
西の空でせめぎ合っているような
そんな色だった
思いがけない桃色 ....
あたりまえのように
ふたりで
広い河をゆくように
空をわたってゆく
波にだれかをさがすように
おなじものを一緒に食べるということ
目で歯で
舌で喉で臓器で
からだで
あたらしい発見 ....
くるしくても
まえむきにいきなきゃ
第六感でそうおもう
ひとは切実なんだ
まえむきにいきるというのは
たぶんなにかのものまねなんだろう
なんのものまね?
まえむきにいきるためにいきて ....
ふつうのふりして
やすらかなふりして
やさしくはなくなって
アナタガコエヲアゲル
ぼくだけが
けがれてゆく
コンナニヌレルノオレダケカ
あなたは
きれいなままだ
コンナカタ ....
建物や地面や活字はちがうけれど
月はきょう満月で
それは変わらないもののように思えた
変わらないものを思えることが
私にとっての旅であった
知らないことも知りたい
だが
変わらないものな ....
言葉を
見つけた
探していた
ジグソーパズルの
最後の1ピースのような
言葉を
言葉を
見つけた
欠けていた
色えんぴつの
代わりの1本のような
言葉を
そっと
近づいて
陽だまりと一緒 ....
過去の事ばかり話すのは
もうやめた
未来の事ばかり想うのは
もうやめた
高い空から降って来る
いくつものYESを
招き入れるために
自分を開こう
自分の底に降り積もった ....
駅をすこし上ったところに
ウィスキーをやれる店がある
バーボンにしようか
スコッチにしようか
いつもすこしだけ悩む
ロックと炭酸水のボトル
それにナッツが運ばれてくる
あなたにこんど会っ ....
立秋は暑い
暑いけれど
風がほどけ
空をおいて
雲が重なる
夕方の影は
....
こんな顔をして家には帰れない気がした
ヨシミは自転車で夜を町を走っていた
お母さんをさがしてパチンコ屋さんをわたり歩いていた
カゴのなんでもバッグにケイタイがのぞいていた
目からなみだがあふれていた ....
煩わしさと恋しさの狭間を
書きたかったのに
無骨な指は気がつくと
穢い言葉を叩き出していた
気ままさと淋しさの狭間を
言いたかったのに
愚鈍な唇は気がつくと
哀しい言葉を吐きだしていた
交差点と ....
相殺しきれなかった存在があたしたちだと思った
相殺されずにのこってしまったのがあたしたちの存在
お父さんのためだけに無駄になるかも知れない晩ご飯をつくっていた
ヨシミはユキオとカワバタど ....
kauzakさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(66)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
素直な存在
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
12-6-3
どうかしたの
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
12-5-26
福島のこと、人間のこと
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-3-3
幻
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
12-1-21
秋の炎は
-
橘あまね
携帯写真+ ...
19
11-10-6
宇宙の出来栄え
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
11-9-14
ヒヨコちゃん
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-8-23
悲しみ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-8-22
安定
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-8-20
醒めてゆく脳
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-8-11
助けて下さい
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
8
11-7-16
炭素の塊
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-7-15
月光
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
11-4-21
見せかけの水
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-4-16
木は
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
11-2-13
青い夕暮れ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-2-7
マリーちゃん
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-1-5
雨の窓辺
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
10-12-21
桃色時間
-
nonya
携帯写真+ ...
18*
10-12-4
一緒に食べるということ
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
10-11-17
こたえなんかいっこじゃない
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
10-11-14
○○
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
10-11-12
異国の月
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
10-10-26
そっと
-
nonya
携帯写真+ ...
16*
10-10-24
感度良好
-
nonya
携帯写真+ ...
7*
10-10-23
バーボンに幸せを
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
10-9-4
秋立つ日に
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
9
10-8-9
群青のサンドウィッチ(_最終回)
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
17+
10-6-27
尻尾
-
nonya
携帯写真+ ...
16*
10-6-19
相殺しきれなかった外灯
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
10-6-6
1
2
3