すべてのおすすめ
レンガのようなブラウンジャケットを着た老人が厳かに部屋へと入ってくる。眼鏡のレンズはトンボのようだ。頭は禿げて芋虫のようなフォルムをしている。彼が私たちの試験官だ。

「トウコウデハシケンチュウノ ....
  遠藤周作様 


 年末年始の神戸への旅を終えた今、あなたの故郷である地で過ごしたかけがえのない時間を無駄にすることの無いよう、僕は自らの弱い心にもう一度、これからの日々の決意をする ....
 初めて散文欄に投稿させていただくので、
まずは自己紹介から行きましょうか。
私はそらのとこという名前を自分で付けました。そうです、ハンドルネーム兼ペンネームであります。由来は端折ります。

 ....
十二月の近いような夕暮れも移ろおうとして、ボジョレ・ヌーヴォーが解禁と言って景気よく人々に振舞われる様な頃、“ツキ”という名の男は綻びもせず転びもせずロビオーラの癖のつよい薫りを愛おしそうに嗅ぐのでし ....  うそばなしが側にいる時はうそばなしについて書いてはいいが創作してはいけない。相手はあのうそばなしである、どんな嘘を吐かれているか解らない、潜入創作官たるものくれぐれも ....  「Nさんはどうしてミュージックプレイヤーなんかに詳しいの?」と同僚に聞かれたが、不眠症だからだ、とは答えない。

 俺は夜になるとくだらない事ばかり考える。たとえば、三日前の会話のとき、話し相手 ....
書いてしまって、また後悔するかもしれないんだけど。
まずはお礼から。
詩学社の破産、廃業の折は、「詩学社を救え!(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136 ....
 魔王を倒すのは勇者だが、神を倒すのは兵隊だ。
 前者は先立つことを恐れない勇ましき人、即ち孤独にして唯一である。
 後者は違う。徒党を組み、個を規律によって{ルビ火飽=カーキ}に塗り潰す。一人が ....
「折り入って相談があるんです。」

昨今この国では容易に学校へ忍び込ことができない。
僕が小学生だった頃よりも夜勤警備員の数が二人ほど増えていた。
ある夜の帰り道。酔いの勢いを利用してフ ....
 この手紙を、送るのに、何人の手を経由したと思う? きっとびっくりするよ。まったくこんな世の中じゃ、何をするにしても一人じゃ、不都合なことだらけです。そっちに荷を送るにしても、国家資料室からスパイが音 .... 批評とは渡り鳥の視点である
批評とはぬくもりを求めて彷徨うハーメルンの笛吹きである
批評とはスーツを着た読書感想文である
批評とはD.I.Yの折り畳みチェアである
批評とは仲間はずれの武力介入 ....
[熱を低温の物体から高温の物体へ移動させ、それ以外に何の変化も起こさないような過程は実現不可能である]
 科学者クラウジス(クラウジウスの原理)

[美はあらゆる所に]
 芸術家ロダン

 ....
 ペシャワール会の行動原理はある意味、9条に裏打ちされたものではないか。
というか、真に平和を希求すると、ペシャワール会のように行動するしかない
のではないか。

 その組織の実動部隊の一青 ....
先日の夜、だったかな。
それとも朝、だったか。

誰も食わねえ北海道みやげのわかさいもをバリボリやりながらテレビをみてたら、
すき屋のCMをやってた。有名な牛丼のチェーン店だ。
そこで俺は信 ....
朝起きてしばらくしたら驚愕しました。というのも両腕と首にびっしりと変な赤いぽつぽつができているのです。夢ではたまに、足にびっちり黒いミミズ腫れができたり手が蟹になったり背中がうろこむしたりするのですが ....  クビを吊りたいくらい不安。
将来とか、学力とか、
ひとつもつかめない、
不安で押しつぶされそう。

三者面談をやった。
それからちょっとおかしくなった、
それで、今に至る、
おかしい ....
占星学の本を紐解くと、各々の惑星が司る、人物像が
浮かび上がってくる。古来の目視できた、七惑星占星術でなく、
科学の勝利した、天王星、海王星、冥王星を少し詳しく見てみよう。

天王星。
科学 ....
いや〜普通に無理っしょ!なんかそう思った。大学卒業、就職活動、卒業制作、なんだかどれもこれも薄っぺらい漫画のようだ。ニートマッシグラお先真っ暗?どうぞ、喜んで社会撤退してやる、模倣犯が耐えない気持ち悪 .... 彼は、わずか17歳でテントにガスを充満させて自殺した。あまりにも計画的な死の、報道では知り得ない事実。彼のすべては電子回路の詰まった1台の箱の中にあった。こどもの日の今日、あの山に慰霊に向かう人々がい .... あまりに何でもかんでも辛いものから逃げるために嘘をつき続けていると連鎖的に現れるいくつかの事にも嘘をかぶせていかなければ気持ち悪いくらいにつじつまが合わなくなってゆくので仕方なく嘘を追加していくのだけ ....  アルコールは好きだが普段あまり能動的に飲むような事はしない。だから、そんな自分にとって友人との小さな飲み会というのは貴重な時間の一つだったりする。ただ、その場が楽しいからこそ、後になって訪れる反動と ....  まぁ、画面の前のそこのあんた、僅少な時間をあたしに預けてみないか。
数ある投稿の中から、この散文をクリックしたあんたにも責任はあるんだ、ちょっとだけでいいんだ、見て欲しいとは思っていない、この文は ....
人間あきらめが肝心。

間に合わないとなれば、開き直りのコーヒーが美味しい。

天気いいし、コーヒーカップ片手にアパートの周りを一周して参ろう。
『BEETLE』中毒がやっと小康状態となり、カップリング曲の『SO(−)DASUI』を聴く余裕を得た。

 「東京」という名の あなたがいるのなら
 胸にとびこみ
 もう淋しくないと 裸で抱き ....
バッカスについて

 ある日展覧会で奇妙な絵を見た。バッカスと題する絵である。中年過ぎの上半身だけ裸の小太りの男の絵。ダンディとか洒落とかいうところは少しもない。そして思ったこれこそバッカスだと。 ....
 天空がようやく白みはじめた夜の終わりに、緩やかな砂丘を白いターバンを巻いた少年がただひとり美しい装飾の柩を背中にのせたアジア象をつれて歩いている。沢山の花たちで飾られた柩の正体はけして定かではないが .... 詩は
また
新しく
アイデアが
浮かびましたら
書かせてもらいます

何か
ネタ詰まりになりました
新作
今ゆっくり
考えてます

これからも
ずっと
続けますので
よ ....
 定子がこの山間の小学校の臨時講師をするようになって、半年が過ぎた。いまだ戸惑うことが多い。それはけして近年盛んに報道されるような子供の素行についてや、モンスターペアレンツなどと呼ばれる極度に過保護な ....  古株の女性シンガーソングライターだけど、僕にとってはまったく馴染みのないミュージシャン。でも今、僕はこの人の『BEETLE』という新曲の虜と化した。

 昨日、車の中で昼飯を食っていて、ラジオで ....
 会社帰りに友人の店へ飲みに行った。8時を過ぎたあたり。20席くらいの店内に、お客さんは1組だけだった。身長の高いこの店のオーナーは、扉を開けた瞬間、ちょっと久しぶりだね、と言う。ちょっとだけ、久しぶ ....
榊 慧さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(122)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
試験中の情事- 木屋 亞 ...散文(批評 ...3*09-1-12
敬愛する遠藤周作先生への手紙_〜神戸旅行記〜_- 服部 剛散文(批評 ...209-1-2
自己紹介しながら詩を語る!?その1- そらの  ...散文(批評 ...3*08-12-29
リヨンの月- aidanico散文(批評 ...3*08-11-21
「_潜入創作官。P._」- PULL.散文(批評 ...5*08-11-15
テレフォン☆ショッキング- 影山影司散文(批評 ...108-10-16
詩学社、そして寺西さん- 角田寿星散文(批評 ...54+*08-10-10
Degital_Evil_Saga-Antena-- 影山影司散文(批評 ...108-10-2
「兎」- 菊尾散文(批評 ...208-9-21
さんばんめ- 影山影司散文(批評 ...108-9-17
よっしゃよっしゃ、詩の良し悪しや- キリギリ散文(批評 ...108-9-14
はじめに- 影山影司散文(批評 ...108-9-12
9条とアフガン- A-29散文(批評 ...3*08-8-29
すき屋の真ん中で「何しとんじゃ吉野屋」と叫ぶ- 角田寿星散文(批評 ...25*08-8-29
ASEMO- ふるる散文(批評 ...14*08-7-25
_学歴コンプレックス- つぐこ散文(批評 ...7+08-7-24
ポセイドンの目覚め- アハウ散文(批評 ...208-7-22
ロンドンからパリへの手紙- aidanico散文(批評 ...208-7-10
現実- 西日 茜散文(批評 ...3*08-5-5
辛くて辛過ぎてもう堪えられない- 木屋 亞 ...散文(批評 ...2*08-5-2
バッドトリップ- 風見鶏散文(批評 ...208-5-2
_トラウマ- つぐこ散文(批評 ...11*08-4-13
「余裕」という名のコーヒー- A-29散文(批評 ...3*08-3-12
「東京」という名の- A-29散文(批評 ...3*08-3-12
バッカスについて- 海野小十 ...散文(批評 ...208-3-12
虚偽と忘却のエピソード- atsuchan69散文(批評 ...8*08-3-10
詩はアイデアが浮かびましたらまた書きます- 妖刀紅桜散文(批評 ...2*08-3-10
春を告げる- 亜樹散文(批評 ...2+*08-3-9
山崎ハコ!- A-29散文(批評 ...3*08-3-7
延長戦と境界線- ブライア ...散文(批評 ...1*08-3-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5