ランランラン
静かな日
大切な思い
喜び

本を読み
料理して
コーヒーを飲む
梨を食す

犬にキスをする
奇跡が起きた
犬が姫様に
変身した。
 
僕の舌に
冷たい
宿舎が建った
 
犬は犬の形を
少し崩して
それを見上げた

今日は良い日和なのに
窓などを開けて
海に行く人もない
 
A−8
ニュークレジーキャッツ はて そは何ぞ
          この地獄の娑婆世界でスマップと呼び///


香取神社に草薙の剣そこへ仲居は女中・・・
       古事記じゃんヶ・・ ....
 
夏交番の
日陰
女は
ゼリーに飛び込む

僕はその人を
お母さん、と呼び
誕生日のような日に
日傘を贈った
日めくりカレンダーを
まとめて捲るように過ぎる
感傷さえ許されぬ日々
疲れた旅人の
マッチ棒のような細い足
先を急ぐ大きな目
アリのように小さく
ゾウのように大きく
い ....
店の
入り口の前に
一匹の犬が
座っている

自分の前を
通り過ぎる
人たちを
じっと
見つめている

まるで
誰かを
まっているように

「いらっしゃい」
「こんにち ....
 
まだ幼い車掌の
ポケットの中で
紙の羊は
長く生きられない

かつては命の一部として
穏やかな日の光を
浴びていた気もするけれど

めー、と
ひとつ小さく鳴いて
もう誰に
 ....
地下鉄のホームで靴のかかとが踏まれてる

なんかいもなんかいも踏まれるのでホームの
トイレの個室へ踏まれながらかけこむ

ホームのトイレの個室でも踏まれる

ああなんだガム踏んでたのか
 ....
ヘルニアを 勝手無流に解釈し
空の散歩をさける毎日

ナメクジは 一人になっても大丈夫
人をつぶしてまた生き返る

くだらない 砂漠の中の一軒家
お見積ります地の果てまでも

ここ一 ....
サイドブレーキを
ぐいっと引いて 
信号待ちをしていた 

隣の車線に停まった車の窓に 
取り付けた 
バネ仕掛けの手のひらが 
びよ〜んびよ〜んと手を振った 

顔も体も無い手のひ ....
泣きはらした様な空が
広がり
あたしのうちまたを
細い暖かい体液がまたながれて
玄関の先の土を濡らしてる
うすぎたない腕を
切れそうな糸のように伸ばし
母が若い稲のようにふさふさとゆれ
 ....
充電したい
携帯電話みたいに充電したい
奴は電源が入ったままでも充電できる
つまり力を蓄えながら働けるのだ
俺もできれば充電しながら働きたい
仕事中にこっそりエロサイトを見てる奴がいた
で ....
                  080527




立葵
夾竹桃
烏瓜
筍掘り
ミドリムシ
やなぎかげ
水の玉手箱
嬉しいたより
小判10枚
偽小判  ....
電球の切れた部屋は薄暗く
机の上のランプだけが部屋の隅を照らす
ゆれる煙草の煙
歪む視界の隅
眠気を切り裂く犬の遠吠えとクラクション
思い出すように右手で銃の形を作る

エアギターエア合 ....
ことばを交わしたい人がそばにいるのに
壁に貼られたメニュー表ばかり見ている
生ビール550円
横顔を見るタイミングだけうまくなる

「いい人」になんかなりたくない
「大切な人」になりたいの ....
おれはひたすら待つてゐるのだ
一筋の沈黙が駆け抜ける瞬間の
余韻に満ちて味わひ深い感動を

たつた一振りで息の根を止める
一瞬の為に費やせる数多の余興
前座どもを一思いに吹つ飛ばす
至高 ....
{引用=
(透明な感性とやらがほしくってそれは犬とか食べても安全?)




ビー玉が散らばる雪の校庭を裸足で乱そう(見つからないように)



息を吸って吐いて吸って吸って吸っ ....
 
 
 
広告のなかで
おばけみたいな女が
笑う
 
きっと今日も
教卓のうえで
聖典が晒されていて
 
朝飲んだ牛乳の
白さだけが
清廉でしたねと
 
地下鉄をくぐる ....
腹に溜まった塩酸を 
真っ赤に中和する勢いで

盲人の丘で 警官たち
血の混じった小便をしている

妙に赤い月が
たまにあくびをする
シードルを口にしながら
彼女はポラロイドになった
白い科白を口に留めて
何を思ってロックを聴いていたんだろうね

空白なら埋めてくれよ
哀しいなら泣いてくれよ
欲しいものがあるなら
世 ....
ああ
レジよ
世界中のレジよ
全世界のお買物よ
日常の消費よ
不断の反復よ
支払い前の人々よ
支払い済みの家族たちよ
おつりよ
払い戻しよ
計算違いよ
反応の悪いバーコードよ
 ....
この部屋は
血みどろです
ふわふわのハムスター
食べかけの菓子パン
ぐつぐつ煮える血みどろ
ねえここでわたしたち
ちゃんと生きて行こうね
バス停で
クラシック、
まきちらす

そばで懸命に
愛を拾ってる妖精
かわいいねきみ
ふんずけてやるよ

ぎゅるりと
目の前で
車が爆発してゆく。
素敵だよね

重なる人間 ....
部長室にはいつも
風が吹いてる
日あたりのよいところで
書類の端がめくれている
窓を開けているのは
たぶん部長さんだと思う

机の上で
ピストルが少し色あせてる
微笑みながら毎日 ....
娼婦の夢あてがう
ひと肌の恋しさ

蛍光灯
コンクリートで
青い影焼いた

泣くのではないよ
どうせ凍る

なら
くるぶしまで熔けた

あの発熱を
思い出せばいい
とろとろに
燃えている、もう
ひとふき、あとひとふきで
したたる
ぜんぶしたた、る、

そこらじゅうが燃える、
燃える!
次のことを知っているのねそんなにも潔く燃えて、したた、る、 ....
街に堕ちた爆弾
君の棺には白い花を入れよう
重油の涙を
燃やしてあげるよ

地に還る屍
其れすら越えた先を飛ぶのさ
いつかの誓いを
救ってあげるよ

瓦礫の向こうに続いてゆく空
 ....
 くるるるるるる・・・ 


羽ばたいて 
空へ吸いこむ
黒影の 
鳩の言葉は訳せない 


 one は one 


   一 は 一 


 「愛」 は 「Lo ....
からす撃ちの銃だってよ
なしてそげなもんで
ほんにのう
銃口を口にくわえたまま倒れとったんだと
あまりよい死に方ではないわな
そうじゃそうじゃ
もしわしだったらネコイラズを食べるな ....
ねぇきいてね
だれもみんなわたしの元を去ってしまった
そのあとでしずかに寄り添って
落ちてくる空の下で

いつもたよりなくって
いつもだらしなかった
雑然とした日々のなかで
たしか、ち ....
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