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娼婦の夢あてがう
ひと肌の恋しさ

蛍光灯
コンクリートで
青い影焼いた

泣くのではないよ
どうせ凍る

なら
くるぶしまで熔けた

あの発熱を
思い出せばいい
ニヤニヤ唇をひいて
太陽が愛想振りまいて 
押し付けるんだ

「特別なことを やりなさい」

茹だった脳で
盲目の夢

誰も
みて
いやしない
夏の
隙間

みてよ
帰省して夏

やつの父いなかったから

急いで帰って喪服着て

線香あげにいった
ら相続税とか保険金とか

やつ大人にしてた

香典とかで
わたしら少し大人して

香典返し ....
寒風が追いやって
落下する陽は

屋上から見える
十字架の影に

もえている もえているのだ

あの方角に
確かにいた
小さくて熱っぽい
手が 

いま またしても

握 ....
菊池ナントカさんのnahoさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
接触想起- naho自由詩207-11-2
茹だった脳は- naho自由詩207-8-17
保険金とか- naho自由詩107-8-5
友人現象- naho自由詩607-8-1

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