寒椿の深紅を映している
 モノトナスな庭に こだまするのは
    絶え間ないタナトスの呪文と
透明な四次元におののく血のなかの声

  DoCoMoの鉄塔を透して見上げれば
 ....
歪みきった感情を吐瀉物に浸して君にぶつけよう。
部屋の隅で膝を抱えて居られるだけの羞恥心さえ有れば充分かそれも直に麻痺する。

男と女を小説に喩えるなら低俗な短編集が幾つか著者はハッピーエンドが ....
ステンのやかんで湯を沸かし
凍った車の視界をひらく午前七時
柔らかさを帯びた空気の向こうに

こっぽり

と浮かんでいるあれは
マリーゴールドの豊潤
あるいは熟れた蜜柑に似た
色 ....
送りたいのはそんな言葉じゃない

もっと何か細胞に進化=この缶詰状態への向側

を齎す様な、ビッグバン

何処かで始まった僕と君とクチビル結合為た事が

うわぁぁぁとなって原子 ....
    あ    わい    ムー    ド
 
 き    みを    だ     くの

    あ    かい    ルー    ド

 し    みが    つ     くの

 ....
でんしんでんしんでんしんでんしん


大っきい音聴いてnightイカレそうなの。


FUZZギンギンに掛けてやんnight死にソウナノ。


あた/しは/でんし/んで/しま ....
。。。。。。。。。。。。。。。


嗚呼ぶっ壊れっ!!このヤラウ とか


時々ドキドキ思っちゃったりして


常軌逸Θ行動とって


御尻ペンペンされるのです



 ....
マイナス、温度。

太陽、光。

月は光をつらぬいて

北の空を白ませて

落下、加速度。

地球の影。

月は光をつらぬいて

北の空を白ませて


ねえねえ、教え ....
そこにいたのです
ただそこにいたのです

シーツのしわのように

ただそこにあったのです




まっさらなワイングラスに
うかんでいたのです

真っ黒なおなかの ....
覚えたての年号を羅列して
自慢げにわらう少女は
昨日みた星のいろを
まるきり覚えていないという

羽根がほしい
羽根がほしい

微風がきせつを連れてきて
合図なんかいらない
気まぐ ....
{画像=110417072954.jpg}



黄色いものが宙に昇り
苦しいものが歩んでいる

ゆけどもゆけども
黄色いものは重たいのだ

ゆけどもゆけども
苦しいものは軽々な ....
たまに大きくでてみたら
すかさず何かが飛んでくる
メッサーシュミットで
ラプターと
互角にわたりあえるぐらい
ものすごい
この人は
でも
あのかわいい少年探偵団の
PTSDを心配しち ....
月まで行ったんだね

でも僕は

なにか嫌悪を感じています

なぜなんだろう

抒情は理想ではなくて

水のように

変化したり戻ったりするものなんだ


負けたくもない ....
あの頃の十一歳は、生理で休むなんて言えな
くて、シャワー待ちのマーメイドギャングを
蛇口ひねって一網打尽。がっさがっさとふる
いにかけて出てきたコだけが五年後も信用で
きる。

そんな気持 ....
ダフ屋のおやじよろしく
少し猥雑な夜へ昇る
赤いゴンドラ君の手をとって

電波錯綜パチンと切って
インターネットの濁流を
泳ぎきるという 決意


僕らの街はぴかぴかの偽物だ!

 ....

ラインドタッチが打てない事は


あな
たに近付けないことの寂しさの


あら
はれなので在りまして、それは



春期に有り勝ちな羞恥心など


とでも
言っ ....
過酷な労働条件の下で
働く君に花をたむけよう
私はいつだって祈ってる
君の幸せを、そう幸せを
愛を夢を金を降らせたい
核爆弾を、核爆弾を。
着脱可能な精神で夜と昼を繰り返したい
希望の面積は年々縮小傾向にある模様
カシオペア座が描く僅かな亀裂
空が落ちたら僕達はどこへ逃げようか

計算に基づく誰かの図式
似たような顔 ....
冬の海、は、切なげ。





写真の色も、藍色で。





遠くで犬が鳴いている。





隣のお姉さんは、綺麗だ。






端正、仮初、フ ....
過去の錆付いた栄光なんて捨ててしまへよ


履き潰した{ルビ後=のち}に、飲み込んでしまへよ



世界は今日も{ルビ何無く=なんなく}廻る


あなたが自殺志願者に成つて ....
硝子を失くした窓の列を
鳥と花と草木が通る


ここは痛みを知らぬ胸
ただまなざしに焼かれるところ


道から湧く音 光まじる音
重なりを解いてはつなぐ音


 ....
夕陽の色
果実の匂い
合成化合物のワックス
ピカピカに磨き上げられた窓に
時代を反射する
七色の油
骨と骨の接続部から
体液と見られる潤滑油が採取される
清潔に加工
真空パックで無味 ....
常に 眼前に 執着せよ
垢抜けた 子の如く
お前の 裏切りに 寛容であるな

月曜 太陽の 白痴ぶりが 子らを
合掌する!
ピアノ線が 割れている 病んでいる
肺病 ベトナム兵士からの  ....
闇にうまれた水滴

   。

 。
      


   。


  。


音階があるならば

   。

 。
      


   。


 ....
ぼくにビールをくれないか
嘘もへったくれもないカタルシスなんだ
爆音イット・セルフの洪水の渦中なんだ
さあ、

夜はブラックで
朝は切り裂くようなホワイトがラメのように
まるでインテルが ....
真っ昼間から夜中まで
入り浸ったよストリップ
あの世もこの世もありません
ミラーボールに照らされて
ヘラヘラ笑っておりました

ピアス落ちてたよ
アリガトウマタキテル
デートできない? ....
自転車はその肢体を空気の隅々まで伸ばし
僕らのささやかな会話は言葉を放棄して
水の海になってしまった
沖へとゆっくりこぎだして行く
すでに失ったペダルを懸命に踏みながら

陸のいたる所では ....
蜂の子の
蜂の子の気持ちの
眠ったまま齧られる
蜂の子の
場違いな
欠伸

欠伸


乳白色の砦から
半透明の世界から
光ですべてにケリがつく現へと
つまみ出されて齧られる
 ....
オレは空き缶を踏み潰す

海峡

空を映す鏡

オレは煙草を食いちぎる


夜の波

潜在するものの実体

昼の光

顕在するものの抽象


オレは空き缶を踏み潰す ....
白猫
――=1より
黒犬

涙量-(36.5℃+35.7℃)=空
=0

また

ボーダーの彼=2シンメトリーの彼

となり

Fen ....
やまぐちふぢ子さんのおすすめリスト(293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モノローグ- 信天翁自由詩207-12-17
永遠の終わりに寄せて- 氷吐自由詩207-12-17
おひさま- しろう自由詩3*07-12-17
溢れているのは言葉か、感情か、ロックか、君への、なのか、其れ ...- manabe kenta未詩・独白3*07-12-13
淡いムード- manabe kenta自由詩5*07-12-4
でんし- manabe kenta自由詩1*07-11-30
暴動like_a_psychedelica.- manabe kenta自由詩1*07-11-28
北の月- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-25
mannequin- エチカ自由詩4*07-11-25
羽根のない日- アオゾラ ...自由詩807-11-25
太陽に- beebee自由詩2*07-11-25
生平- FUBAR自由詩6*07-11-25
かぐや姫- 吉岡ペペ ...自由詩107-11-25
鼓動みくまく- 木葉 揺自由詩707-11-24
アンダーワールド- 藤原有絵自由詩2*07-11-24
内気少年、独白致す。時には馬鹿に成りたくて。- manabe kenta自由詩1*07-11-24
君のために花を- 快晴自由詩507-11-24
「冬の人」- 菊尾自由詩3*07-11-24
I__see.- manabe kenta自由詩2*07-11-21
をrld−えんd−すぺrのヴぁ,い−はて−てぃs−をrld- manabe kenta自由詩2*07-11-19
円軌業音- 木立 悟自由詩9+07-11-17
高層ビルの派遣社員- 狩心自由詩3*07-11-17
悪意に対するグロリア- 奥津 強自由詩307-11-17
水滴- 吉岡ペペ ...自由詩707-11-16
ウィンター・フォール- nm6自由詩707-11-16
ストリップ__永遠の踊り子、ペギー・ルーに捧げる- A-29自由詩4*07-11-16
会話- たもつ自由詩2207-11-15
欠伸- 雨女自由詩207-11-14
海峡- 吉岡ペペ ...自由詩307-11-14
白猫+黒犬- かるび自由詩2*07-11-14

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