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無音なんて瞬間はない
なんていったのは4分33秒のジョン・ケージか


見上げる路線図に刻まれた黄の疵は
痺れ絶えた僕の海馬を流す距離の苦厄紋様だ


ほら
見てみろよ
さ ....
使い捨ての帽子に
ミルクティが付着して
私は
何故か、はっとする
 
余りは沢山あるからと
笑いながら言う
これが人間だとしても
あなたは
笑うのだろうか
 
 
白いメッシュ ....
秒針は
薙ぐのではなく

背後から偲んでつらぬくのです

切っ先に
僕の血をのせて

それを
みらい と言うのです

僕はそれを追うのです

くそくらえと
吐き捨てて

 ....
風が止まったと同時に
少年は小さな石につまずいた
たいした怪我ではなかったが
泣き叫んだ

辺りを見回した
誰もいない
一人で立ち入り禁止の工事現場に
入っていた
日曜日の今日は誰も ....






ひと振れ

蝉の声かな
とおい町外れの
森林から
あたかも
きみとは
まったく
かかわりあいが
ないっていう
そんなふうに鳴いて

そのまま ....
青い窓にハエみたいな虫がとまった
ぷち、と指でつぶしてころす

それだけで
ただそれだけで
きみに話す事はそれだけで

はえがまどにとまったんだよ!ころしたんだよ!

って、ただ ....
爪先で
ぐんぐん進む兵隊さん
胸先に
ばんばん撃ち込む銃弾くん
 
脅えたあなたは
「はい」
を言って
(無理矢理と思わないで)
 
勘違いの鬼は
「だめ」
を与えた
(我が ....
真っ白な切符が出てきた
何も書かれていない
小銭がなかったので一万円札を入れたのに
お釣りは出てこない

駅員さんに文句を言おうと切符を見せると
カチッとスタンプを押して
改札を通して
 ....
死にてーな
とか クダらないことつぶやく前に
たくらめよ
新しいコト
すばらしいコト

ルールなんて 破ればいいよ
ほんとうに守るべきことならば
産まれたときから知っている

突き ....
未来!
僕の足音が
きこえるか?

きみのいるところまで
未来!
なりふりかまわず
接近してゆくから

けして待たなくていい
全速力で
かっとばしていてくれ
いつか
僕がきみ ....
             070731




砂の器に
砂を盛る
砂の台を
飾り立て
沈思黙祷
午前5時

蜩の声がする
夏の朝は気が早い
立ち上がり
走り去る気配に
 ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
プールの底から見上げた太陽
薄く白くキラキラ光って

青い水の中から見上げた君の
細く白くしなやかに踊って

水面から浮かんで見るよ
見てないフリしてさ
でもほんとはじっと見つめて ....
空が滲んでいる
夏の午後の昼下がり
遠くからだんだんと自分の方へ
その暗闇が近づいてくる
あっという間に
滲んだのは空だけではなくなった
明確だった単語や熟語の中を
その雲は浸透してくる ....
放物線と

宇宙の法則。



そのままでは進めない、


言葉は、初速
三千世界の弧を描き、


この世の果ての滝の先。



気持ちはとすれば、大気圏 ....
寒かったけど窓を開けたままにした
携帯写真で空をとったけれど
真っ黒にしか写らない

だから窓をあけたままにした

今日生まれたばかりの太陽の光は
やさしかった

ずっと昔から旅をし ....
今っていう時は
今しかない
それは今じゃないと
出来ないことで
今だから
出来ること

だから今を
大切にしょう
暗闇に稲妻が走る

一瞬の閃光
具象は再び空の色に呑まれ



激しく叩きつける雨音



恵みの雨か

否、これは怒りの雨



宙に放たれた色濃い悪意を
浄化し ....
歪みの国へ行こうか…


いらっしゃいませ
此処は歪みの国

悲しいことが嬉しくなって
嬉しいことが悲しくなる

幸せは不幸
不幸は幸せ

涙は笑顔
笑顔は涙だよ


 ....
ご存知でなかったようですね
新着Eメールを問い合わせた際に
「新着Eメールはありません」と表示された回数は
しっかりとカウントされているんです
そしてそれが一定数を越えた方
ええと非常に申し ....
なんとなく
名前を忘れたら
気持ちが楽になった

苦しみもなくなって
痛みもなくなって
しがらみもなくなって

名無しも悪くない
まるで自由みたいだなって
思えたのは束の間

 ....
詩とは歌とは、私という自我とは
どこから生まれてくるのだろう

まるで雲のように、何もなかったはずのところから
表出と消滅を繰り返し、繰り返して

それはほんの刹那に出現する

私の歌 ....
今、僕は元気で居ます。

僕が元気なのは、

やっぱり、

君のおかげなんだろうね。

沢山の、数え切れない幸せ。

愛情。

優しさ。


沢山、ありがとう。


 ....
水曜日の4時間目 窓に映る貴女
名前は何というのでせう
クリッとした大きな瞳が印象的なので
「ヒトミ」と 勝手に名付けさせていただきました

しぐさの ひとつひとつに ため息がこぼれます ....
                    070729
偶然が
偶数を生んだと
信じていたのだけど
奇数が居なかったら
偶数も居ないのかもしれないと
偶数は1人では寂しいから
奇数を寄越し ....
 
切ったり
張ったり
破いたり
繋げたり
 
試行錯誤して
誰かを
羨んでみて
 
突然降り出した雨に
眼球洗われながら
思う
 
私は、ひとり
 
私という
宇宙 ....
世界中を見たくなり
船を作ることにした

一代目は攫われた
取り戻したときには壊れてた

二代目は勝手に船出した
アメリカで大成功したとかしないとか

三代目は普通にした
見たこと ....
ぶらんこが 揺れていた

夕暮れの校庭
静けさが影を落とし
風に
ぶらんこだけが
そよいでいた

なんとなく
ただ
なんとなく
寄り添って
いっしょに
泣いてあげただけ
 ....
自然の中を吹き抜けてゆく風は
循環している
その中で生き物は同じ場所で
絶えず同じ命を繰り返す

街の中を通り抜けてゆく風は
まっすぐに流れている
その中で生活する人々は
絶えず便利さ ....
 私は医者じゃないから あなたの病を治せません
 私は画家じゃないから あなたの笑顔を描けません
 私は芸人じゃないから あなたを笑わせられません
 私は詩人じゃないから 愛の言葉なんて贈れ ....
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