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9月の朝
静かに雨が降って

こんな朝
誰かが
大切なひとを思って泣いている

でも
大切なひとは
思われてることに
気づきもしないで

傘なんかさして
朝道を歩いたりして

想いって
ほんとに
届く ....
ちらちら
輝く
確かな夜景

どこまでも続いて
どこまでも
どこまでも

明かりのない
夜の道標

あの灯の下には
人々が暮らしていて

切ない

歩き出すなら
夜がいい

どこまでも
どこまでも
き ....
観察室から
病室に戻った日

夕方
鉛色の空に
虹が出た

儚く
でも色鮮やかで
ガラスのような

こんなに
美しいものが
あるなんて

消えるまで
見ていた

鉛色の空に
滲んでいく
虹を

わたし ....
光が
満ち溢れるまで
あと
数秒

人々は起き上がり
大きく
伸びをするだろう
ついでにあくびも

昨日の夜
泣いたことなんて
まるで忘れて
見つけた

奥深い森の中に
ぽつんとあらわれた


絵の具を溶いたような
青い湖


ここに
私の希望が
泳いでいるような気がした

水面を風が舐め
さわさわと騒めいている

深緑の中に
ぽつんとあら ....
たて!
と言われた
たて!
とキーボードが言った

縦のことかな
何が縦なんだろう
もしかしたら
立て!
かもしれない


 ほら
 パソコンばかりいじって ないで
 立て!
 立てよ!


そうだ
 ....
走り去る緑

水田は
鮮やかにきらめいて

遠く木々が
燃え立つ

なんて
真っ青な
そら

これが
最後のドライブなら

そう言ってくれれば
よかったのに
梅雨と真夏の狭間で
紫陽花が耐えている

真夏の青空の色を湛えて

夏が来るのを
待っている

色はだんだん
褪せていく

散りきるまで
もうすぐ
ただ、咲いているだけ
でも
咲くことに意味がある

「名も知らない花」

咲いて、散って
はい、おしまい

儚いからこそ美しい
深夜のファミレス
メロンソーダ
人工的なグリーンが
光を集めて
輝いて

私は
自分の席の話題に
ついていけずに
(バイクや車の話ばかりで)
辺りを見渡す

端の席に座っている ....
いつの間にか
色づいていく
さくらんぼ

眩しくて

さくらんぼ
ペアでなると
思ってた

そうでないのが
悲しくて

もう
二度と会えない
あのひと

今どこかで
空を見上げてればいいのに
音もなく
密やかに
こころがひび割れていく

絶望じゃない
そんなわけない

でも
それに似た何かが

ひび割れたところから
こころが、
染み出していく

たぶん
こころ ....
ゆっくりゆっくり
暮れなずんでいく

太陽が
月に
主役を譲ろうか
考えている

街は戸惑って
モノトーンになって

こんな夕暮れは
誰かといても
淋しくて
色とりどりの
小さなラムネみたいな

味だって
悪くない

ほんのり
甘くて

でも
これは
魔法の薬

ちゃんと眠りに
導いてくれる

ラムネみたいに
甘い夢を
見せてくれる
わけではないけれど
わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
こころの扉、
ひとつづつ
鍵をしめていく

このままでは
あまりにも
辛いから

ひとつづつ
丁寧に
鍵を集めて

けれど

きっとそれは
忘却にもぎ取られ
探すことさ ....
たくさんの
小さな花

どれもみんな
上をむいて
咲いていて

私も
上をむいて
歩こ

上をむいて
歩いて
いこう
ふわふわ
まんまる

真っ白な
チーズケーキ

フォークがゆっくり
沈んで

私の秘密を
ブルーベリーは
きっと知っている

ゼリーが光を
反射して

チーズケーキ
 ....
そよ風
ゆらゆら
揺れて

ハート
ゆらゆら
揺れて

あの子はきっと
今頃
泣いている

こころ
ゆらゆら
揺れて
涼やかな
初夏の香り
漂って

滴を湛えて
一斉に
陽にむかう
草花たちよ

緑の宝石のように
貴重で
美しくて

その
生きるちから

涼やかな
初夏の香り
漂って

薫風

5月が
きた
欲しかったのは
イメージ

実体をともなった
それではなく


揺らめいて

四つ葉
五つ葉
クローバー

幸運をもたらす
その緑

見つけたくなかった


揺らめいて

欲しかったのは
イメージ ....
夕陽が綺麗

明日も きっと 良い天気だから

明日も きっと 夕陽が綺麗

 いっしょに 夕陽を見ませんか

 それとも 朝陽を見ましょうか

 やっぱり 夕陽にしませんか

朝陽も 夕陽も見ません ....
新緑を眺めながら
赤いゼリーを
ぷるんと含む

冷たく
とろりと
溶けて

でも
なぜか
こころは
溶けないの
どろどろの浅い眠りのなか

わたしは
魚になって
汚水を泳ぐ

人間になって
包丁を研いでいる

鳥になって
雨に打たれて

犬になって
うなだれる

夢と現実が
錯綜する

明かりなんて
どこにもな ....
音の高さ

まわりの人たちが聴いたとして

その範囲内の

微妙なずれ、は

気付かない

気にしない

音の高低


ときどき

気付かないふり
君が一瞬で
描きあげたモノを


私は一生をかけて
描き続けていくのだろうね



それでも、いっか。
最後に笑えれば。
もうすでに
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
じわじわと温め続ける

あの時この手で
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
どこか心の奥の方で

このまま
切れたスイッチのまま
も ....
そこはもうすでに定位置で
ぬくもりは絶えず
陽だまりが雨の日も
そこにそうして残っているみたい

待ってくれている
それはどれほどの安心を
映し出しているのだろう

ここにいる価値を
少なからず持たせ ....
年を重ねれば
味覚も変わる

『美味しい』と
感じるのは

私の中の
時間がながれた証拠
寄りかかるって結構難しいことだと思う
楽ちんなようで実は不安定で
揺れる電車の中とか
車の後部座席とかで眠るときは
頭をごちんごちん言わせながら
壁に寄りかかって眠る
寄りかからないで眠る ....
乱太郎さんの携帯写真+詩おすすめリスト(228)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
9月の雨- 風音携帯写真+ ...408-9-2
夜道- 風音携帯写真+ ...608-9-1
虹が出た日- 風音携帯写真+ ...1708-8-30
- 風音携帯写真+ ...808-8-14
青の中の希望- 舞狐携帯写真+ ...9*08-8-5
たて- そらの  ...携帯写真+ ...6*08-8-4
走り去る- 風音携帯写真+ ...13*08-7-20
紫陽花- 風音携帯写真+ ...808-7-6
君の名前は?- 三奈携帯写真+ ...4*08-6-6
真夜中のメロンソーダ- 風音携帯写真+ ...1208-5-30
さくらんぼ- 風音携帯写真+ ...408-5-23
ひび割れていく- 風音携帯写真+ ...408-5-19
暮れなずんでいく- 風音携帯写真+ ...808-5-17
ラムネ- 風音携帯写真+ ...1008-5-15
景色- 小原あき携帯写真+ ...21*08-5-15
白い雲のように- 風音携帯写真+ ...908-5-13
上をむいて- 風音携帯写真+ ...708-5-8
チーズケーキ- 風音携帯写真+ ...608-5-5
ゆらゆら- 風音携帯写真+ ...208-5-3
陽にむかって- 風音携帯写真+ ...308-5-2
- 風音携帯写真+ ...3*08-4-30
夕陽を見たかい?- 北大路京 ...携帯写真+ ...13*08-4-30
赤いゼリー- 風音携帯写真+ ...3*08-4-28
それでも朝は来る- 風音携帯写真+ ...4*08-4-25
チューニング- こゆり携帯写真+ ...4*08-4-17
春色キャンバス- 三奈携帯写真+ ...7*08-4-3
温かい場所- こゆり携帯写真+ ...6*08-3-23
どうも…- 小原あき携帯写真+ ...10*08-3-11
大人になったのね- 三奈携帯写真+ ...8*08-3-9
- 小原あき携帯写真+ ...10*08-1-21

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