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陽射しが強く射している
この昼下がり
僕は
あなたに会いたくて
空を見上げています

もしかしたら
雲のじゅうたんから
悲鳴を上げながら
さかさまになって
落 ....
太れ

太れ

君はもっと大きく
君はその存在感をもっと示せ

ぶくぶく

ぶよぶよ

君 ほんとうはこころ優しい
君 ほんとうは繊細な感性を持っている

おおきく
 ....
それは
君の絵の 終わり

余計な厚みをつけはじめたら
原色の絵の具を白地に塗りつけたのなら
キャンバスの枠をはみ出したのなら
もう
それは
君の絵の 終わり

君は旅人だった ....
はるか昔、深海で織られた地層は
湧き上がる二つ対流の狭間で
荒々しくこそぎとられアルプスとなった
そのせめぎあいで
この谷を境に
やむを得ず東日本は南北に向きを変えたという

山中に住む ....
海の前
砂の中には
蟹のかけら 動物の毛
ぼくはそれで 城をつくった
旗を立てた

砂の中に
死んだ誰かの骨のかけら
小指のどこかに ついている
ぼくはそれで 城をつくった
割られ ....
僕とは繋がっていない
世界中を止めどなく
流れる/溢れる情報なんて
信じられない

新しいセオリーなんて
存在したこと
あったのだろうか

すべては既視感に
満ちていて
それは瑞 ....
いつまでも たたえることなく ともだちでいよう

手動で電気をおこして蓄電できるタイプのラジオって
頼りにしすぎると心臓に悪い
今日の日はさようなら またあう日までを歌っていた
ラジ ....
覚えてないよね

いきなり夜泣きして
いきなりおしっこ
いきなり高熱だして
いきないお寝んね

こっちの都合なんて
全くお構いなし

幼稚園に入る前にすでに家出娘
一日デパー ....
こころの成り立ちがわからない

こころは支配できるものではない

こころは何処へかむかっている

消えてしまうこころなんてあるのか


永遠のまねをして太陽は

ぼくらと同じ有限 ....
飯能市街を抜けて山間へ
僕の運転する車は
滑らかに進んでいく

しだいに狭まる谷を抜けると
山間の集落が現れる

カヌー工房とか
材木屋とか
しゃれたパン屋とか

横目に見ながら ....
分からないままに歩き続ける
たどり着く場所なんて知らない

まして此処が何処かなんて
想い描く余裕もないから
ただ流されるがままに
諦めて誤魔化して色褪せていく

その世界を壊せばよい ....
誰かが
泣いていた

涙は流れずとも

心はきっと
泣き叫んでた。


でもね

君が
どれだけ

産まれた事を後悔して

泣き叫んでも




君が産 ....
誰かの大切さを知ったのは

誰かが私を大切だと言ってくれたから。



私が泣かなくなったのは

君の顔を歪ませたくなかったから。



私が独りだと気付いたのは

君の存 ....
帰り道

雨宿り。



雨、雨、雨。

降れ降れ

もっともっと降れ。




貴女が大好きだから。





この君との
雨宿りの時間が

ずっ ....
海の仕事に憧れる、
俺は初恋を望みます。






女子高生の、
紺のハイソックスの
それで隠しきれなかった
スカートの下

不思議な気持ちで
目線を上げて ....
貴方は好きだと言った

別に自分に向けた
言葉じゃないとわかってるけど


期待して
良いですか?

勘違いして
良いですか?


それだけ
そんだけ

貴方が大好きな ....
夢を抱いて走った毎日が
いつしか擦れて汚れてしまった
アルバムには切り取られた思い出
指垢の付着した写真は真実を何も映していない

夢を抱いて走った毎日は
いったい何処へ消えてしまった
 ....
夜の海ほど怖いものはない

宵闇の奥のさらにその奥から
打ち寄せる波の音色は
私の心を光の届かぬ深海にまで
攫ってしまいそうで


ひとつの物語が今日
終わってしまった

私の支 ....
  君は幸せを幾つ望むだろうか?


  世界が幸せである事

  友達が幸せである事

  大切な誰かが幸せである事


  君がこの世で

  唯一の存在ならば ....
私はいつでも
この場所で
歌っているよ。

産まれた時から
ずっとずっと誰かの為に。
ずっとずっと自分の為にも。




世界が崩れる真っ最中でも

きっと
誰かの夢の ....
日々が楽しい馬鹿がいて
日々が嫌いな馬鹿もいて


夢ばかり見てる
馬鹿がいて

夢を諦めた
馬鹿がいて



すげぇ
努力をしてる馬鹿がいて

いつも
口だけになった ....
大嫌い。

皆、皆大嫌い。


消えて
消えて
消えて
消えて
消えて

それで
全て終わるのなら


全て消えて
しまえば楽なのに。





たから ....
鳥が一羽きり
ないている
夜中に
あの娘の名前を唄にして

星に見せかけた
小さな願いも いつか
君の瞳に飛び込んでいく

弓弦弾かれる
僕は見つける
きっと射抜かれた 

 ....
さりさりと幼い
草はいく
草むらの中を
食卓に斜めに降り注ぐ
花のような物体
の匂い
それらはすべて
私の位牌なので
私は残さずに
食べなければならない
生きていくことは
 ....
淘汰の漏れ

受け入れられずに

個を主張し続ける

我々は連鎖

願いではない
 
四十をとうに過ぎてから
韓国語を習い始めた

英語を学んでみても挫折した私が
日本語と少し似ているせいで
韓国語ならできそうな気がしたから

教えてくださる先生は
日本の男性と結 ....
 

目の見えない猫に
少年が絵本を
読み聞かせている

まだ字はわからないけれど
絵から想像した言葉で
ただたどしく
読み聞かせている
 
猫は黙って
耳を傾けている
少年 ....
その時 私はまだ幼い少女だった 

まだ言葉を覚えぬ少女だった

ただのひとことさえ 言葉を知らなかった

ある朝 目が覚めると 空は真っ青で 雲ひとつなく どこまでも晴れていた

た ....
 女の髪は城であり
 女の髪に矢を放つと
 失ってしまう

 女の顔は
 ひらがなのように
 澄むとよい

 甘い匂いのする女の家は
 男の頭の中にあり
 甘い ....
最近の自分を何かに例えるのならば
不治の病にかかりサナトリウムに隔離されて
静かに死を待つ老人

もはや考えることをやめてしまった頭は
それでも悩ましいことには敏感なようで
そのたびに偏頭 ....
りょうさんの自由詩おすすめリスト(639)
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