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秋の終わりを告げる、
冷たい雨。
冬の時間、とばかりに、
白い息。
一人で淋しくて、
冬。
到来。
こんなにも、淋しい冬なのに。
一人で、缶珈琲なんて呑んで。
イヤホンからも、しんみりした唄。
なにやってんだよ。
フったんなら、幸せになりやがれ。
登った階段は、
降りて良いよ。
と、
誘ってるみたいで。
見下ろすだけで、
飲み込まれそうだった。
けど、僕は降りなかった。
降りたくなかった。
....
ながれるみずいろ、
なにいろ、みずいろ?
みずいろ、しろいろ。
そらいろ?みずいろ。
みずいろ、なにいろ?
いろいろ、みずいろ。
白だったんだ。
吐息も、
指も、
雲も。
真っ白だったんだ。
雪も、
ミルクも、
アナタの気持ちも。
真っ白だったんだね。
白い指輪は、アナタの指に。
どこの指でも、アナタの指に。
赤い指輪は、ボクの指に。
左手の中指に、付けてます。
青のイルミネーションと、
青の雲。
白い雪と、
白い吐息。
....
さっき通った時は、
もっと綺麗だったんだよ。
一曲聴いてる間に、
なくなっちゃった。
けど、
良いよね。これも。
恋、してるのかな。
始まりが、唐突過ぎて。
何だか、夢のようです。
明日には、覚めてしまっても。
何だか、よさそうで。
恋、したいのかな。
終わった、ばっかりで ....
もう、冬だね。
ほら、世界も白くなってきたよ。
手、繋ぎたいね。
あったまろ。
何だか、言葉に出来なくて。
上手く伝えられないから。
こんな感じで。
べりー、さんくす。
夜の風を感じたくて。
いってきます。
昨日、ちょっと心が晴れた。
いいことじゃなかったけど。
何だか、晴れた。
さぁ、新しい日々を始めようか。
ね。
この広がるあおぞらを、
どうやって伝えたら良いかな。
伝えたいんだよ。
あの人に。
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夕闇の公園。
まだ光るオフィス。
缶コーヒーと草の匂い。
空はもう、おやすみ。
子どもの声。
イヤホンの耳栓。
遠い道路の騒音。
空の寝息。
夜の公園。
あの日の約束。
消えちゃってた。
夜のブランコ。
ひっそりと。
星空を見たかったのに。
外は青空だった。
夜まで待ったら。
曇空で。
夜空は、冷たかった。
僕の隣りは空いてます。
振り返った道には、
風と、
空と、
時間が、
流れていた。
朝を知らせる空に、
ひっそり5本線かくれてた。
音符の影は見えなくて。
朝の静けさは、このせいだった。
流れる水を、手で止めても。
いつかは溢れてしまって。
流れる時間を、止めてみても。
やっぱり、止めることは出来なくて。
ねぇ、1秒、また、1秒。
流れて行く時間は、大切だから。
....
春の風に、ココロ揺らされて。
夏のココロ、激しく燃えて。
秋の夜長に、落ち着かされて。
冬の寒さに、ぽとりと落ちた。
年輪がわかった時、
殺されちゃったんだね。
まだ、生きる気力はあるのかな。
外からの光りが、
こぼれて見えた。
朝から、
明日が、
見えかけた。
全てが焼かれて。
夜が来る。
明日は。
今日の続きじゃない。
真上より、キレイに見えるんだ。
『かわいいはつくれる』
なんて、聞きたくないなぁ。
もっと自然で。
もっと純で。
良いと思うよ。
疲れたからだに流し込む、元気な音楽は。
少し、前を向かしてくれる。
空は、青くて。
雲が、白くて。
太陽が、眩しかった。
疲れたからだに流し込んだ、ホットのコーヒーは。
するする溶けて ....
青空が、気持ち良くて。
飛び出したんだ。
さぁ、掴まえにいこうか。
アナタと初めて来た場所は。
アナタの想い出の場所で。
それを塗り替えて。
幸せでした。
もう、船が沖へ出ることはなく。
船着場で、じっと揺られてました。
雲と雲に挟まれて。
この世界は不安定。
あっちの空も、
こっちの空も、
美しくて。
ここには、空がなくて。
空よ、空。
あなたに挟まれ、
ココロ揺れます。
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