街 山 海
 
 陽炎の街
 輝く緑の山
 エメラルドグリーンの海

 真夏の真っ只中に置き去り
 後ろのポケットから夢が零れ落ちる
 
 開けた空に飛行機雲
 空に国境がで ....
生きるものにとって
その生の躍動が大きく羽ばたく頃
森の中にそっと足を踏み入れる
静かな朝

光が遮られた場所には
シダの葉が青々と続き
時よりの木漏れ日は
地面の土を黒々と照らす
 ....
チクチクと僕の心を少しずつ 傷付ける君の目は

僕の隠してることさえも 見透かしているようで


僕のこと ザクザクと切れつけるそのナイフは

僕の弱いところさえも 強くなれと切りつける ....
風が叫びまくってる
声にならないその強烈な空気は
なんにもなくなってる僕の体を色づける

マシーンがひた走るアスファルトには
誰かの命も同じように走っていた

この不飽和で不純である世界 ....
新しい風

揺れ落ちる、ハンモック

止まない8ビートに

甦るのは


嫉妬と希望



誹謗中傷を、

吸い込んでよ。

彼らが自由である限り、

僕たち ....
水色は

涼しい色

眠りから覚める瞬間に

見える色

ガラスに頬を寄せた時に

感じる色

貝に耳をあてて

波の音を聴く

君の姿を見た時に

皮膚の下を流れ ....
尽きそうで
尽きそうで
時に思い出したように
夜を縫う
置き去りの夏に迷う
この心のように

かくも小さく
かくも短き生命の振動が
この手に伝わります
見失う日々を
辿れ ....
雲と雲に挟まれて。

この世界は不安定。

あっちの空も、
こっちの空も、

美しくて。

ここには、空がなくて。


空よ、空。

あなたに挟まれ、

ココロ揺れます。
私は白い風の一切れの布
陽に織られた交差のひとつ
あるいは帆として光りの波を漕ぐ
私は白い風の一切れの布
織り込まれた出会いの中に
これからゆく海の広さを知らない
だが私
人に羽織られ
 ....
水面にゆがむ月よ
滑らかならぬ蒼白い顔は
私を待っていたのでしょうか
それとも見送ってくれるのでしょうか

足を止めると
あなたはきらりと
涙を放ったように見えましたが
驕りだったよう ....
眠れぬ夜が
大きな口をあけ
数珠繋ぎの言霊を
ひとつ食み
またひとつ食み
私をおいて
月の光ばかりが蒼白く
           強くなる

溢れた涙を
瞳に返せはしないけれど ....
爆発しそうなココロ。

同じココロ。
こんなに青いくらい透き通る空に
太陽がぽっかりと大口を開けてる


黄色い長靴も
黄色い傘も
黄色いワッペンも
黄色いレインコートも


みんな黄色いヒマワリにして


眩し ....
昨日は切なさを
今日は愛おしさを
明後日は狂おしさを
一枚
また一枚
引き剥いだ心から溢れ出る
あかい
あかい溶液は
あなたの眺める空を
あなたの愛でる花を
染めぬいてくれるでしょ ....
寂しい皆は

群れ


寂しい僕は

ヒトリになる
これがゲームだったら
悲しいことも苦しいことも
大丈夫なのにね

「もう大丈夫、怖くないし、誰も笑わないよ」
頭をなでて言ってくれるだけでいいの

そして少し泣かせてください

ねえ ....
さざなみが月を潤ませて
消してゆく二人の名前
ゆうなぎは心の糸まで
もつらせて切ってゆくのか

灯台も暮れ馴ずめば影にまみれ
境をなくす浜辺と海

こわれた砂の城に波が
さよならを塗 ....
いつも夜は優しいもの

世界のあらゆる要素を
わけ隔てなく包含する

今日もいつもと同じで
夜がとばりを降ろした

今日という日が終わる
明日という日に向けて

夜は闇に身をまかせて
灯りはつけずに ....
 まだ少しひんやりす深夜の公園に吸い込まれるように出向いた
 暗く街灯のともらぬ疏水沿いを誰にも会わずに眠れないので来てしまった

 疏水の流れる様を見て流れるスピードに合わせて歩いてきた 
 ....
きみの部屋
わたし
ここで死んだらいい
ふたりで
いっしょうけんめい呼吸をして
いっぱいの
二酸化炭素へ
ほうむられるように

酸素なんか、
なくったって
生きられる
せかいへ ....
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