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リセット後はじまるはなしさようならこんにちはまたいつかどこかで

第一話はなしはじめるひとがいて階段下でみんな聞いてる

着いてるの着いていないの君の足1ミリメートル浮いているんだ

水た ....
左手を絡める鎖で身を飾る誇りを嘲え白い太陽


乱気流放つ引き金緩いまま「後追い禁止」の標識を刺す


置き去りの景色を胸に滲ませたセンターラインはためらいの色


逆風 ....
図書館は雪の日だけに震え出しあのころの君が恋しいという

28ページの11行目には笑っているね一年前が

赤い花なつかしくなる背表紙にインクの出ないペンでサインヲ
風立ちぬ寒き手紙は寒椿花ぞ散るちる紅(くれなゐ)は君



せせらぎの凍てつく青に紅を差し夕闇となる寒椿かな



寒椿君のかわりに影連れて影が消えれば指先は夜明け


 ....
空爆に叫ぶ地もあり どんよりと優雅な午後のこの一時に

雨よりももっと激しい晴れの日が過ぎていく 広い広い世界で

対岸の大病院の灯り皆消えて 天井の闇 見つめる人も

台風の接近告げる声 ....
きみからの

返事 「どしたー」

それだけで

 
 幸せ満腹

 恋じゃないってば
{引用=クラクション、に、囲まれている。耳が痛い。}



スクランブル交差点の真ん中でシマウマが何度も轢死している。



深海から光を捜す。眼は閉じた。
体中の臓器が潰れていく。 ....
真っ青なダッフルコートは私より目立っていないか不安なのです






何一つ自分が見つけられなくてグリーンスリーヴス変えぬ着メロ






みんなとは違う私を見せたくて ....
like(好き)とlove(愛)全てはLから始まると笑っていう君はliar(嘘つき)


人知れず二人は惹かれ求め合い{ルビ永遠=とわ}の誓いは鏡の中に


彼女とは正反対の愛だから チャ ....
意味なんてどこにもないから書くだけで硝子色した指が震えて


深呼吸吸い込む風の匂いだけ肺をすり抜け消えてゆく丘


くちびるに暗き影だけ塗りつけて躍りだすのよサンデーブルー

 ....
噴水が零した星屑かき集め君の名の星座夜空に作る


伸び始めた前髪の隙間から見えるきみは幾重にも刻まれている


まっしろなしんしんというねのなかで記憶をこわさずとどめていたい


 ....
白空のヒビは街路樹の冷たい手 聞け言の葉の声をココロで


外套の襟をかすめる単音のグロリア今宵は木枯らしのイヴ
逆さまの絵が文字になり唱になり降り来るを視るひとりけだもの



かけらからかけらを生むはおのれなり触れもせぬまま砕きつづけて



水涸れて見えぬ片目に見えるもの ....
あなたの隣で
あなたの暖かさを感じます

ふたりでひとつのベンチに

ちょっと狭いけど

こんなに幸せなことはないでしょう?

あなたもそうだと思っているといい

これからも
 ....
「ブリザード」


梢吠え闇の怒りと共鳴し生を償う旅路震わす


零℃切るなみだ氷雨が張り詰めた世界の銀を裂くデリュージョン


ブリザード膝つき見上げる万華鏡身を刺す寒もい ....
舌先が絡める熱い銃口の鉄の苦みは血の味に似て


約束の指でいざなうライフリング自我突き破る濡れた弾丸


背徳を縛る鎖の錠を撃つ。ふたつの魂(たま)は逝く果てもなく
霏々と降る、雨。黝いparanoia不協波紋よ咲かせ憂鬱

信号の点滅さえも響いてる月の爪痕冴え渡る夜

加速度をゆがんだ都会(まち)で確かめて スカイラインへ突き抜け ....
自転車の前に乗りたる幼な子が
大きく欠伸す 夕の街に

風吹けば木の鳴る音に幼子は
遊びをやめて空ふり仰ぐ

雪景色見ゆるようにと干物を
片寄せ午後のお茶のひととき

身辺を整理すと ....
砂時計Gに従い落ちていく
時の流れが優しく積もる


緩やかに流れる時に棹さして
豊かに育て伸びゆく心


刻々と過ぎゆく時は戻らない
カタチなきもの手には掴めぬ
緋の蝶を君のみぞ知る胸に彫る無血のいたみ翅広げ咲く

手のなかの諸刃はいつしか時じくの命となりて食らうかなしみ

疼くはばたき連れて生きるというならばわれをともない生きてくれぬか
ひとしきり赤子の泣き声聞えきて
蜂が屋根より高く飛び行く

入り口に蜂が二つも巣を作り
猛暑にうだる昼に飛び交う

焼けし如く川原の上手はみどりなく
川も細りて水鳥哀れ

狭庭の木の ....
空白を見つけては檸檬の汁を垂らして遊んだ

うだるよな暑さと陽射しに匂いと香りが溶け込んでいく

浮かび上がる無数の回答には目もくれないでいて僕等

手のひらをお互いに舐め合って沢 ....
与え合うものは痛みと欲の痕。左手どうし繋がれていた


口付けて錆びつくほどに探るのは求め合うたび変わる鍵穴


枷を引く。ひとつのふりをしたほうが
軽くなるなら脱げるうすぎ ....
 
彼方より
金木犀の
甘い香
秋風抜ける
午下がりかも
 
河原町落としたコインを追ううちに逆巻かれてた日曜の波

白線のバリア破って日常が隣で呼吸してる烏丸

かつら、カツラ、桂。わだちの枝に今日も葉が行き交うひとの数だけ茂る


文字盤の ....
真夜中に未だ帰り来ぬ君がため
 敷きし布団の寒さ寂しき


桃色に未だ遥けき桜木の
 したたる緑を君と歩まん


夜の湖に照りぬ灯りの瞬きと
 あなたの瞳の星の輝き


夏過ぎ ....
髪をすく仕草で届きそうな月青い温度は抱きしめて知る


スカイタワー高層ビルに隠された月を映せり「ひとりじゃない」と


宇宙には同じ星などないそんなことは昔に確かめ合った
 ....
格闘技観戦が吉 おひつじ座
リングサイドで熱を感じて

無理をせず健康管理大切に
おうし座の君 野菜足りてる?

双子座の陽気な魅力曇りがち
楽観的に甘えてごらん

恋愛はフォロー大 ....
移動どき

居心地良かった場所なれど 
 さよなら言わず 
  
  我 先へ泳がん
夕されば高き帳に望月の影透けて咲きよいやみを待つ



ゆくへなき水だに君に恋すてふ命のなごりに青霧となる



秋と言ひ長き夢路を眩ませし霧は瀬に立つ蒼き陽炎(かげろ ....
水鳴ハヤテさんの短歌おすすめリスト(157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【短歌祭参加作品】さようならこんにちはまたいつかどこかで- 渡邉建志短歌508-3-18
逆走_〜reverse〜- Rin.短歌18*08-3-13
図書館- アイバ  ...短歌308-3-4
寒椿- Rin.短歌9*08-3-4
世界のパーツの一つとしての- 伊那 果短歌4*08-2-29
ウブ- 結川菜青短歌408-2-24
美香- 士狼(銀)短歌7*08-2-24
じぶんがたり- 高島津諦短歌4*08-2-19
ミギ_クスリユビ- 十六夜短歌108-2-17
小集_「枯れ葉舞う丘の上で」- 紫音短歌3*08-2-7
リセット- 春日短歌6*08-2-5
モノクローム_in_the_world- Rin.短歌17*07-12-8
双響- 木立 悟短歌807-12-2
あなたの隣で- 和森朱希短歌4+07-11-18
組曲「白のみちゆき」- Rin.短歌16*07-11-16
響乱花- Rin.短歌1707-11-4
■共同作品■SPEED_WAy- Rin.短歌11*07-10-21
67P_「短歌2」より- むさこ短歌5*07-10-21
さらさら- 秋桜短歌307-10-18
タトゥー- Rin.短歌1107-10-18
63P_「短歌2」より- むさこ短歌1*07-10-17
ふるまち(檸檬)- 朗らか短歌207-10-13
手錠- Rin.短歌8*07-10-13
秋便り- 秋桜短歌1*07-10-10
快速特急〜阪急京都線〜- Rin.短歌9*07-10-9
秋の足音- 宮市菜央短歌6*07-10-3
LUNA- Rin.短歌8*07-10-1
来月のあなたは?_12星座占いでみる10月の運勢- 北大路京 ...短歌16*07-9-28
自由形- 結川菜青短歌507-9-28
ブルー・ミスト- Rin.短歌18*07-9-28

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