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砂時計Gに従い落ちていく
時の流れが優しく積もる


緩やかに流れる時に棹さして
豊かに育て伸びゆく心


刻々と過ぎゆく時は戻らない
カタチなきもの手には掴めぬ
 
彼方より
金木犀の
甘い香
秋風抜ける
午下がりかも
 
『思』
 
損をする
誰かを思うこの気持ち
知らないままに大人になれば


『子』
 
育て方一つで変わる性格に
リセットボタンはあるはずがない


『師』
 
人として ....
 
 
太陽に顔向け育つすくすくと私を抜かして伸びるでないぞ


落ち込んで下向く君の哀愁漂う姿に目を奪われた


君の名を忘れた人に出会ったら『地上の太陽』と教えよう


向日 ....
朝目覚め窓見てみれば
澄みきった青
白い雲 穏やかな空


吹き返す風の強さに耐えかねて
君を盾にし
突き進まんや


過ぎ去って
祇園祭は出来るよう
着物姿の男女が向かう
 ....
淡雪の降りゆく夢を見た朝に消えしは君の命なりけり


若草にかかりし露の一滴掬いて君の眠りし場所へ


旅路には仄かな光飛び交ひて誘(いざな)う泉清く流れて
梅雨入りて
雨はすぐさま
上がつては
お天道様が
にこにこ笑ふ


この夏は
猛き日照りと
なりぬらむ
萎たることの
無きようにせよ
神哭きて
割れんばかりに
響いては
涙滴り
大地を濡らす


刻経りて
涙は尽きて
笑い出す
陽の優しさに
虹を返して
彼の人にアスパラガスの花束を
込めた思いは宣戦布告



風露草贈りし君から翁草
勝負終われば裏切りし君



勝利した君の頭に月桂樹
手には僕からその花束を
朝露に光る姿は艶やかに彩り添える紫陽花の花


清流に若鮎跳ねる今もまだ大志をせなに雄飛を胸に


揺れ動く穂波は仰ぐ空の青田には命の輝き満ちて


雨続く窓の際には子どもらが作りし ....
 
あの頃の
二人に捧ぐ
カスミソウ
無邪気なままの
君は遠くて
 
 
歩き出す
二人の旅に
タンポポを
また逢える日を
祈りて贈る
 
暗くても
明けない夜は
ないんだと
心に灯りを
ともしてくれた
 
 
かの人は
今は隣に
いないけど
空から全てを
照らし続ける
 
 
いつかまた
話せる時が
来たならば
感謝の気持ちを
君に伝え ....
水鳴ハヤテさんの秋桜さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さらさら- 秋桜短歌307-10-18
秋便り- 秋桜短歌1*07-10-10
『し』- 秋桜短歌4+*07-8-8
向日葵- 秋桜短歌3*07-8-5
台風一過- 秋桜短歌6*07-7-15
霧散- 秋桜短歌3*07-7-5
梅雨- 秋桜短歌6*07-6-16
かみなり- 秋桜短歌7*07-6-9
花言葉2- 秋桜短歌9*07-6-7
水無月- 秋桜短歌11*07-6-2
花言葉- 秋桜短歌8*07-5-12
暗闇- 秋桜短歌607-2-25

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