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春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花



あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ



仮初の夜にも似たるかいささくら
 ....
青柳
背なに負いたし
子をあやし
 
揺らるる君も
笑っているか
暗くても
明けない夜は
ないんだと
心に灯りを
ともしてくれた
 
 
かの人は
今は隣に
いないけど
空から全てを
照らし続ける
 
 
いつかまた
話せる時が
来たならば
感謝の気持ちを
君に伝え ....
赤子ガ洗われているいたいたしく流る湯白い看護婦帽子

道の辺に山椿二輪咲きにけり如月の午後のひとときは過ぐ

立ち上がりふらふらとして考えけり私の信仰死ぬとどうなる



妻がすしを奢 ....
「雪の音階」


舞う羽の静かな音こぼれるよう
  手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)

こんこんとこころに積もる雪の下
  あなたが埋めた種が芽を出す



 ....
階段を駆け上り見送る電車
吐く息白く間が悪いのだ


中央線を止めたポインセチアの鉢植え
プレゼントはとどかないまま


路線図を燃やすあなたの頬にたれた髪
雨ばかりふる雑踏 ....
こんこんこん、
こーん。
と、
ルートヴィヒはかく扉を叩く。
はやく冷めますよ。





ブラームスの掛かる部屋で、
クララとお茶を。
いえない恋もあ ....
水鳴ハヤテさんの短歌おすすめリスト(157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-3-22
揺らるる- 黒子 恭短歌807-2-25
暗闇- 秋桜短歌607-2-25
何か欲しい・・・- 生田 稔短歌3*07-2-23
■共同作品■_冬幻郷(とうげんきょう)- Rin K短歌27*07-1-31
ユメノ短歌- しめじ短歌207-1-31
「_音想茶話。_」- PULL.短歌7*06-12-21

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