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時は昼を告ぐ
車にのりて
街角にあり
見上ぐれば
欠け電球柱上にあり
冷や汗がでる
鉱夫石を掘る
広い野原
風がふく
材もなく
夕食こしらえる
女二人
蝉がささやく ....
なたね梅雨、濡れ葉に皐月近づけり
緑に薄青き色を添えし衣着る娘立ちおれり
わずかに微笑みておれり
路に水流れ、曇り空、
夕餉の魚持ちてゆっくり歩む帰り道
....
朝八時表の庭に出でてみれば雲間草光の中に咲き咲きにけり
妻と子とともに砂丘に立つ未来は知らずはるかな海望み
わが心の思い誰に伝えん憎しみと愛と無知
人人人の塊大阪津波でみんな死ぬなど ....
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが
僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て
もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか
....
水鳥は冷たき水に群つどい湖のほとりの枯れ草の宿
一日を二人過ごして今宵また妻は聖書に読みふけるなり
絵に描くか詩によむか玄関の雲間草可愛ゆく咲く
詩と詩論
〔序〕
27のとき詩人になりたいと思い立った。その頃小説も短歌も翻訳もやっていたが、最もなりたかったのが詩を書く人であつた。詩を熱心に読むことが好きだつたせいでもあろう。
大学へ ....
北大路京介さんの生田 稔さんおすすめリスト
(66)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
文科系でたらめでも当たる
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生田 稔
自由詩
4
07-4-17
なたね梅雨
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生田 稔
自由詩
6*
07-4-6
いつものように
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生田 稔
短歌
8*
07-3-30
生きている
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生田 稔
短歌
5
07-3-14
週末に・・・
-
生田 稔
短歌
6
07-2-8
詩と詩論(その一)
-
生田 稔
散文(批評 ...
16*
07-1-23
1
2
3
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