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今日、某女性週刊誌を立ち読みしたところ、
「幼稚園のお遊戯会でかぐや姫が4人」
との見出しを見つけた。ほんとか嘘かは知らないけれど、今お遊戯会で生徒に平等に扱う為にかぐや姫を4人にした ....
たぶん、ここの現役さんのなかで投稿された作品を一番読んでいるのは、ぴ@じゃないのかなと思っています。お名前を勝手に出して申し訳無いのですが、ここでの古参のおひとり、たもつさんが4187ポイント出して ....
あたりは
もうすっかり 日が暮れて
さっきよりも一層
夜の黒さが炙り出されてきた
カウンターに置いてある
さっきまで温かかったウインナーコーヒーは
白のホイップだけを僕に食べられ
....
冷たい川の真ん中で、僕は両足を浸しながらたっている。
そういう時の僕は、冷たい冷たいと思いながら、それでも足の感覚が無くなる位まで、じっと川の真ん中で立っている。
薄っ暗い、木の陰を抜けて差す ....
「もう無理なんだ・・」 と
電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。
バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。
ぼりぼり。
むしゃむしゃ。
....
雨の降らない大地に、草原の香りと夕方を司る離れた二つの太陽が昇る。
遠いかつての住民達が鳴らしていた最も古い太鼓のリズムと、白銀の剣を突きたてようとしたのは、やはり土で出来た古い家の壁を達塞がるよう ....
或る若き詩人に
§
意味のある人生とは何でせう?
食べて、仕事して、セックスして、寝る。
これこそが、意味のある人生です。
詩は無意味です。
詩なんか、なくとも生きてゆけ ....
詩とはそもそも預言の性質を持っていると、
私は考えている。過去をさぐって、未来に役
立てるのが歴史とすれば、詩とはもっと漠然
としたものを、実証に基づかずに、さらに言
えば、無責任に ....
僕が現代詩フォーラムという詩のサイトと出逢い、自作の詩を載
せ始め様々な人の詩を読むようになってから三年の月日が過ぎた。
自分の詩作について言えばまだ課題はあるが、只、間違いなく言え
ること ....
先達て、めづらしくチャットをした
WEB詩人の集まりだった
しばらく話してゐたら、かう言はれた
「三州さんは病気ぢゃないから」
ちょっと待てよ
だから何だ?
詩と、病気とは、何の関係も無い ....
二年前、私は仕事を終えると毎日病院に通っていた。
夫を車椅子にのせ、夜の病院内をさまよった。病院から出ることができないなら、せめて外気にに触れさせてあげたいと思った。
屋上テラスの扉は鍵がか ....
夫は足に補装具をして杖をついているので、一人で階段を昇っていると、
「あちらにスロープがありますよ」
と親切に声をかけてくれる人があるそうです。
私も以前は、足の不自由な人は階段よりスロ ....
今、時計の針は、午前二時半を回っている。この深夜に、何故か
僕はあなたに手紙が書きたくなった。(あなた)というのは、特定
の誰かを指しているのではなく、今、この手紙を読んでくださって
いる(あ ....
昨夜は職場の女たちが集まって慰労会をした。
一年ぶりだった。
家計のためにパートタイムで働く女が、自分の楽しみのために一人家を空けるのは、それがたとえ数時間のことであっても容易なことではない ....
冬の空気に触れた肌が
ぴりりと脳神経を刺激して
眠った脳を揺り起こす
冬の匂いはまだしないのに
悴む手先と吐く息が
これからの冬の訪れを静かに告げ
ひっそりと誰にもサヨナラを言 ....
女性の一人称で書くことが多い。
以前は「わたし」として書いていた。
すこし前から、
「わたし」ではなく、
「あたし」として書くようになった。
「あたし ....
あの頃あたしは
モンパルナスの小さなアパートで
クローディアと一緒に暮らしていた。
暮らしていた、と言っても、三ヶ月くらいの間だったけど。
その小さなアパートには、
クローデ ....
黄土色の民族衣装。赤と青のヴェール。
太鼓と珍しい笛、それに見た事もない弦を使った楽器。
うっすらと唇にひかれた化粧は、燃えるような色をしていた。
髪はやわらかく熱気にあおられている。
漆黒を ....
いつもの散歩のコースを延ばして
枯野に入つていくと
遠出の猫に出合つた
こちらも私と同じく
猫族を逃れてきてゐるのか
それとも人界を逃れてなのか
しばらく様子を見ることにする
いくら ....
大きな書店に行くとあふれる本に圧倒されるが、もっとすごいのは、その閉じられたページというページに、無数の文字がちりばめられているということだ。書き手、すなわち文字を発信する側がこれほどに存在するという ....
私は今、顔を猿のごとく真っ赤にして酔っ払っているのである。
なぜ酔っ払っているかって?
それには深い、深い、わけがあるのである。
女に振られたって?
そんなのは日常茶飯事朝飯前であ ....
何年か前、東京に遊びに行った時、靖国神社に行った。
友達と、てくてく歩いて、神社の敷地内に入った。
年配の方が目立った。
敷地内には、たくさんの記念碑があった。
教育勅語の立て看板があった ....
前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるようになった。詩論を交わせ
る知り合いも幾人かできた。様々なサイトを足繁く覗くうちに素晴
らしい作 ....
インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況変化が起きるとは思うが、
それが「光明」であるとは限らない。インターネットほど閉鎖的な
媒体はな ....
透明な水
水の中にはたくさんの微生物がすんでいるのだと聞いたことがある。
どんなに濾過しても微生物は残ってしまうのだと
一見綺麗な水に見えてもその中には無数の生命が息づいているのだろうか。
た ....
今日は職場の老人ホームの納涼祭であった。通常の業務を終えた
後の18時半に始まるので、正直勤務中は、「今日は一日、長いな
ぁ・・・」と思いながら働くのだが、いざ盆踊りが始まってしまえ
ば、暮れ ....
一
僕にとって大事なものをしまっている大きい封筒がある。その封
筒の中に、去年朗読会で年上の詩人・U さんに会った時にもらった
一枚の白黒写真のコピーが入っている。その写真は黒田三郎の ....
私のホームページのゲストブックが荒らされてゐる。
毎日のやうに、扇情的なメッセージが書き込まれる。
荒らしよ。
三州生桑HPのゲストブックには、元々書き込みが少ないので、正直なところ、ちょっ ....
白く甘い夢は砂糖菓子の狂気。
「おさとうを、あめ、に溶かしたら、たんさんすいができる?」
白く甘い、夢。
「おさとう、を、あめ、にとかしても、たんさんすいはできないわ」
....
癒えぬ傷跡、
それとも病月の劣情なのだろうか
白く飛んだポラロイド写真のような
明け方に私はきみの体温を求める。
ただ只管に。
低くて甘い声
あたたかい指先
触れれば輪郭はやわら ....
石瀬琳々さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(61)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「主役」と「脇役」は違いがあるのか
-
北乃ゆき
散文(批評 ...
15*
07-3-4
素敵だなと感じさせてくれる詩作品って…
-
恋月 ぴ ...
散文(批評 ...
34*
07-2-27
冬の猫カフェ
-
Hantama/ibuk ...
散文(批評 ...
3
07-1-30
日曜日の過ごしかた
-
緑茶塵
散文(批評 ...
2*
07-1-21
鳩さぶれ。
-
もも う ...
散文(批評 ...
44+*
07-1-10
明るい壁
-
緑茶塵
散文(批評 ...
1*
07-1-2
アヅマウタ
-
三州生桑
散文(批評 ...
6+
06-12-14
わたしは、アルファであり、オメガである
-
杉菜 晃
散文(批評 ...
12*
06-12-7
詩人・一期一会_〜序章・誰も知らない一本の大樹について_〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
19*
06-11-22
健康か病んでゐるのか、詩才があるのかないのか
-
三州生桑
散文(批評 ...
10*
06-11-19
そのとき「詩」は私を救わなかった
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
28*
06-11-15
バリアフリーは簡単ではないけれど
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
14*
06-11-14
詩友への手紙_〜僕とあなたの間に一篇の_詩_を〜___’06 ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
15*
06-11-12
女が家を留守にするとき
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
16*
06-11-9
[_冬_]
-
渕崎。
散文(批評 ...
1
06-11-7
SATP.Vol.6,「_わたしからあたしへ。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
6*
06-11-7
クローディアの死んだ日。
-
もも う ...
散文(批評 ...
16*
06-10-7
他部族の踊り子
-
緑茶塵
散文(批評 ...
3*
06-9-29
枯野にて遠出の猫と遇ひにけり
-
杉菜 晃
散文(批評 ...
7*
06-9-23
文字という星々の
-
umineko
散文(批評 ...
7*
06-8-27
新連載?はっとりんは今日もゆく〜その一〜
-
服部 剛
散文(批評 ...
12*
06-8-27
靖国神社、その眼で確かめて
-
逢坂桜
散文(批評 ...
4*
06-8-13
インターネットの閉鎖性_2
-
いとう
散文(批評 ...
17+*
06-8-7
インターネットの閉鎖性_1
-
いとう
散文(批評 ...
13*
06-8-7
水族館
-
七生
散文(批評 ...
3
06-7-31
盆踊りの夜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
10*
06-7-23
黒田三郎詩集読書記
-
服部 剛
散文(批評 ...
8*
06-7-16
荒らしに告ぐ
-
三州生桑
散文(批評 ...
6
06-7-1
ウィルキンソンの雨が降る
-
朽木 裕
散文(批評 ...
2*
06-6-27
疼くのは
-
朽木 裕
散文(批評 ...
2*
06-6-25
1
2