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美しき祈りを閉じ込めた
真っ赤なラズベリイケーキ
香り高きダージリンと
華麗なマリアージュでおもてなし
閉じられた心の隙間から
届けましょう
甘酸っぱい愛と鮮やかな赤、
そして祝福に満ちたカノンの調 ....
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する
私もまた
ひとつの
季節なのだと
いずれは
白く
凍ってしまう
冬枯れの木のように
掌で
容易に潰せる
小さく脆い
夢ですが
いつか
大きく強く
羽ばたく日を信じ
輝きだけは
失くしません
千羽揃えば
きっと
きっと
なだらかな野辺に{ルビ錨=いかり}をおろせば
緑色の秋がふりそそぐ
やわらかな雲の群れを辿れば
まぶたは風にまどろむ
じっとしていなければ
追いつけない季節
木漏れ日を新呼吸し ....
ほうらご覧よ
あんなに見事な
ゆるりゆるりと
銀の鱗を光らせて
水面に映る魚のよう
ゆるりゆるりと
眺めていたら
水の底から
見上げてるのは
こちらのほう
銀の鱗の魚に ....
太陽となりて君に熔ける
太陽となりて君に混ざる
荒がうな
爆ぜるな
太陽となりて君に焼かれる
それはとても熱く
それはとても狂おしい
あぁ今日は雨が匂う
太陽にはなれない
僕らはまだ幼かったので
瞼を閉じれば それで良かった
やたら暑かった夏に 背中で別れを告げ
昨日と明日の狭間で 浅い夢をみるまで
蚊取り線香が目に染みて
瞼を閉じれば 全てが無だった
猿をやめてから
空しか見ていない
知らずに冷めていたとしても
気にしない
エレキテルの柱を突き立てて
あやとり糸をぶら下げて
皆の戦車が通るため
真っ黒地面を染め上げた
だけどやっばり
気に ....
ある日の放課後
ひとり座席をかえている
みんなのみんなの真ん中で
混じって暮らす
人がいて
ひとりポツンと隅っこで
消えてくような
人がいて
どちらにもなれない自分は
どうだろうね
誰も ....
雨を待つ君
明日を待つ私
並んで
風に揺れる午後
夏を知らせに
来たんだよ
始まりは
白だったかな
密の味は
甘かったかな
追いかけてきたものは、何であったか
追いかけるべきものは、何であったか
あの蒼々 あの爽々
届くはずもないと{ルビ諫=いさ}められても
羽ばたく自由まで
奪われたわけじゃない
....
気持ちのいい場所で
気持ちのいい格好で
吹かれていたい
風に
ただ、風に
月はやがて
西へかたぶく
闇は薄目をあけて
とうとう光を受け入れる
朝は少しきむずかしやで
眉間に皺をよせながら
うすむらさきの靄を吐きだす
なにもかもが起きだす前の
ほんの密やかな静 ....
Rin Kさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(44)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深呼吸の時間
-
士狼(銀)
携帯写真+ ...
8*
06-10-24
環流する季節
-
LEO
携帯写真+ ...
23*
06-10-20
銀鶴
-
士狼(銀)
携帯写真+ ...
9*
06-10-1
添い寝する秋
-
佐野権太
携帯写真+ ...
16*
06-9-25
銀の鱗の…_、_空を行く
-
LEO
携帯写真+ ...
21*
06-9-25
希望の朝だ
-
プル式
携帯写真+ ...
13*
06-9-9
僕らは_まだ幼かったので
-
士狼(銀)
携帯写真+ ...
11*
06-7-9
「土也面の色が」
-
木賊ゾク
携帯写真+ ...
3
06-6-24
「_____e」
-
木賊ゾク
携帯写真+ ...
3
06-6-19
待ち合わせ
-
LEO
携帯写真+ ...
18*
06-6-15
ドロップス
-
LEO
携帯写真+ ...
12*
06-5-24
風をくぐって
-
佐野権太
携帯写真+ ...
17*
06-5-2
たなびく心
-
佐野権太
携帯写真+ ...
14*
06-5-1
あかるいあさ
-
落合朱美
携帯写真+ ...
7*
05-5-30
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