すべてのおすすめ
ぼくは詩人
数学の世界も
詩の世界なのかもしれない
今日もまた
朝の散歩をしていると
数学者に出会いました
何かを数えているようです
1,1,2,3,5,8,…
....
ゆびさきのまちなみは
すりきれたしんきろうをひきずりながら
すいへいせんのかがみに
あおぞらのつきをうかべている
どこからかのさいしゅうへいき
そのきせきとかがみのきせきがこうさくする
....
ぼくは詩人
みずみずしい生の息吹は
新しい幸せの感触
今日もまた
朝の散歩をしていると
少年に出会いました
1本の木に
小さな鳥の巣を取り付けていました
ここに鳥 ....
ターミナルに出ると
うす青い空が広がっている
通りは車で渋滞していて
そのまんなかでは 赤信号が
意味をさがしながら
点滅する
帰らなければ、と漠然とおもっていた
帰ろうとするその方角を ....
雨を避けながら私は歩いている
傘に守られて私は歩いている
円形の
ぽっかり浮かぶその空間で
私は世界を眺めている
雨粒が傘の端から端から
あふれるように流れている
それは本来私の上に ....
ぼくは詩人
旅には様々な形があり
その目的は心の充足
今日もまた
朝の散歩をしていると
旅人に出会いました
彼はメモ帳を取り出して
いろいろな場所での
たくさんの思い出 ....
ぼくは詩人
言葉の数が少なくても
通じ合える気持ちが大切
今日もまた
朝の散歩をしていると
桜の木に出会いました
その木の枝には一枚の紙が
結ばれていました
ほどいて見 ....
ぼくは詩人
ほんの少し視点を変えるだけで
同じものがまったく違うものに見える
なかなかそれに気がつかないけれど
今日もまた
朝の散歩をしていると
カエルに出会いました
ぼ ....
ぼくは詩人
人は人と一緒にいることで
何かの安心を得られるのかも
しれない
今日もまた
朝の散歩をしていると
1本の百合に出会いました
他の草や花よりも背が高く
誇らし ....
ぼくは詩人
自筆で書く手紙というのも
心の温もりを感じさせてくれる
たとえそれが短くても
今日もまた
朝の散歩をしていると
郵便ポストに出会いました
旧型の真っ赤な円柱
....
ぼくは詩人
美しい感情は
時代を超えても
伝わるもの
今日もまた
朝の散歩をしていると
石碑に出会いました
あかねさす 昼ののどけき 草むらに
水の流るる 春のお ....
十代の詩友さんに
歌を教えて貰った
その子が書いた夜の詩に
中島みゆきさんの 夜を往け を
聴くことをすすめたら
その子は バンプ・オブ・チキンの歌を
是非にと 教えてくれたのだ
....
ぼくは詩人
人は夢をもって生きる
動物である
今日もまた
朝の散歩をしていると
プログラマーに出会いました
お互いのことを理解しあうと
彼はぼくに
君は夢を描くこ ....
博士が遊びに来た
難しい話と
難しくない話を
わからない比率でしていった
翌日、
明日遊びに行きます
と届いた博士からの手紙には
二日前の消印が押されていた
お待ちして ....
ぼくは詩人
1つのものを
いろいろと考えることは
自分自身を映しだすものかもしれない
今日もまた
朝の散歩に出かけた
青く澄みきった空
綿あめみたいな白い雲
ぼくは ....
ぼくは詩人
人は人として
何かに与えて
何かを与えられて
生きていく
今日もまた
朝の散歩をしていると
1枚の紙切れを見つけました
ふとそこに書いてある文に
目がいく
....
ぼくは詩人
素朴なものほど
そこに真実が
あるのかも知れない
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女に出会いました
春に野に咲くたくさんの花々を
両手で抱えていました
....
ぼくは詩人
振り返られる過去があり
立ち止まれる現在があり
行き先のある未来がある
今日もまた
朝の散歩に出かけたげど
誰にも出会えなかった
こんな日もあるさ
でも ....
ぼくは詩人
人への評価は案外
自分への評価なのかもしれない
それはぼくの見方
それはみんなへの捉え方
今日もまた
朝の散歩をしていると
作家に出会った
ぼくが詩人である ....
ぼくは詩人
今の位置は居心地はいいけれど
やはり前に進むことが大切
それはぼくの向上
それはみんなへの発展
今日もまた
朝の散歩をしていると
歌人に出会った
自分の作品 ....
ぼくは詩人
価値はそのもの自体にあるのではなく
価値を評価する価値にあるのかもしれない
それはぼくの努力
それはみんなへの認識
今日もまた
朝の散歩をしていると
写真家に出会 ....
ぼくは詩人
ぼくの言葉はぼくの声
それはぼくの心
それはみんなへの気持ち
今日もまた
朝の散歩をしていると
いつかの教育者に出会った
一生懸命に問題を作ったようだ
□に ....
勝負服 体育館に忘れたまま ひととおり 都々逸
カエル飛びに挑戦したら ナメクジになったよ
塩の山にぶつかって ぼくはしょっぱい水になった
生涯は逆算に基づいてる ハイ=サイ ....
昔々
あなたからもらった
魚の形をしたキーホルダーは
いつの間にか
泳いで行ってしまいました
だって
私のポケットは
海とつながっていますので
ぼくは詩人
考えることが大切なのではなく
考えようとすることが大切
それはぼくの思考
それはみんなへの理念
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女に出会った
四葉のクロ ....
ぼくは詩人
存在は理解できても
見ることのできないもの
それは人の心
それを求めて
それはぼくの追求
それはみんなへの認識
今日もまた
朝の散歩をしていると
天文学者 ....
ぼくは詩人
人に疎んじられても
人からあしらわれても
前に向かって
それはぼくの歩み
それはみんなへの歴史
今日もまた
朝の散歩をしていると
老木に出会った
茶色い葉 ....
ぼくは詩人
自分の明るさが
他人に伝わればと願う
それはぼくの温もり
それはみんなへの情熱
今日もまた
朝の散歩をしていると
また画家に出会った
ぼくに絵を描きながら
....
ぼくは詩人
理想と現実
感情と理性
どちらに偏るのではなく
接することが大切
それはぼくの均衡
それはみんなへの安定
今日もまた
朝の散歩をしていると
教育者に出会った
....
ぼくは詩人
すごくなくても
立派でなくても
強くなくても
かすかな心の音を大切にしたい
それはぼくの響き
それはみんなへの和音
今日もまた
朝の散歩をしていると
漫才師に ....
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