最近つくづく思うんだ

「自分ってなんてかっこ悪いんだろう」って

でも

自分のことをかっこ悪いって思える自分を

どっかでかっこいいと思っているんだ
私、
頑張ったよ。


出来る限り以上


カラダも
ココロも
悲鳴をあげはじめてきた。


でも、
誰かが待っててくれるから
私は負けない


絶対負けない

 ....
あなたの隣に
夢を置かせて下さい
ほんの小さな夢ですが
あなたの隣にいる限り
とても生き生きとします
あなたが喜ぶと
小さく羽ばたく音を出します
ただ
あまり見つめられると
照れて縮 ....
海岸に太陽が落ちていたので、
拾ってポケットに入れた。
手のひらは、
じゅって、
音を立てて燃えたけど、
そんなの気にならなかった。
どうしてもこれを、
 ....
どれだけ
人格は
壊れ
潰れ
死んでくんだ

どれだけ
人格は
分裂し
増え広がり
犯していくんだ

自分という
人格は
何だ
そこにあるのか
居るのか

今のは
 ....
君に対する僕の心は

ほとんど愛で


蝋燭たてとか

傘たてとか


ドアノブとか

靴べらとか


そういうものに

僕はなりたい


 ....
ガードレールの
かすかなすり傷から
少しずつ、ずるり
赤錆と化してゆく
そこを避けて触れた人さし指の
さらさらの、その
真っ白に乗じて、何も
何もかもわからな ....
厳しさも やさしさも 悲しさも
全てを含めた 表情が 心に響くの
 
離れても もう一生逢えなくても
傍にいたときよりも何倍も
心に思うことが

自己満足のために
迷いを紛ら ....
このアパートに住み着いている猫の話では
世界はすでに終わってしまったらしい
猫は目を細めて悲しそうにしているが
世界がいつ始まったのかまでは教えてくれなかった

仕方がないさ、と猫は言う
 ....
ちらつかず
そ、と留まっている、あれは
振り払えぬ外灯を振り払わず
硝子に帯びたままの、あれは
蛾だよ
その在り処では
既にひとつの夏が締めくくられている
夏ではない今となっ ....
夏の
体の
着衣のまわりくどさを
一枚、一枚、可愛がるように
指でしか剥ぎ取れぬ熱を
一枚ずつ剥ぎ取ってきました


あ、
そういえば、
非常階 ....
在る

始まって以来続いてきて
この枝の伸びやかな道道に
茂る葉の呼吸は瑞瑞しい

それも
小雪のちらつく昨夜の雲上の月も
陽炎のゆらめく送り火も
私を育ててくれる花娘

季節の ....
小さな人が困った顔をしていた、きっと困っていたと思う


ケチャップでしょうかマヨネーズでしょうか幸せにいつも足りないのは


君と手を繋ぎ星空を眺めていた一面のペンギン畑


自転 ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
質に入れたはずの女房が
ある日ひょっこり帰ってきた
質流れでもしたのだろうか
おかえりというと
ただいまもいわず
お茶だけ
のひとことで
台所に立ちお湯をわかしはじめる
そのうしろすが ....
右手を
高く突き上げ
あなたは
手術室に消えていったけれど

ぼくは
あなたの
笑顔が
いつまでも
そう
いつまでも
必ず
戻ってくると
信じていたけれど


宇宙の闇 ....
偽造された朝を押しつけられても
注文どおりの覚醒など出来よう筈もなく
自らを小さく蝕むことで
存在可能な時空をどうにかつなぎとめ
意識はただ浅く笑い
深く滅んでゆく



 ....
はじめに

・引用が多いですが、まず詩全文を読んでから本文を読まれることをお勧めします。まず、先入主なしで、詩を読まれたほうがよいと思うためです。

・このシリーズでは主に小林レント氏の14, ....
わたしは 生みの親だもの
おまえが憎いわけは ない

けれども わたしは 手を貸さない


さぁ

潔く 
心地良く
羽ばたいて ゆけ



誤解も あるだろう
嫌悪 ....
考えてみたら・・・オレオレ率と吟醸度は相反するものなのかもしれず、オレオレ率と吟醸度をともに低くするなんてすごく難しいんではないか。実作者はオレオレ率がひじょーに高くてもかまわないと思うし、逆に純読者 .... 何年かぶりに
虫歯がひどく痛む夜

でも
この感覚っていい感じって
生まれて初めて考える

ズキズキ歯痛に
全神経が集中するから

今夜は
久しぶりに
心の芯が痛まない
狂わせるなら手元がいい



カーテンレールのよるから
すべりおちる くだけたせぼね
きらきらひかる

きれいな はね  だ




ゆるめたてのひらで
てしてしと背中をな ....
柔らかく黒く夏で濡れている子供達の髪の毛の
美しい経緯を追い過ぎた眼の私は
くら、くら、
平衡感覚がたわみ
色彩感覚があればいいと思った
色彩感覚があればいいと思った
身体の、 ....
うすぼんやりな暗闇に
{ルビ空々=そらぞら}しく
いい月だ、と
繰り返す

あなたにとって何の感情もない私
あなたで繰り返すことの苦しみは
ここでもういいでしょう

不意に感じる{ル ....
レモン水一口飲んでいる間に

地球が生まれ
消えていきました

桜がとてもきれいだったので
あなたに伝言を残そうと思いました
授業中 廊下を二人で歩きたい 「お腹が痛い」ホントは嘘だよ

背を撫でる君の掌 思うほど大きくなくて 愛しく思える

得意気に話す隣に女の子 夢の中では何度も殺した

「優しいね」優しいは ....
曇った窓の水滴
悲しそうだから
笑って欲しくて
指でなぞってみた

表面張力の君の笑顔は
もうこれ以上
笑っているのが
つらそうで

張り詰めた思いが
寄り集まって
耐えられず ....
こんなにも隙間が空いているよ

さあ

飛び出そうよ
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 .... 十二番目で
いつも言葉を間違えてしまう君は
その次の交差点では
左折ばかりを繰り返している
東京
狭い夕暮れで
夢から覚めたばかりの抜け落ちた体を
ついでのような角度でドアの隙間に潜り込 ....
043BLUEさんのおすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最近気づいたこと- small hands自由詩108-8-18
負けてなんかやるもんか- 夕焼け空自由詩8*07-4-28
夢を置かせて下さい- ぽえむ君自由詩12*07-4-27
「_ポケットの中の太陽。_」- PULL.自由詩15*07-4-26
知らない方が幸せなこともある- ポンテク未詩・独白2*07-4-12
君に対する僕の心は- 水在らあ ...自由詩56*07-4-3
赤錆わずらい- A道化自由詩1607-1-7
想い- 茉莉香未詩・独白2*06-10-27
ブルードロップ- 青山スイ自由詩3006-10-25
輪郭期- A道化自由詩1206-9-14
脱衣録- A道化自由詩2506-7-27
盆栽する私- こしごえ自由詩23*06-3-29
幸せ- バカ男短歌1506-2-28
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
春の人工衛星- ZUZU自由詩21+05-12-17
植物人間という概念- 草野大悟自由詩4*05-12-15
- 塔野夏子自由詩11*05-11-17
ある15歳の経路/小林レント讃1- 渡邉建志散文(批評 ...10*05-9-30
うたの掟- 千波 一 ...自由詩16*05-8-16
オレオレ率と吟醸度- 佐々宝砂散文(批評 ...20*05-7-28
歯痛- フォマル ...未詩・独白8*05-7-27
星降るサイレント- オオカミ未詩・独白505-7-27
- A道化自由詩805-7-26
_- 葵 悠貴自由詩2*05-7-25
童話(伝言)- たもつ自由詩19*05-7-25
片思い−恋文- 短歌7*05-7-25
- 自由詩8*05-7-21
どこを見てるの?- ポンテク携帯写真+ ...10*05-7-21
詩と“私”を切り離せ。- 大覚アキ ...散文(批評 ...61*05-7-13
トーキョータワー- 霜天自由詩4305-7-12

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