すべてのおすすめ
山と谷がある

山と谷はあそこに置いといて

柿がある

落ちて腐って

真っ黒に

傷んだものは忘れて



冷えたソリがある

雪が はよ来い
 ....
そびえる山の向こうの山模様

鳥、または忘れられた鳥

珠玉、飽きられたそれ


怪人たちの忙しい、何も起こらない毎日過ぎ過ぎる 怪奇の
背中まわり込むまでの歩行と ....
こみ上げてくる吐き気のように、逃げ道が無い

リビングに不安を敷き詰める
人工物であるがゆえに安堵する
足元が濡れている
泥混じりの水に侵されていく
夢の中ではもう、肩まで浸かっている
 ....
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする

昨日までの日の出とどっか違うのかな

江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ....
ヒリヒリしたことばを書くとしても
きっと奴らは寝ているだろう
生まれてから今まで
ずっと目を開け続けている人間などいないのだから
みんなどこかで見解をこぼしている

ソクラテスは無知の知だ ....
Think small
ワイドショーでは
毎日ひどいニュースが流れている
母親を殺した父親を殺した息子が
たった今殺されました
なんて、心寒い時代なんだな
だけどそんなこと
君を傷つけた ....
さあ
お昼休みだ
ランチの時間だよ
どこいく
なにたべる
どうでもいいけれど
さっきは怒ったりしてごめんね
きみがそんなに落ち込んでいると
こっちもすっきりできないだろ
今日は
わ ....
きょう、美代子ちゃんと神社で遊んだ
美代子ちゃんに
「桃子ちゃんの持っている宝石を見せて」
と、いわれた
宝石のこと、ずっと内緒にしてたけど
キティちゃんのポーチを持ち始めたから、ばれちゃっ ....
金属製のペインティングナイフでキャンバスに油絵の具を塗りたくっている。
イーゼルの横にある机にはテレピンと絵の具が付いているらしいパレット。
伸ばしている途中の中途半端な長さの髪が、どうしようもな ....
自分自身という言葉の群れが後頭部から溢れ側頭部をなぜて前頭葉のひかりをあびている
フルに満載の瓦礫の山がくずれそうだ
カーブする轍
傾く我々で
ゼロにたちきることができず
目をとじ ....
涙はチロチロと泉へ落ちて
もう両手ですくえるわね
相手がいないとできないこともあるわ
天の川のように涙のつぶは宝石にならないかしら
薬指はまだ空いてるの
わたしの素敵な小踊りを
 ....
フケ太郎は雨を降らす
地面につく頃には
雪になっている

雪太郎は黙っている
静寂を両肩に載せて
軒下よりも背は高く伸びた

巨太郎は物語の中に収まり切らない
こちらの方 ....
子供たちは
キティちゃんのホークで
なぽりたんを召し上がる

何千キロという海の大きさも
何十万ガロンという容積も
その喫水の深さも
まるで想像できない
きっと、大切なことなのだろう
 ....
☆ ∴..☆ ∴.☆ ∴..☆ ∴...☆ ∴..☆

扉を開くと

優雅な薔薇の
花びらが
ひとひら ひとひら
いとおしく

カトレアの花が
ふわりと風に揺らぎ
紫の香りを
 ....
ジャガイモの皮を剥いたことある?

妻に尋ねられ
そういえば
記憶に残っていない

娘が小学校低学年のとき
いもの皮むき みんなでしたとき
血だらけになった男の子がいたらしいよ
娘が ....
血がでてるよ

言われて気付いた


そういえば痛い
なでるような叩くような信号が破壊されてるような
感覚
いつ配線を傷つけたのか
正常のなかの異常な部分がむきだしになる ....
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね




愛についてを乞うたのならば

骨と枯れても

幾千

幾憶


そこには声があった、と
想う

 ....
天国に一番近い場所と言う名の屋上で
翼の如く両腕伸ばしてみたりする
9番目の素数は23 逆数の循環節は22桁
次の素数までの差 あと6つのリズムでセレナーデ
ところで天ぷらのぷらって何ですか
 ....
僕の最期は いつまでも拍手が鳴り止まなければ良いな 自傷癖の空が

今日も散り散りに裂けようとして

寝ぼけた街に青が降る

==========

怪我した空を治してあげるのと

青い髪の少女の手には

赤いペンキとビスケット ....
失くすのが怖いだなんて

後悔するのは嫌だなんて

嘘つけ。



お前や私は

本当はもっと図太くて

そんな感傷や哀しみや
嘆きさえ

ドラマに代えてしまう。

 ....
 おい! いきってたらあかんどー
  
 おどろか!!

 ずうたい大きい奴やが

 根生あるのか

 表へ出い!

 すいまへん大将
チワワが
俺に
吠えている
俺にむかって
吠えている
俺はちょっと
わらってしまう
飼い主がチワワを
叱る
適当な感じで

飼い主と俺の
目はあわない
 ....
すべてのロールプレイングゲームをクリアした後に

俺たちは眠い目をこすらないまま

ラストオナニーをはじめる

すべてのロールプレイングゲームのエンデイング

すべてのロールプレイング ....
結局ここまで21人の女の子と付き合い同じだけ別れた
俺は気にいった赤ワインを何本か手にしていた
皆、個性的でチャーミングだった
どの子も自分の人生を目一杯に楽しんでいるように見えた
残念 ....
しょんぼりとした小さなおまるに
可愛いらしい赤裸の小鳥
小さな口ばしふにゃりと動かす
椿がひとつボタリと落ちる
気まぐれに捨て台詞ひとひり
天窓から、かしこの家に忍び込み
清いもうふに包ま ....
果物を持って歩いていこう
どこに歩いていくかは知らない
ポケットに入らないこのでかい果物
手に持って歩こう
どの国から輸入されたのか
どの船に積まれてきたのか
フルーツよ!
 ....
キラビヤかな クラブ

真っ赤なルージュ
艶やかな唇

カランコロンとグラスを揺らし
ウイスキーを飲みほす

ミラーボールに光る
夜のグラスな媚薬

甘い香りが
媚薬な夜をさそう

おどりが好きで夜を ....
 こんなに心が泣いたのは久しぶりだと、ジブリを見た。
恋はこいと読むが、
来いも恋と読む、言葉の迷宮に入って、
恋来いと言って、子宮で晩御飯を考える。

今日のおかずを並べて、
腹を満たす ....
 あたしは射精が好き。
射精は、どこか現実味を帯びていなく、
傍観できる、
あの白い液体は、
現実と妄想の産物。

人間として、感覚的に現実味が帯びる時は、
ティッシュの山、味だったりす ....
udegeuneruさんの自由詩おすすめリスト(166)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幽日- ヨルノテ ...自由詩108-1-31
変身- ヨルノテ ...自由詩308-1-31
海面上昇- rabbitfighte ...自由詩4*08-1-5
「生まれ変わったね」と君が言ったから一月一日はリセット記念日- 恋月 ぴ ...自由詩22*08-1-3
内輪差を説明するイラストの中の後ろタイヤに巻き込まれる少女の ...- ピッピ自由詩807-12-21
Think_small- Tsu-Yo自由詩407-11-26
昼休みに口ずさんだ適当な歌- 壺内モモ ...自由詩107-11-11
エロティック- 壺内モモ ...自由詩4*07-11-6
客観的なドッペルゲンガー- 榊 慧自由詩507-11-6
やわらかく毛穴がひらき世界が- モリマサ ...自由詩707-11-5
ゆっくり星空を見てて- ヨルノテ ...自由詩407-10-29
シリーズ- ヨルノテ ...自由詩107-10-29
キティホーク- 佐野権太自由詩21+*07-10-24
優雅な花園- 鈴鈴自由詩2*07-10-23
じゃがいも- 乱太郎自由詩17*07-10-9
十四歳- アオゾラ ...自由詩15*07-10-9
ぼくのかなしみが骨に似ていても- わら自由詩36*07-10-5
天国に一番近い場所- 榊 慧自由詩4*07-9-17
- 北大路京 ...自由詩6*07-9-14
空についての覚え書き(その2)- 快晴自由詩3*07-9-4
現代人- ドレンチ ...自由詩207-8-23
おい!- 生田 稔自由詩3*07-7-26
チワワ- 馬野ミキ自由詩13*07-7-24
ラストオナニー- 馬野ミキ自由詩2807-7-10
妄想世界朗読旅行・ニース〜フランス編(南フランス鉄道)- 馬野ミキ自由詩907-6-27
鳥による景色- 山桃自由詩207-6-11
故ブラッド・ノウェルに- 馬野ミキ自由詩8*07-5-6
ウイスキーカランコロン- 鈴鈴自由詩6*07-4-6
_恋来い- つぐこ自由詩907-4-4
_射精- つぐこ自由詩1307-3-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6