すべてのおすすめ
幾波に ひらき
うまれた 土色

陸で重ねた 年月
見上げて
登る灯り

影をとざし
うすゆき ゆらし

のけられた声色
掴み 散るしぶき

あどけなき 風




 ....
ミモザという星座はないけれど
ミモザという星はあります
南十字座の二番星
ベクルックスの別名です

ベクルックスには
偽南十字星の近くから
よく蜜蜂たちが蜜を集めに来ています
星のビー ....
燃えるごみを
ごみ捨て場へ持って行こうと
外へ出たら雨であった

透明のビニール傘を差して
そのままぼんやり空を見上げる
水滴の降ってくるさまが見えるのが
大変おもしろい

周囲でく ....
コーラとコーヒーを比べたら
コーラの方が好きに決まってる
甘くて美味しいし
炭酸が病み付きになる

コーヒーは苦い
ガムシロとミルクを二つずつ入れても
まだまだ苦くて飲めたも ....
うまく息が吸えた瞬間の
安堵ヘ向かう手足の喜び
意欲に満ちた血の巡り

波の生き様に寄り添い、
素直に落ちれば自然に昇る

放り出されて尚
手足は重く下がり
すすんで沈むのだから
 ....
夕べ
拾った羽根の先を斜めに切り
インク瓶に浸し
短く日記をしたためた

羽根で記録する行為に満足し
すぐに日記を閉じたものだから
翌日分のページに
生乾きの文字列が写ってしまっていた ....
あのお月様に向かって

大きな声で
何回も
ありがとうって叫んだら

全ての人に
この気持ちが伝わらないだろうか
静けさを測る術を探している。冷たさには限界があるのだけど、

静けさを測る術を探している。住宅街の、小さな公園の、真夜中、ブランコをこいで、こいで、鉄の鎖を軋ませて、泣いてしまいそうだ、どこかの家 ....
キャラメルが食べたい 苺のシロップがけも
それから、たまにはコーヒージェリーもいいな

こう毎日毎日マクロビばかりではたまらないよ
お菓子の中に埋もれて眠りたい

タイトでひらひらのL'E ....
キラメく 水を飲む朝の
ゆっくりとした 点滅球が
ぼやけて見えない

白 いイヤホン で 遮る笑い声
雨粒の 微動 もしくは波形
ぼんやりと眺める

踏まれている 足の痛み
知らない ....
                   080523


99と書く
次は100だと思うとそれ以上書けなくなる
思い切って進め
そんなこと言っても可哀想だと思う気持ちがあり
迷っていると
 ....
?値の概念
きっちり敷きつめた箱
早回しの時計
生まれたばかりのドットに侵略
引き裂かれた白地の残骸

曖昧なグレイの幸福
水色の融合
ユデタマゴを食べる風景

ピンクの破壊
極 ....
「やっぱ無理だわ」と言って長女はブラウザを閉じた。
「音声だけなら大丈夫じゃない?」と次女。
「いや、それでもダメだった」
「なんで無理なの?」と三女。
「いやなんつうか、分かんないけど無理」 ....
ボクらの世界は相変わらず何も変っちゃいないさ
キミ、ボクの声がきこえるかい?

選ばれていったキミ、闘いの日々だというじゃないか
大丈夫か?体など壊していないか?
誰よりも強いキミのことだか ....
「お茶を飲む」
なんだか不思議な

「お茶を飲もう」
この響き。

それはもう、そのあとに続くのは
「スマン、10万貸して」だったり
「ねえヤラせてよ」だったり
「最近、上司がムカつ ....
きもちのわるい不愉快な
温かさが支配する
恐らく俺は恐れている
これは、紛れも無い、恐怖だと
俺は思う



赤い携帯電話がこちらのほうに
意識を飛ばしているように


 ....
あったかくて親密な壁との対話に
身体の内部が地震になるほど
たましいがふるえすぎて沈んでいたんだ
そろそろ何か、雌豹なムードを求めたくて
つっかけ履きで捨鉢気分で
買い出しっぽく突然外へ抜け ....
鼻の下を長くしている
おっさんが
ジロジロこっちを見る

私はおいしくないよと目で言う

その目をおっさんが見る

キモイと小さくもらしたら
おっさんがピクピク動いた

よく見る ....
 野菜をたくさん載せて市場へと向かうトラックが横切っていく。水路には水草が揺れている。私は派出所へ向かい、被害届を出すところだ。この国では太陽が物を盗む。私の場合、被害としては最悪のケースで、家が盗ま .... 無情に泣くならアカネ色
光の獣、敬愛の人、
連れ去っていってくれませんか
黄金の人、あの角まで知ってる君で


無情に泣くなら隅っこの
過去になる、それをひきずる愚か者、
光の ....
月曜日
地面に並べられた各種弾頭のことを考える
打ち上げられたスペースシャトルの存在を信じながら
リリシストたちの高い志をリスペクトし
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような空気の中を  ....
原始脳である赤の球体はモノクロームの格子柄の上にあって
意識化された恋人の象徴であった

多くは扱いを知らないで弄ばれて腐っていく球体
もはやグレイを帯び翻弄され暗闇に追いやられる

しか ....
女が「れ」の字になって倒れている 春は別れの季節です
わたしの家は洞窟です
今日のご飯はどんぐりです
カミツキガメに噛まれて
指の先っぽが紫色になりました

役場へはもう行かないの
役場へはもう行かないの
役場へはもう ....
ミッドナイトデスローズに気をつけろ
忌まわしきあの夜 お前が遺したメッセージ
何を言っているのかさっぱりわからないので
家に帰ってからお父さんに聞いてみたら
わからないことがあったからといって ....
宇宙の中にかたつむりが咲いている
無重力の中、黄緑の飴玉が雨のように落下していく
みずみずしい果物が口から溢れる今その瞬間が
ブラックホールに吸い込まれて消え失せた
宇宙人 ....
打ち出でてみればそこは青く

ウミネコが謳い白く泡だつにぎやかなオモテだ

楽園だなあと思うオレ

「ようっ」と挨拶交わしてくれるじゃないか

嬉しいじゃないか楽しいじゃないか

 ....
1986 その映写機は生まれ






歌詞は書き留めずに吹き流すのがいいと
古い頃を見返すように鳴るアナウンス
今夜の一本はロンドンの人の行き交う地下鉄を
セピア色調にし ....
遠い日の記憶が

いちばん近くでゆらめいています


私たちは いつかきっと そこへ帰って行くのでしょう

もう すでに 始まっていますよ



{注傷ついたココロ=トラウマ}は ....
昨日は水曜日
カウンセリングに行く
きもちのなかでの幅がなくかなしくもないがたのしくもない
記憶力が低下中
なにもおもいうかばず
こころにひっかかるものもなにもない
あいかわらずの毎日がた ....
udegeuneruさんの自由詩おすすめリスト(166)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裸眼- 砂木自由詩6*08-7-4
ミモザの星座- 海里自由詩308-7-4
早送りの挙句のたまごかけご飯- 吉田ぐん ...自由詩2508-7-4
コーラとコーヒー- 1486 106自由詩6*08-7-4
腹式呼吸- 木葉 揺自由詩3*08-7-4
生乾き- RT自由詩608-7-4
歓喜- とよっこ自由詩5*08-6-29
静けさを測る- rabbitfighte ...自由詩37*08-6-29
DIET- 西日 茜自由詩8*08-6-28
詩が生まれるとき- 西日 茜自由詩16*08-6-12
99の次は100- あおば自由詩6*08-5-23
テーブルクロスの上で- 西日 茜自由詩8*08-5-18
詩のボックスオースティング三姉妹- キリギリ自由詩208-5-10
シリウスの海- 西日 茜自由詩10+*08-5-10
お茶_a_ゴーゴー- うめバア自由詩208-5-7
初夏- 榊 慧自由詩508-5-4
絵日記- jin自由詩908-5-3
エロレロレ- そらの  ...自由詩2*08-5-1
太陽犯罪- 葉leaf自由詩608-4-29
光の獣のいる所- 榊 慧自由詩4*08-4-27
チベットに自由を!!- モリマサ ...自由詩1108-4-2
赤の球体- 西日 茜自由詩2*08-3-19
殺人- ヨルノテ ...自由詩108-3-19
本日の業務取扱いは終了DEATH- セガール ...自由詩308-3-18
ミッドナイトデスローズ- セガール ...自由詩308-3-17
布団の中の真白い魚- ヨルノテ ...自由詩4*08-3-11
寝床の海- 西日 茜自由詩9*08-3-6
1986_映写機は生まれ- 鎖骨自由詩2*08-3-6
カタルシス- 西日 茜自由詩8*08-2-23
カウンセリング(テスト)- モリマサ ...自由詩708-2-16

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