すべてのおすすめ
同僚に競馬狂のおとこがいる。名前は「悦光」といって、これで”エツミツ”でも”エツコウ”でもなく”エツヒコ”と呼ぶ。もうずいぶん前に、エツヒコに半ば強引にひきつれられて、東京競馬場にいったことがあった。 ....
『ナポリタン』
失敗だった。
ナポリタンは。
味は申し分なかった。子供の時に食べて以来、忘れていたケチャップの酸味が甘さがやわらかく口の中に広がり、そしていたずらっぽく唇のま ....
あー、ねえ、いくつもの川を渡った。昼間にも、夜中にも、明けがたにも。きみの50歩が、僕の42歩。少しずつ齧るようにして日々。こんなのはもうさんざん使いまわされて流行おくれだってわかってても跳びあが ....
『オーダー』
カラン、コロロン・・・
重いドアを開けると懐かしい音が迎えてくれた。あとから調べて知ったのだが、ドアベル、と言うんだそうだ。
店の中は思ったよりも広かった。その ....
あの美しく優しい少女が、誰も何もせず、ただ座って
死にかけているという事実。耐え難い。
(LGle ....
前回投稿した『ことばの美はどこに隠れている』という散文は
わたしが他人とは違ってふつうの人のように小説や詩が読めな
い性(さが)のようなものがあることを書いたもので、だれか
を批判するためではあ ....
「語られるべき内容がほとんどなくても、
言葉は無限に増殖して一冊の本になることができる」
(『文体練習』レーモン・クノー)
───── ───── ....
自由に呪われている。とサルトルは言った。
ピンポン、
親分に食わせてもらってる以上親分の言うことには逆らえない。
~おまえ、死海の海を渡れ! と言われれば行くしかない。
死海行って来 ....
書いていてずうっと思うのは『現代詩』って何だろうということ。現代を生きる僕らが書く詩はすべて現代詩。以上、というわけにはいかない。現代はもちろん過去から繋がっているのてま、現代詩は現代詩であると同時に ....
やまたつ君という若い人が運営している「カナダ人ニュース」というYouTube番組があって、毎朝、見ているのだけど、要は保守寄りで、どちらかと言うと、トランプ大統領を擁護する立場(というかカナダから見 ....
「狭き門」をアナルだという言語化能力の低すぎていたおじ様方おば様方はこのサイトにも若干名残っているわけだけど、ジッドがゲイだとしても空を飛べる豚なので、日本で有名な寺山修司もぶっ飛んでいたわけだし、大 ....
「籠モル化」という言い方はまだ一般化していないが、ここでは詩の現場で見られる閉鎖的な相互評価の力学を指す仮称として用いる。語源は特定のグループに「籠もる」ことを強調した俗称で、少人数の内輪に作風や価値 ....
*
屈辱の痼(しこ)りを解きほぐしてくれるような他者がいない。積年の悪夢、そして中年の危機がわたしを追いかけている。なんだって、そんなていたらくに墜ちてしまったのか。じぶんの手を汚してま ....
AIと人との関係をあらわすオリジンのワンシーンについて
AIと人との関係を考えさせられる作品で、2022年以降オリジンとなる作品は以前のSFのなかで既に出尽くしていたのかもしれないけど、AIがこ ....
在るネットメディアの記事ですが、
俵万智という売れっ子の歌人がAI短歌につい
て話しています。
浦川通という人が「入力された上句575」の
あとをAIが続けて生成するソフトを開発した
という ....
Ken Sugar 🌏 kensugar.bsky.social
@ken_sugar
8月27日
(今回のホームタウンデマ騒動、個人的に何が恐ろ
しかったかと言うと、「普通の日本人」に潜む醜 ....
春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ~
~
ご存じのように松田聖子による大ヒット作である。
作詞は松本隆そして作曲は呉田軽穂(松任谷由実)で、この仮名は
往年のハリウッド映画の大女優、 ....
森進一に『港町ブルース』という歌があります。
背伸びして見る海峡を
今日も汽笛が遠ざかる
あなたにあげた 夜をかえして
港 港函館 通り雨
最近のことですが、
この ....
夏を通り越すとき、むすめの背が伸びる。目線がもうほとんど同じになった。靴のサイズも。手のひらはまだわずかにわたしのほうが大きい。平板だった身体は迷いながら造形されていく粘土細工のように、昨日よりも ....
『思い出の渚』 ザ、ワイルドワンズ
きみを見つけた この渚に
一人たたずみ 思い出す
小麦色した 可愛いほほ
忘れはしない いつまでも
水面走る 白い船
長い黒髪 風に ....
この度、強盗致傷事件の裁判員として職務を全ういたしました。
この貴重な経験を記録し、皆様と共有したいという思いから、こちらに投稿しました。
初日の午後からは参考人質問がありました。
最初 ....
https://youtu.be/8LW490ko6jI
南京もいいけど、通州もね♪
***
終戦80年というわけで、自責思考のパーティを官民一体、集団、個々人でやっている。お ....
部活のない放課後は暇で、池谷はとっくに帰ったし、水原は兼任している生徒会に行った。仁藤は何をしているかわからない。まだ校舎にいるか、もう下校したか。もちろん仁藤には仁藤の領分があるから、仁藤がどうし ....
めあーん、メアーンだか、めいあーん、メイアーンだか猫が鳴いている。猫の鳴き方には詳しくない。詳しくないまま聞いているとどうやらメイアーンと聞こえる。メイアーン、メイアーン、明暗。何が明暗だ。本人は、 ....
2025年8月15日(金)
今日は終戦の日
80年の時が過ぎた
黙祷
さぁ今日も現実社会で生き残ろう。
*
貴方に感謝も、非難する気持ちも ....
30歳なったら世界が消えた
29歳までの
あの神童陽向ちゃんはいなくなっちゃった
だから僕が来た
宇宙人のかわりは宇宙人しかできない
30代とはなんだろう
もはや、よちよち歩きで何 ....
第二次世界大戦において、日本は負けた。
ただ最近、思うことがあって、もし第二次世界大戦において日本が戦勝国になっていたとしたら、日本の戦争責任はどうなっていただろう?
戦勝国側として、第二次世界大 ....
昨年の陰謀論アワード第一位のネタは恐怖を国内に撒き散らすための囮だったという陰謀論が今年度のアワードランクインして物議を醸している。今や世は陰謀論フィーバー(古いなぁ)。僕の先生フィーバーは、いや、冗 ....
二〇〇九年にメビウスリングに投稿を開始した。此処の年齢層は若年から中年までといった具合で幅広く利用されているようであったが、当時すでに私は五〇を超えていた。つまり年配者であったようだ。
メビウス ....
八月六日、ひさしぶりに雨が降り、午後は合羽を着た。気温もさほど高くなく、空調服は着ずに作業した。草刈り作業であったが、この雨降らずの天気で草丈は伸びず、土埃舞うぺんぺん草を刈り取るというレベルだった ....
りつさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(104)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
リトルブレイン
-
おまる
散文(批評 ...
4*
25-9-17
東小金井『ナポリタン』
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
5*
25-9-17
メモ(日記)
-
はるな
散文(批評 ...
2
25-9-17
東小金井『オーダー』
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
3
25-9-16
テロ殺人を賛美した島田雅彦を教壇と文壇から追放すべきだ_
-
室町 礼
散文(批評 ...
4+*
25-9-15
愚にもつかない詩の批評理論は勘弁してほしい_
-
室町 礼
散文(批評 ...
2*
25-9-13
ことばの美はどこに隠れている(更正済み版)
-
室町 礼
散文(批評 ...
3*
25-9-12
自由にピン球?自由なんてあろうはずもない
-
洗貝新
散文(批評 ...
5*
25-9-10
現代詩
-
降墨睨白 ...
散文(批評 ...
4*
25-9-9
クレクレ星人の独り言「日本のメディアを、信用してはいけない理 ...
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
3*
25-9-9
若者よ、書を捨て東京には行くな
-
足立らど ...
散文(批評 ...
6*
25-9-9
詩壇における「籠モル化」とは何か_―_閉鎖性がもたらす評価の ...
-
atsuchan69
散文(批評 ...
13+*
25-9-8
夜でなく、夢でもない。
-
中田満帆
散文(批評 ...
2+
25-9-7
AIと人との関係をあらわすオリジンのワンシーンについて
-
足立らど ...
散文(批評 ...
2
25-9-3
AI短歌という玩具について
-
室町 礼
散文(批評 ...
4
25-8-29
現代の黒人奴隷船をめぐる思想
-
室町 礼
散文(批評 ...
5+*
25-8-29
言葉の魔術と感動『松本隆の赤いスイトピーにみる』
-
洗貝新
散文(批評 ...
8*
25-8-28
「文学極道」への弔辞(再校正済み編)
-
室町 礼
散文(批評 ...
6*
25-8-28
メモ(夏について)
-
はるな
散文(批評 ...
8
25-8-26
「思い出の渚」の冒頭歌詞を検証してみる「作詞家岩谷時子の発言 ...
-
洗貝新
散文(批評 ...
8+*
25-8-24
裁判員日誌2-2
-
TwoRivers
散文(批評 ...
5
25-8-23
おれの徒然〈34〉「敗戦記念日」篇
-
中田満帆
散文(批評 ...
3
25-8-23
夏帰り
-
トビラ
散文(批評 ...
1*
25-8-23
明暗
-
降墨睨白 ...
散文(批評 ...
4*
25-8-18
終戦の日
-
足立らど ...
散文(批評 ...
3
25-8-15
30代の行方
-
林 理仁
散文(批評 ...
1
25-8-12
オリハルコンより硬く
-
トビラ
散文(批評 ...
3*
25-8-11
いいよ、もう、全部陰謀論で
-
降墨睨白 ...
散文(批評 ...
5*
25-8-11
メビウスリング~現代詩フォーラム~文学極道~ビーレビ~現代詩 ...
-
山人
散文(批評 ...
10*
25-8-11
秋はまだ訪れていない
-
山人
散文(批評 ...
7*
25-8-10
1
2
3
4