死なない日の朝は
母の優しさが欲しかった

歪な世界の片隅
私にしか見えない景色

いつも途中で終わる
意味不明の夢の経緯を
母は聞いてくれた

覚えていますか
夢の途中を

 ....
目が垂れて睡りにおちる垂直に


滲みでる悲惨さに心が参る


皮肉にも肋が無くて助かった


お持てなし 持てあます梨 待ったなし


利己的に林檎をかじりお利口に
バビロンより

パブロンな心を

どうか誰か救ってくれないか



なんとなく

濃くなり初めた緑をみながら

独り言
ずらっと並んだ白い大根
土で茶色く汚れた太い脚を晒し
眩しいほど鮮やかな翠の髪を銀色の網目に垂らす
井戸からひかれた冷たい井戸水被っても
気持ちよさそうに水滴浮かばせ
脚を組み自信ありげにそ ....
車窓から見える白樺の森

希望の街を後にして

着いたのは無人駅

ボストンバッグを肩にかついで

見渡す景色に唖然

世界でたった一人になったかのよう

同時に

心 ....
{引用=𝘴𝘢𝘺𝘰𝘯𝘢𝘳𝘢、游ぐいきもの 透明な
さかなであることの等しさ

𝘱𝘭𝘢𝘯𝘬𝘵𝘰𝘯というのもいいかもしれない
水がないのに 𝘢𝘭𝘤𝘰𝘩𝘰𝘭を含むロに
  °

炭酸の泡が弾ける ....
天然でガスが出んねんて。
てんねんでがすがでんねんて


悔いて舞う雪、砂丘まで行く。
くいてまうゆきさきゅうまでいく


ひたすら空き家を焼き荒らす旅。
ひたすらあきやをやきあらす ....
句読点のように
あなたは
暮らしの中に
花を飾る

音符のように
あなたは
暮らしの中に
言葉を並べる

本の頁を捲るように
あなたは
暮らしの中に
楽しみを見つける

 ....
sunoAIに夢中になっている僕を
冷めた目で見ている君のことを
薄々感じながら
のめり込んで
生成される楽曲の聴き比べ
楽曲スタイルの指示を
足し算引き算しながら
気色いい曲が弾き出さ ....
 
 キャンドゥで

 ちいかわのミニメッシュポーチ見つけたよ

 これで私も

 100均財布界隈になるのだ



 ちいさなよろこびを

 いつでも見れるようにする

 ....
音楽を聴きながら寝落ちする
幸せな瞬間を味わうと
意識が目覚めた時
まだ目を瞑っていても
瞼を微かに照らす
カーテンの隙間の光が
寂しさを固めて
目やにとなる
ピンのあるタイヤは禁止されて
スタッドレスタイヤの時代になっても
凍結路面での安全性は保たれている

トゲのあるコトバは禁止されて
スタッドレスマンの時代になったので
凍結場面での安全性は ....
岸壁に腰かけて

オレンジ色に光る波を見てた

足踏みしかできない私たちが

束の間 癒された時


こうなる前に

どうにかできただろうに

選択権は私にしかなく

 ....
○「やさしさ」
言葉だけのやさしさ
形だけのやさしさ
見かけだけのやさしさに
惑わされてはいけない
強さの裏付けのないやさしさなんて
すぐに崩れてしまう
人生の四苦八苦を生き抜くことはで ....
仮面を被った少女は薔薇を抱き
読みかけの小説が傍に散らばっている
空想の中で眠るように生きている

夢見心地のままで目覚めるな
灰色の空が待っているから
夢見心地のままでいるなら

薔 ....
 
 昼間は夏日で

 日焼けしそうなほどだったのに

 午後五時の五月の風は

 すこし涼しい



  新緑が眩しくなると

  私たちはもうそれが桜だったことを

 ....
曲がりくねった道をただひたすら歩いていたんだ

膝の痛みに耐えかねて立ち止まったら君がいた
朝日が辺り一面射し込むように溢れる微笑みを浮かべていたね

苦痛も何もかも吹き飛んでまた歩きだした ....
 
 ママに

 ママってサク山チョコ次郎に似てるよね

 って言ったら

 怒られちゃった



 いいじゃん

 めちゃかわなのに

 毎日楽しそう

 笑って生 ....
171号線を

バイクで走る

奇跡的に壊れずにいたから

赦されたのだろうか


色々なものを振り切って

走る走る


道がずっと続いていて

色んなところに繋 ....
幼子の眼に映る淡い幻(ゆめ)

揺らめく色彩が鮮やかに通り過ぎ
輝きは更に強さを増して心の奥に強く刻み込まれてゆく
焼き付けられた記憶が勇気を与えてくれるから
握られた手のひらが光を集めて涙 ....
おぶわれた彼女は彼に傘をさす

耳と耳をくっつけて

時折 顔を見合わせて

どうか神様 この二人が

このまま幸せでありますように


あの日 竹林の小径

傘の縁から ....
僕の浮き沈みを見て
あんまり君が
泣いたり笑ったりを繰り返すもんだから
なんか楽しくなってきちゃって

もっと沈んでみましょうか
やめてくださいよ

他の誰のためでもない
自分のため ....
五月五日、
なかば強制されている春、
どうしてもせざるを得ない、
タイヤこうかん、
いっぴきの蜜蜂はわざわざ庭先にまで見学に来て、
となりの家の庭では、
紫と白、ツツジがいつの間にかもうす ....
人間の細胞はおよそ37兆個の細胞からなるという
元素は酸素・水素・炭素・窒素・カルシウム・リン
手元に残るのは焼骨のリン酸カルシウムくらいだけだ
残された者はそれを後生大事に故人を偲ぶ
大空に ....
描き写した花びらの
燃えつく因果のあざやかさ
いずれ消えゆき 死んでいく
辿り着く道は ただおなじ

わたしの燃ゆる夕焼けを
灯していった あの人の
暗い木陰で澄む 横顔は
どこかで読 ....
わたしがあたしを見つめたとき
あたしの心が安らいでいく
あたしがわたしに微笑んだとき
あたしの未来が見えてくる
新しいところに行くために
今までのものを背負っていく
誰もが未来の山を登る
 ....
夏のそよ風が僕らの頬を撫でるよ
さらさらと流れてゆく優しい嘘
微笑みが幸せを運ぶから

言葉なんかいらない
ただうなずくだけでいい
騒がしい雑音も何もかも僕らの耳には入らないから
言葉の ....
満月がもしも鏡なら
そっとこの手で引き下ろし
貴方に逢いにゆく夜の
秘めの化粧に使いましょ
曼珠沙華色の紅ひいて
白銀の鬼女になったなら
貴方の妻になれるでしょ

半月がもしも櫛ならば ....
閉じられた扉
こじ開ける勇気も無く
ぼくはまた瞳を涙で濡らす

君の声
君の姿を思い浮かべるたび
切なくて
切なくて
痛む胸を押えた

ねえ、夢で逢えたら

ううん、夢ではなく ....
往き急ぐ世界が僕の眼を回す
ところ構わず疾走するヒトビト
巷で流れる音楽までせわしなく町中を駆け巡る
意味すら失ったコトバを主張しながら

あぁ、空っぽの桃源郷(シャングリラ)
虚しさを加 ....
sonanoさんのおすすめリスト(263)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
母へ- TwoRivers自由詩9*25-5-11
- 水宮うみ川柳225-5-11
めも- うし自由詩325-5-11
育てる- 栗栖真理 ...自由詩5*25-5-11
信州へ- 花野誉自由詩13*25-5-11
oyasumi- ryinx自由詩12*25-5-11
この光が火の粉(回文)- 水宮うみ自由詩225-5-10
あなた- 夏井椋也自由詩14*25-5-10
sunoAI- 自由詩11*25-5-10
100均財布界隈- おやすみ自由詩225-5-9
目を開けたくない- 自由詩8*25-5-9
スタッドレスマン- イオン自由詩4*25-5-9
密々- 花野誉自由詩525-5-9
独り言5、9- zenyama太 ...自由詩3*25-5-9
仮面少女- 自由詩525-5-8
新緑の頃- おやすみ自由詩225-5-8
ふたりでひとつ- 栗栖真理 ...自由詩3*25-5-8
サク山チョコ次郎- おやすみ自由詩325-5-8
京都へ- 花野誉自由詩7*25-5-7
幸せの記憶- 栗栖真理 ...自由詩325-5-6
雨宿り- 花野誉自由詩425-5-6
サブマリン- りゅうさ ...自由詩5+*25-5-6
初入道- 本田憲嵩自由詩14+25-5-6
生命- レタス自由詩7+*25-5-6
花とレプリカ- みぎめ  ...自由詩3+25-5-5
未来の山- 自由詩9*25-5-5
未来(あした)の夢- 栗栖真理 ...自由詩2*25-5-5
鬼女ノ恋歌- 福岡朔自由詩225-5-5
太陽と瞳- 栗栖真理 ...自由詩325-5-5
哀しみのフロンティア- 栗栖真理 ...自由詩2*25-5-4

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