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「12月28日のsketch」

トンネルを抜けるとズレた周波数があった。ラジオ深夜便、ラピスラズリの火球は未明の空を横切った。

「ザザ…ザザザ、とある三歳の女の子がお母さんに結婚してとせが ....
充溢していた時とは
自分が消えてなくっているとき
思えば大体そんなものだった

そんな風に出来上がった世界に
生まれて生きていつか死んでいく
そのことに絶対的な反感を持ってもいいですか
 ....
なんだか、時々、こういう風に思います。

現代詩フォーラムに毎日投稿される詩、それから過去ログの詩もですが、嫌な時もたまにはありますが、大体はそれらを一つ一つちゃんと読んでみたいなと思ったり。
 ....
 今日は落ち込んだことがあった。
 職業訓練の筆記問題の算数の問題が半分ぐらい出来なかったのだ。事前に例題で連立方程式の解き方を思い出しておいたのに、小数点が混ざった乗除の計算をする際、約分の時に必 ....
もうおわりだと口に出して何度それを言ってそのたびに母の心をキリキリさせたか知らない
不登校だったとき
高校を3日で退学したとき
大学でうつになり死にそうだったとき
引きこもっていたとき
働き ....
あの手この手を駆使し
時間にしてほぼ二時間
ぼくは自分がいかにこれまで我慢してきたかを伝える
君は自分もあなたと同じだけ我慢してきたとさらりという
ぼくはこれでもかというくらいほとんど全身全霊 ....
{引用=この先もこれまでもみな猫の{ルビ洞毛=ひげ}※}

望むでも{ルビ希=ねが}うでもなく雲の蝉


尻取りをしたい宇宙の尻尾まで


雲ひとつぽっちゃり浮かんで{ルビ嗤=わら}わ ....
『ぼくが電話をかけている場所』というレイモンド・カーヴァーの小説を久しぶりに読んだ。ありきたりな言い方だけど、とても感動した。アルコール中毒療養所に集まった人たちの話で、そこにはこれといった善人も悪人 .... {引用=あかあかやあかあかあかやあかあかや あかあかあか
やあかあかや月
 ....
ぶっ壊れたのが
ほうられて
くさりながらも
笑ってる

わるいこころが
湧きだして
よごれくすんで
何もかも
消えたくなって
でも
きえず

んなこといや
おこられる
い ....
なにもかも
あんまり悪すぎて
ことばにならない
心の叫びを
きいてほしい
この詩を読んだら
こういう想像して

1人の男がいる
夜眠れずに
その男は絶望している
男は死にたくても ....
はじめまして

こんにちは

ぼくは転校生

東西南北の地平線からきました

ぼくのおかあさんは

おとうさんです

おとうさんは

おかあさんではありませんが

おに ....
抱き合った玩具のタイガー吊されて開園近い「富士サファリパーク」


「うみがたり」名を改めてリニューアル暗い通路のデンキウナギたち


{ルビ無料=ただ}で観る動物たちのうたた寝も悪くない ....
自分というだめなものを持ち上げて
よいしょっと背負えるようになりたい

それができず
自分を引きずっている毎日

自分にがっかりし
がっかりしたくないがため
投げやりになる
日々
 ....
{引用=或いは小噺『洗顔異譚』}


「顔を洗って出直して来い!」って言われたんで

顔を洗ったら顔がとれちまってね

仕方がないからそのまんま取って返すと
 ....
{引用=信じられないことがある
それは一つの、収束}

帰ってきて皿を洗って、シャワーを浴びる。それからごみ捨てをして(妻にはいつもシャワー前にごみ捨てをしろといわれたが、どうにも守れない)、雑 ....
心奪われる詩、とりわけ自由詩のそれにかんしてはだいたい数行読んだだけでピンと来て、後頭部から頭のてっぺんにかけてスッコーンと何かが抜けるものだ。

しかし、なかには例外もあり、これが不思議なところ ....
ここに記すことは
僅かばかりの蓄財の子への法的な譲渡に関するいくつかのことがら
そしてその他言い尽くせぬ様々の経緯、背景、心境を集約し遺そうとする意思
その意思はギリギリまでに削ぎ落とされ、真実 ....
ぼくは頭がわるい

悪いなりきにむかし本を少し読んだ

宮沢賢治の永訣の朝という詩が

好きで何度も読んだ

それから

長い小説を読む根気がないから

短編をいくつか読んだ
 ....
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