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さみしいだけ。 ほんとうに伝えたいことは
そんなにないのかもしれないね

ほんとうに好きだったかどうか
思い出せないのと おなじで
 
 
 
毎夜
だれかのさみしさを
乗せたまま列車は走る

新しいさみしさが
毎夜
はじまる

わすれないで、と
汽笛が泣く

わすれるくせに


しあわせだったら
よかったね
 ....
あの日を境に
世界は明らかに下り坂に入ったんだ
たとえばさ

えらい人が逮捕される時ってあるでしょう?
あれね
時代劇の捕り物みたいに、突然いっせいに取り囲むってことは
実は ....
わたしのこと
愛してなんかないんでしょう?

帰途につく助手席に
憎しみは騒ぎたつ
さざなみのように

答えのないまま
FMはゆく

たとえばくちびるで
確かめあえたら
あなた ....
去年の年賀状の返事も出さないうちに
また来年がやってくるというのか
引っ越してからまだ一度も
開けていない段ボールがひとつある
正直怖い

お引っ越しのお祝い返し?
オノレはキャンディー ....
わたしのなかに
流れる川だ
あなたは

たちどまるな と
言いながら
あなたが
流れた

わたしには
方角などわからない
ただ
ここに立ち尽くす

だ ....
ジ 
ジッ と

命の 焦げる音がする

紫の
灯りに誘われて


やさしさは
銀の
電熱線だ

あなたに
触れて

私は
終わる

小さ ....
ほんとうに欲しいと思ったんだ
あの夜

だから
ここにいるだけで
しあわせ

夏が終っても
君が胸を泳ぐから
 

クロール


息つぎをせずに
どこ ....
反すうする

ある種の
草食動物は

記憶をいつも
もぐもぐ やってる

本人は
けっこう やめたいのだが
回りからは
案外
幸せに見えるらしい

あく ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
えーオトナな人たちだけにむけて書きます。この前出張にいったんですけど、楽天ですげー安いホテルをとったんですけど、まあなんつうか、壁も安っちいわけですねそゆとこは。

で、となりのひとの声とかも聞 ....
左からきた電車の窓に
私たちの姿が
映る

映る

あなたと
私との距離は

そうか
こんなふうなのか

それは
なんだかとても自然な
風景のようで

まるで
あなた ....
新しい惑星に
私はなりたい
あなたの

楕円軌道で追いかけて

あなたの日常を
照らすこともない

私は
小さな氷のかけら
それでも

見つめる
くらいはいいだろう

 ....
「メタン・ショック」

  世界の
  メタンガスの1割は
  牛のげっぷで出来ている

  君が泣いたら
  二酸化炭素は
  アサガオを揺らすだろうか

  ボ ....
私の胸には
いくつか
ほくろがあって

それを結んで
星座にすれば

あなたは
気付いてくれるだろうか

 

ペテルギウスを過ぎました

もうすぐ


揺るぎな ....
偶然に
通りがかったチャットでは
まさに
ログが消されるところ

削除
とあなたがキーを打つ

誰かが
削除とキーを打つ

あなたの
意志でキーを打つ

あなたの
意志で ....
同じになったためしがない
あなたを

追いかけて
私は走る

不等号の
その向きに

あなたを追って
ふしあわせになればいい

あなたの大事なヒトが
嘘つきで
ルーズで
借金持ちで
指名手配で

全部君のためだよって自分のためで
どんなつまらないミスにも言い訳がデフォルトで
甲斐性 ....
あと何度
逢えるかなって
数えたことが
君は ある?

あと何度
抱きあえるって
考えたことは
君は ある?

あと何度
夜が
ニュースを運ばずに

静かに明けていくだろう ....
みんな投げやりだってこと
私たちは
体感したいのだ

本能には抗えないってこと
おなじ
罪人になりたいんだ

しかたないよねって

あなたの言うままに
ハンドルを切る
国道は
 ....
夜に浮かびくるには
断然に 白

やままゆがの
巨大な紋様は
それは
彼女のいいところ

もっと早く
もっと小さく
鱗粉よりも
残像を もて

孤独を埋めるのは
それは
 ....
ねこみみの新幹線が
魔法陣の街
すべる

すべる

あなたの
腕でブレーキを

かけたり
遠ざけたり
ふざけて腕を
組んだり

甘くみみを
噛んだり

笑いあって
 ....
−詩に没頭してるオトナって、やばくない?
そうそう。ある意味ね。

−だから学生さんとかが、ばーっとイベントとか、やればいいんだよね。
−オトナは無理だよ、無理無理ー。

詩を中心としたイ ....
殺傷能力を高めるために
釘のようなものを入れました
ことばを

ことばもいつも同じなのです

爆発するか
しないかの違い

世界に投げ入れる
膝を抱えて
  
  
  
 ....
この皮膚
だけでは足りないんだ

さかなのように
うろこをもたない
ボクらは
そんな生き物だから

だから
あらゆる皮膚と皮膚
重ねて

重ねて

夕暮れと
ひとつになっ ....
要するに
たどりつけないということだ
だけどそこにあるでしょう?
そんなふうに

要するに
好きなんだということです
無限に
割り切れないのです

だけど
そこにあるのです
  ....
君はどんどん奪っていく
やすらぐ
はずの思い出を

蒸発するだけの
存在と

信じられたらよかったのに

どれだけ
季節を繰り返し
君が過去へと沈んでも

君はどんどん奪って ....
ほんとうと向き合うと
ここがどこだかわかるので
適当に
あいづちを打って

商店街
もう開くことのないシャッター
枠組みに入りきれない
と 
いうこと

(うれしいことは 倍にな ....
孤独が好きな人など、どこにいるのだろう。と思う。
みんなどこかで。小指ひとつの重なりで。
つながっていたいのだ。

自分は今こうやってパソコンの前に座って、ぺたぺたとキーを打っている。
誰か ....
たりぽん(大理 奔)さんのuminekoさんおすすめリスト(211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かえるじゃないよ- umineko携帯写真+ ...13*05-9-17
それでもわたしは歩いていくだろう- umineko自由詩9*05-9-16
深夜飛行- umineko自由詩8*05-9-13
sky- umineko自由詩27+*05-9-10
76.6MHz_FM- umineko自由詩6*05-9-9
浮き雲- umineko未詩・独白3*05-9-1
わたしあなた- umineko自由詩9*05-9-1
銀狼- umineko自由詩7*05-8-26
クロール- umineko自由詩18*05-8-24
あなたの街はここから見えない- umineko自由詩8*05-8-20
ばいすくるのソネット- umineko自由詩9*05-8-16
拡散する宇宙- umineko散文(批評 ...8*05-8-7
左からきた電車の窓に- umineko自由詩15*05-7-31
新しい惑星- umineko自由詩8*05-7-30
空想科学風物詩(1)- umineko自由詩7*05-7-21
星の胸- umineko自由詩8*05-7-16
削除- umineko未詩・独白7*05-7-15
不等号(改訂版)- umineko自由詩7*05-7-11
嘘つきジンライム- umineko自由詩8*05-7-10
プラナリア- umineko自由詩9*05-7-5
左折- umineko自由詩9*05-7-1
アメリカシロヒトリ- umineko自由詩2*05-6-29
ねこみみ新幹線- umineko自由詩5*05-6-27
サハラ砂漠の真ん中で- umineko散文(批評 ...8*05-6-26
- umineko自由詩9*05-6-23
皮膚- umineko自由詩6*05-6-19
円周率- umineko自由詩14*05-6-11
気化熱- umineko自由詩5*05-6-9
惑星の夜- umineko自由詩1*05-5-28
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