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汚い言葉を
吐き出したくなるような
きれいばっかりの季節で
日に日に痩せていく
終わりという言葉に
最後の朝日がさした
なんでもない日が
積み重なって
今日を見せつける

倦怠が渦 ....
昨日
仕事が終わって夕方帰宅したら
家に届いてました

新型コロナウイルス感染症
ワクチン接種のお知らせと
二回分の接種券が

はじめて高齢者である事に感謝しました

いや待てよ
 ....
朝、皆さんと交わす
おはようございますが
大好きでした
だから最後に
おはようございます
そして
さようなら
今日も夕暮れを見ていただけ
過ぎた 午後
桜を思っていた そして
なぜ 生きているのだろうかと
尾崎豊の歌を聴いていた
イイね入れたってことは
肯定したってことだからな
自分は罪を逃れられると思ったら
大間違いだ
軽いお礼のつもりで
入れましただあ?
おまえな俺が
女子高生の使用済みおりものシート
収集 ....
とうめいの骨の
おくのおくの ずっと おくのおく、から 
虹をかみくだくおと、が
きこえる。

(八方美人!
(恥知らず!

てんし、と
あくま、を
はらんだ夜が
鎌首をもたげる ....
そのとき
時間という観念が
背後から消えていた

理由は知っていたが
理由という言葉ではなかった

歩くという足の動きは
私自身なのだろうか

蠢くものや湧き出すもの
がズリズリ ....
誰かの風に乗り 誰かの声をきく

そうしたくないもの そうなりたくはないもの

  覚えているかい
小学校の夏休み みんなで寝泊まりした教室の匂い 擦り切れた廊下の窓ガラスの向こう
お ....
竦めた肩の分まで
好きになっていいのかな?
水溜まり飛び越える黄色い長靴
人にならなくていいのなら
此処に歌を置いていくよ
いつかは私も先生になる
現実はもっとミラクル

スーツケース ....
どうやら
うつ状態らしい
見かねて
モスバーガーを奢ってあげた
これが
今のぼくにできる
精一杯だ
オニオンリングは
案の定
バラバラになり
だけど
食べてる間
ずっと
ポロ ....
殺風景な教室に
わたしの怒り

先生は多数決をとった

異分子には異分子の
言い分があることは
知っていたはずなのに

優等生のふりで
回避した戦争

擬装の平和に
気付いて ....
世の中に
有名な自称詩人というものが
存在することを知った
自称詩人界では名の知れた人物で
それなりに発言力があったりするらしい
一体どれくらい有名なのだろう
陸上ホッケー日本代表よりも
 ....
闇市に西瓜を買いに出かけたよ

金脈が本物の黄金だとか噂話しで聞いたんだ

途中チンピラに追いかけ廻されては警官に発砲されたり

散々な眼にあったぞ* !あ、こんなところに…

板 ....
ひとりにつきいっこの
こわれやすくちいさな
構造物にはめこまれた
なのるなもないいのち
きみとぼくのはざまに
そびえたつこのせかい
僕はチョコバーを一つ取り出して彼に与えた
(ところできみは虐待されたから逃げ出してきたはずだよ、誰に苛められたの?)

一口チョコバーの先を齧るときみは不機嫌な顔して応えた。
(あなたが彼 ....
  犬


朝の静けさの中で
犬が吠えている
すべてに届くように

昼のざわめきの中で
犬が吠えている
君だけに届くように

夜のささやきの中で
犬が吠えている
すべてを打ち ....
あの人は日記のような詩を書く
あなたは詩のような会話をする
その人と会話のように目配せる
かの人の目のような月が笑って
あの人たちは笑いながら消えて
私たちは消えるような息遣いで
そうして ....
本当は優しい言葉でもかけてあげたいけど
誰よりも覚めた、突き刺すような視線が痛い
テーブルを挟んで座る
手を付けないままのサラダとフォーク
言いたくないなら何も言わなくていい

どんな未来 ....
現と擦れて詩が浮かび
境と接して死が浮かぶ
現も境ももう近しく
それなら詩と死と
しとしと濡れて
行ける処まで生きませう
現と境の溶けるまで
背負った重荷を下ろすまで
背を正すこと、背 ....
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越えて
海に向かって歩いていた

薫る潮騒、うねる波
空き缶一つ、浜辺に落ちて
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む

 遠く船が落ちてい ....
遠い遠い場所
過去とも未来ともつかない時
銀のロケットは宇宙を渡った
ゆく先々には
驚くべき光景の数々があった
じつに多彩な星の世界が
めくるめくように展開していった
銀のロケットは
 ....
夕暮れは、いつも隣に座ってた

河川敷の土手に、いつも僕と座ってた

何を話すでもなかった

ただ何となく、二人で座ってた

夕暮れは、いつも時間になると帰ってった

泥だらけ ....
また一夜が明け
光溢れる一日が来たよ
風はそっと穏やかだし
空はぼうと水色だし
街は花の香に包まれて
実に飄々と軽やかに
ステップ踏んで春は行く
おれはのそっと鬱だけれど
六十一回目の ....
詩集を出したばかりの頃
卒業後初めての同窓会があった

みんなそれぞれの世界で活躍していて
「詩集を上梓しました」と宣伝すべき立場と
疎ましく思われる現実とに混乱した

高1で同じクラス ....
また怒られてしまった
しかし、忘れてしまおう
いや、忘れられるものか

悟りを開かないと出世できんのだ
出世できんと生活出来ねぇんだわ

ぼくはさんざん血を吐いておりまする
でも、解脱 ....
新型ウイルスを開発し
一年ぐらい流行らした後
ワクチンをばらまくという
新手の抱き合わせ商法を考えついたとしたら
ファイザーはなかなかやるなと思う
「消防士が実は放火犯」
あれと同じ理屈だ ....
……おいで……、……オイデ……たたたたたっ、
    ざ……オイデ、……おいで……、

だれ、

そうして目を、覚ました、厭わしい、あんなにハラリと逝くことができたのに。

よく仲間とし ....
コロナウイルス感染者のみで
競技を行う東京コロリンピックの
組織委員長小呂奈喜郎氏が
委員会の会合で
「女性がトイレに入ると長くて困る」
と発言し、これは女性差別発言ではないかと
問題視さ ....
二〇一五年五月一日 「HとI」


 アルファベットの順番に感心する。Hの横にIがあるのだ。90度回転させただけじゃないか。エッチの横に愛があるとも読める。もちろん、Iの横にHがあるとも、愛の横 ....
一般的にワクワクするような
チンチンを
ワクチンと呼びますが
美人若奥様に
あなたにとってワクチンとは?
と街頭インタビューを実施したところ
1位が長いチンチン
2位が太いチンチン
3 ....
一輪車さんの自由詩おすすめリスト(557)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三月三十一日- 入間しゅ ...自由詩421-3-31
仕事が終わって- こたきひ ...自由詩321-3-31
退職- たもつ自由詩6*21-3-31
憂鬱な四月- 番田 自由詩321-3-31
おりものシート収集家の青春- 花形新次自由詩221-3-30
蝙蝠と檸檬- 草野大悟 ...自由詩721-3-30
- 宣井龍人自由詩10*21-3-30
夜ネ_風に- アラガイ ...自由詩13*21-3-30
アリストテレス- 妻咲邦香自由詩6*21-3-30
窓越しの桜- 道草次郎自由詩13*21-3-29
3年2組- TwoRivers自由詩7*21-3-29
蒲生- 花形新次自由詩221-3-29
__(___)__西瓜- アラガイ ...自由詩8*21-3-29
世界- 入間しゅ ...自由詩721-3-29
詩人たちの末裔_Ⅱ- アラガイ ...自由詩3*21-3-28
デッサン- 空丸自由詩1821-3-25
さくらはさくら、で- AB(な ...自由詩12*21-3-25
沓掛の小道- 妻咲邦香自由詩7*21-3-25
しとしと濡れて- ひだかた ...自由詩621-3-24
海に向かって歩いていた- ひだかた ...自由詩921-3-23
銀のロケット- 道草次郎自由詩7*21-3-23
夕暮れは、いつも- クーヘン自由詩12*21-3-23
うっとり鬱で- ひだかた ...自由詩13*21-3-23
同窓- 鵜飼千代 ...自由詩16*21-3-21
出世したい来世- 入間しゅ ...自由詩1021-2-23
抱き合わせ商法- 花形新次自由詩221-2-17
春の会話- 田中修子自由詩14*21-2-16
東京コロリンピック組織委員会- 花形新次自由詩221-2-14
詩の日めくり_二〇一五年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩17*21-2-7
ワクチン- 花形新次自由詩221-2-2

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