すべてのおすすめ
瞼のおくに
鼓動がやどって
かなわなかった祈りも
血肉となって
いつか
癒える日を
ゆるさないでいる

それぞれの
さいはてに立って
白い旗をふる
くさはらのそこここは
まあた ....
石田純一こと
石田太郎をはじめ
有名人がコロナウイルス感染を
得意気になって公表しているが
本人は何やって感染したか
大体見当ついてんだろうから
それも公表しろと言いたい
病院で感染した ....
感染者数より
自粛要請より
くっきり黒々とした
アイラインが気になって
仕方がない
コロナ対策よりも
画面映りが重要なのは明らかだ
死にかけたパンダみたいな
化粧をやめて
完全なるば ....
せっかく夫婦が
ずっと一緒にいるんだから
DVなんかせずに
セックスでもしましょう!
朝から晩まで
やりまくろう!
コロナウイルスをきっかけに
人口減少どころか
逆に増やしちゃいましょ ....
またの名を泥船という

WHOの人間を
全員入れ替えた場合
果たしてその組織は
WHOと言えるのか?
この問い掛けに
ギリシャの哲人
パパイエニイルポスは
「誰に入れ替わっても
中 ....
雨が
木の幹を濡らしていく
緑の木立は微かに揺れて
時の狭間に佇んでいる

この四月馬鹿の一日に
優しく優しく照り映えながら
雨は
間断なく降り続け
やがて
街を静かに濡らしていく ....
《なんてこたあ ないんだよ》

翼をたたんだカラスがうそぶく

電柱の上に ぽつつりとまつて
さうやつて 世の中をみおろしてさ

ほら ちよいと
武蔵の絵みたいな
構図ぢやな ....
コロナウイルスに感染して苦しむ人に
インフルエンザウイルスを投与して
身体のなかで
ウイルスの覇権争いをさせたなら
コロナの辛さを
インフルエンザで忘れる的な形で
撃退出来たりするのではな ....
          un pastiche, encore


きみが書く手紙の文字は読もうとすると揮発してしまう

ありきたりの半島とありふれた海峡

街を寸断する運河や暗渠 について ....
わたしはさいきん
けずりぶし
いえ、最近じゃなく
常時そうなんです

ふりかけられては
振り落とされては
そこが あつかろうが
さむかろうが
おどっている
おどらされている
 ....
嵐が来た
君が来た
君の瞳
去っていく
君の背中
見つめた
嵐の後
自由とか
権利とか
悠長なこと言ってると
ヘンテコりんな
隣近所のせいで
ひどい目に合わされたりするんだよ
第一、自由とか権利なんつうもんは
公共の福祉に反しない限りってのが
頭につく ....
{引用=(*昨年書いて現フォに投稿せず忘れていたもの。アーカイブ目的で投稿。石村)




しつこい梅雨が明け
夏がはじまつた
はず であるのだが
ひさびさに傘を持たずに
散歩なん ....
ここに来て
自称詩人に対する憎悪が
今までの五億倍以上になっている
自称詩人がクソみたいな
自称詩を垂れ流しているその時
一般の人達は
雨が降ろうが槍が降ろうが
ウイルスが降ろうが
必 ....
他の誰の姿もない
沈黙する街を
きみが踊る

午前六時半

部屋の窓から
コーヒーを片手に
眺めているだけでは
飽きたらずに
カップをスマホに
持ち変えたとき

撃たれた白鳥 ....
どういふことだ
まだ
ひとのかたちをして
星の上にゐる

急がなくてはいけない

廃村のはずれの小さな草むらに
菜の花が咲きはじめてゐる
……風にゆれてゐる
やさしいやうな ....
廃れた町には何もない
ただそれは理解されてないから
何もない様に見えるだけ

廃れた町には空っぽの家がある
廃れた町には錆びた自転車がある
廃れた町には骨だけになった何かがある

廃れ ....
 
描くのは額縁があるからではないのだ
  に切り取るもの

詩をなめる
         同じく         虫眼鏡
  色の点点     あ、あ
 あたまの中では白い       ....
向きを変え下り坂を上り
以前は胸が先に苦しくなって
、足もとを止めた
膝頭が訴えてくる。これは筋肉だ。
ふくらはぎの痛みなんて経験したこともない
体重が少し増えたからかな?
よほど運動 ....
引き出しの中にも眠る
掬われないまりうすの舵
印影の消えた朱肉をいつまでもはなさない
無駄に広がる玄関の扉開けば山河原の礎石が
角松と放置されたここには誰も居ないという証なのだ
盥いっぱ ....
空間に貼り付いた言葉
人差し指ひとつで文字は消える
腸内視鏡/素描

それが私の詩

仮に詩人というカタチが図表に存在するならば
喜んでわたしは詩人を受け入れよう
何故ならば詩人と ....
日本国内で確認された
新型肺炎の男性患者から見つかったウイルスは
自称詩人が持つウイルスに
極めて近いものであることが判明した
この男性患者がまともな人間ではなく
自称詩人の可能性もあること ....
自称詩人は引きこもりなので
新型ウイルスに感染することはない
従って
下手をすると
自称詩人だけが
生き延びてしまうことになる
それは人類が最も恐れていた結末だ
そんなことなら
いっそ ....
風の啼く方へ
耳を澄ますと
それは風ではなく
死にかけたじいさんの呻き声だった

───一事が万事そんな感じだ

いつの間にか
線香臭い空気が
ジワジワ周囲に
まとわりつくようにな ....
彼女の股間に棲む生き物
その名称を公に口にしてはいけないルール
文字にしてはならない決まり

誰が決めたか知らない

知らないけれど守らなくてはいけない
暗黙の了解を経て今ここにいたる
 ....
──俺はなるべくしてなったのだ、おまえらが忌み嫌う自称詩人に

社会から見放されたニートが
悪の権化ジショーカーに変貌するまでを描いた全米大ヒット作
いよいよ日本公開!
いつものように歩いていたのに
いつものように犬と散歩していた夜に
いつもは足を止めもしない場所で

足が歩みを止めて犬が不思議そうに
足のまわりをくるくると回っている

線路下の細い道が ....
楽器入れに隠れた私はピアノ
今ならどんな音でも奏でられる
ぽろん、ぽろん、ぽろん
空から眺める地中海は空より青く

そう、私は帰って来た
さだめなき世に
年古りて
なにひとつ
新しくもない
年がまたくる

十二月
三十一日
午後十一時
五十九分
五十と
五秒

冬の雨が
雪にかはり

廃屋の時計が ....
  旅


こころは
しらないうちに
旅に出る

笛のねに さそわれて
むかし 人びとがすんでゐた
海辺の村で
潮風にふかれてゐる

いつになつたら
かへつてくる ....
一輪車さんの自由詩おすすめリスト(563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
くらげの骨- むぎのよ ...自由詩10*20-4-16
石田太郎- 花形新次自由詩120-4-15
コイケ、バカたれが- 花形新次自由詩2*20-4-12
#おうちで過ごそう- 花形新次自由詩420-4-11
テドロスの船- 花形新次自由詩220-4-4
四月馬鹿の雨- ひだかた ...自由詩920-4-1
春風に吹かれてる- 石村自由詩11*20-4-1
特効薬- 花形新次自由詩220-3-26
今日、明日- 墨晶自由詩2*20-3-25
けずりぶし- 唐草フウ自由詩8*20-3-17
嵐が来た- 卯月とわ ...自由詩120-3-14
人権バカ- 花形新次自由詩120-3-6
レモンサワー- 石村自由詩16*20-3-3
クソ自称詩人への怒り- 花形新次自由詩4*20-3-2
ブレックファストインウーハン- 花形新次自由詩220-2-26
初春- 石村自由詩14+20-2-12
廃れた町- 瀧石夢真自由詩320-2-11
エロスと空間- アラガイ ...自由詩9*20-2-11
股関節の極み- アラガイ ...自由詩6*20-2-9
葉牡丹の枯れる- アラガイ ...自由詩8*20-2-9
私の詩- アラガイ ...自由詩10*20-2-7
自称詩人ウイルス- 花形新次自由詩220-2-2
人類史上- 花形新次自由詩220-1-29
タピオカ論争- 花形新次自由詩120-1-20
詩にしてどうするの- こたきひ ...自由詩420-1-18
ジショーカー- 花形新次自由詩120-1-17
来訪者- 帆場蔵人自由詩9*20-1-14
風と共にゴーン- 花形新次自由詩120-1-6
行く年くる年- 石村自由詩11+*20-1-1
旅・遺作- 石村自由詩19+*19-12-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19