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愛と信頼のステッカー
はらせてくださいね

一途にあなたを思う私ですから

でもね
あなたと私の隙間から風が吹いたら
ステッカーはいとも簡単に剥がれ
涙に濡れたりしたら
破れてしまう ....
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる

そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど

いつかはきっと
御愁傷さま ....
その呪いの
暗い
ほんとうをしっている

赤い血のゆめを吸い込んだ少女
街をさまよう顔のない亡霊

聴こえない声が
君の名をよぶ気がする
しろくつめたいガードレールは
 ....
若くて健康な女のこが
突然髪のスタイルを変えたり
化粧を厚くしたり
口紅を血のいろにするには
それなり訳があるんだと知ったのは
十八歳の時だった

ほのかな想いや憧れは抱いていたけれど
 ....
妖精が毎晩ずっと
雷雨の夜も
凍る夜も
風が羽根を掴む夜も

いくつも季節を越えて
一つづつ運んでる
小さなバラの蕾を
ひとりぼっちの
あの子のポストに

あの子はもう一年も
 ....
長押しを続けるスペースキーが
溜め息の後で増えていくんだ

口を開けている白いノートに
イルミネーションが反射した夜
果物で手を汚すのが嫌で
透明な椅子に座らなかった

苦手なことが多 ....
珊瑚が恋しい

あの

海渡る風の音

心に響くまなつの思い出

珊瑚が恋しい

あの

海の家であった

水色ビキニの水着の女の子

珊瑚が恋しい

あの

 ....
ながつづきしそうもない事をさじに拾っては、
数分の間、あれやこれや考えている。
まだ幼かった頃には

確かに別世界への入り口だった

あの古い橋 よく

行ったり来たりして遊んだっけ

今の背丈で眺めてみると

なんて小さくて短い橋

なんて細くて切な ....
時代から遅れている

線路の上は日に炙られた枯れ草の匂い
歪んだ電車が走る

腕に時計は嫌だ
なのに
心に繋いである懐中時計は
いつも壊れている

生きている
というのは
そう ....
いつかは枯れる花に

今日も水をあげる

いつかは枯れちゃうけど

今日は いまは

・・・生きているから
赤いハンカチをちぎったように
嘘の花びらが積まれていく
いちばん下に隠された気持ちが
あなたに見えるかしら

妖精が色とりどりの花苞を
持ち寄って集まる
星のしずくを集めた花が
中 ....
裏山の湧き水でできた小さな池に
動物たちの残していった
木の実が沈んでる

私は薬罐に水を汲んで
庭でとれた渋柿を置く

いつか絵が届いたら
匂いをかいでみて

今年もここで枯れ葉 ....
この世界は
美しく弾ける

数秒後に
カケラを残すまで

消えない魔法の
笑顔を探した

あの人もこの人も
違うのかな

シャボンの玉が
ストロボみたいに

誰かと目が合 ....
人は一度幸せを手に入れてしまうと

幸せとは簡単に手に入るものだと思うようになるらしい。



人は一度幸せを手に入れてしまうと

幸せを簡単にわけてあげられると思うようになるらしい。 ....
信じていた。
奇跡を、言葉を、人柄を

信じている。
教えを、心を、意義を

信じているのだ。
皆、私も


だから

真実でなければならない。
嘘にしてはならない。

 ....
風のすっかり止んだ朝
あなたと僕とは 
公園のベンチの見える辺りで
昨日の雨の激しさを思い出した

いつのまにか あなたがポケットに忍ばせた
淡色の宝石が 太陽を透かす
哀しい石鹸の香  ....
知らないうちに僕も大人になっていた。
絵柄を見ずにコアラのマーチを食べていた。
あざ笑うもの

降っては来ないもの

輝き失い消え逝くもの

もうどこにも在ることの出来ないもの

あざ笑うもの



いつも思っていたこと

砂を掴んで泣いた日のこと
 ....
家の裏手にはひっそりと出口があって
表にはそれなりの玄関と門扉がある

同じ屋根の下に
息してるから家族なのかな

乗用車はたいがい五人乗り
運転席が父親で助手席が母親
そして、後部座 ....
鎌倉市や藤沢市の辺りを走る
とても人気のある江ノ電

旅番組やドラマなどで
よく使われている
それを見て乗ってみたくなった

広島駅から宮島口駅を繋ぐ
広電から見る景色が
江ノ電から ....
自分が生まれた時にはもう
詩を書く人は存在していなかった

もう絶滅していたのだ

詩を体感するには
過去の詩人を探すしかなかった

遠い昔の
言葉のおにぎりは
なんと美味しいこと ....
古い友人が、夢にあらわれた
小学校5年生のときに同じクラスだった
中学、高校、一度切れた縁が
再び戻って、だけど
ひょんなことからまた、途切れて
そんな友人だった

夢のなかで彼女は
 ....
線香花火の小さな大きな
膨らみのような熱いかたまりが
眼差しを広げた胸の奥で
体を丸めてうつむいていた

赤い涙を拭う間にも
消えていく炎が穴を開けると

暗闇の中で眺める鏡は
ひと ....
いちめんの漆黒の空に
銀色絵の具を 振りかけて
秋 星座 またたく 地上には すすきゆらす風

生きて味わった苦しみが
嘘でもあるかのように消えていき
一日を そこそこ懸命には ....
君が笑うと僕の寿命が伸びるから、
僕はどうやら長生きしたいようです。
買った古本に挟まっていた褪せたレシート。
97―8―3、1:28PM、遠い夏のかけら。
たとえ詩が書けなくなっても
たしかに生きていくのには
困らない

だけど詩を書きたいと言う思いは
私の切なる欲求

時に心に石ころが詰まっても
叶えたい欲求

たとえば
公園の花 ....
狂い咲く雨は箱庭を濡らし沈める
くちづけの後の小さな虹が
知らない町を燻らせて
しらずに踏み潰した蟻が
わずかに軋んでいる
体温でむすんだ小さな手が
知らない誰かと角を曲がる
箱庭をおろ ....
君のあくびを僕にうつしてください。
その可愛いウイルスに感染したいのです。
卯月とわ子さんの自由詩おすすめリスト(150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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たとえ詩が書けなくなっても- こたきひ ...自由詩1019-10-26
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