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KEIKOさんは恵子さんと書くのに
幼少の頃から
けして恵まれては来なかった
らしい
とは言っても
個人の情報の漏洩はゆるされない時代
具体的な記述は避けられているから
確かめられな ....
雨がアパートの一室の屋根を叩く
時刻は午前零時を回っても
眠れなかった
天井からぶら下がってる電球は裸
彼女の想いは天井を突き抜けて空を飛んでいる
飛んでいると言うよりは
雨のなか ....
愛と信頼のステッカー
はらせてくださいね
一途にあなたを思う私ですから
でもね
あなたと私の隙間から風が吹いたら
ステッカーはいとも簡単に剥がれ
涙に濡れたりしたら
破れてしまう ....
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる
そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど
いつかはきっと
御愁傷さま ....
若くて健康な女のこが
突然髪のスタイルを変えたり
化粧を厚くしたり
口紅を血のいろにするには
それなり訳があるんだと知ったのは
十八歳の時だった
ほのかな想いや憧れは抱いていたけれど
....
時代から遅れている
線路の上は日に炙られた枯れ草の匂い
歪んだ電車が走る
腕に時計は嫌だ
なのに
心に繋いである懐中時計は
いつも壊れている
生きている
というのは
そう ....
家の裏手にはひっそりと出口があって
表にはそれなりの玄関と門扉がある
同じ屋根の下に
息してるから家族なのかな
乗用車はたいがい五人乗り
運転席が父親で助手席が母親
そして、後部座 ....
たとえ詩が書けなくなっても
たしかに生きていくのには
困らない
だけど詩を書きたいと言う思いは
私の切なる欲求
時に心に石ころが詰まっても
叶えたい欲求
たとえば
公園の花 ....
化粧をしない女と
化粧をする女
口紅を塗らない女の唇は渇くばかりで
あったかもしれない
口紅を塗る女の唇は艶やかに濡れていたに違いない
朝
彼が目を覚ましたのは誰かの足音が耳障りだ ....
食材と生活用品。
まとめては買わないから日々近所のスーパーマーケットに行く
私は詩人の真似事している。それはどこまでも真似事であって本物にはなり得ない。
私の妻は詩に興味もかんしんの欠片も見 ....
卯月とわ子さんのこたきひろしさんおすすめリスト
(10)
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日付
日向と日陰のある日常
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こたきひ ...
自由詩
3
19-12-18
童話と実話の歪み
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こたきひ ...
自由詩
3
19-12-14
恋愛のない恋愛詩です
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こたきひ ...
自由詩
1
19-11-23
よみがえります
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こたきひ ...
自由詩
6
19-11-20
恋情は火になって
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こたきひ ...
自由詩
3
19-11-16
今を生きているのは何かの間違い
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こたきひ ...
自由詩
4
19-11-14
家の族だから家族って
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こたきひ ...
自由詩
4
19-11-2
たとえ詩が書けなくなっても
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こたきひ ...
自由詩
10
19-10-26
蛾と蝶の見分けがつかなくて
-
こたきひ ...
自由詩
5
18-11-11
夕暮れの空から
-
こたきひ ...
自由詩
5
18-11-9
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