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神々の涎の一滴から人間は誕生したらしい
なんて
何の根拠もない噂が巷にながれていた
俺はそのころ旅の商人
毒蛇の
乾燥した肝を売りながら
旅していた
肝は行く先々でよく売れたが
....
施設の部屋を訪ねると
縦長の狭い部屋にはベッドが二人分縦に並べられていた
殺風景で閑散としていた部屋の中には
それぞれのベッドの側に簡易の便器が置かれていた
部屋の中に立ち込めた臭気が鼻を ....
ブレーキがまだついてなかったに違いなかった
人間を制御するブレーキが
人前を憚らず
女のこの幼児が自分の下着の中に手を入れて触っていた
恍惚の表情を浮かべながら
若い母親は立ち話をし ....
夜道
突然何かがヘッドライトに浮かび上がった
猫だと直感した
避ける暇もなくブレーキを踏む間もなかった
瞬間、タイヤが踏んで ぐしゃり 鈍い感触があった
が
そのまま通り過ぎてしまった
....
上級詩人の奏でる言葉に
聞き惚れる
そんな時代もありました
昔は僕のこころも美しく澄んでいましたから
今はすっかり皺がはいり
皺のなかに埃が溜まって
上級詩人の奏でる言葉に
耳が ....
風俗以外の女性は知らなかった。
不潔かな。欲望が一人で歩き出したら抑えきれない。男子の体の仕組みはそうなってる。
そんな時は誰にも迷惑をかけられないからマスターベーションで欲望を鎮める。
不潔か ....
最寄りの駅から電車に乗る。自宅から車で七八分の距離に最寄りの駅はあった。JR線沿いの市街。
地方にはどこにでもありそうな駅周辺の風景。
車は近辺の有料駐車場に停めた。
どうせなら自家用車で東京へ ....
DFW さんのこたきひろしさんおすすめリスト
(37)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
死んだ後の世界_生まれる前の世界
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こたきひ ...
自由詩
3
19-5-19
母親は俺の顔も名前も忘れた
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こたきひ ...
自由詩
5
19-5-16
自慰
-
こたきひ ...
自由詩
5
19-5-12
眩しくて一瞬前が見えなくなった
-
こたきひ ...
自由詩
7
19-5-5
人の口を数えても
-
こたきひ ...
自由詩
6
19-5-4
ネット詩人は
-
こたきひ ...
自由詩
7
19-4-8
最寄りの駅から
-
こたきひ ...
自由詩
5
19-3-31
1
2
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