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I am a Japanese girl after all,
今日はおじぎを100回して、
あいまいなコトバを100回言って、
あいそ笑いを100回して、
化粧直しを10回した。
 ....
サカナになってみたいけど
なれません

トリも むりです

ネコには なるひつよう
ないかもしれません

イヌになるのは
かなり いや

サルには
ときどき なってます
さよなら

くものうえへ
さよなら

じめんのしたへ
さよなら

しろいふくで
さよなら

どこかへ
さよなら

ほんとに
さよなら
私は素手で土を掘った
逆さ剥けから血がにじんだ
さらに掘り進むと爪が剥がれた
赤土は血を吸いながら悦んで湯気をあげた

肥ってはいるけれどゆがんだ芋虫が
私の掘った穴から這い出し ....
 

  赤い傘差して今日も雨
  カタツムリは縮こまって
  濡れている
  陸上競技場のアンツーカーはけぶり
  女子大生は傘を差して自転車に乗ってやってくる
  雨の日は少し喉が軽 ....
見知らぬ街の
見知らぬ看板に
見知らぬ字で
見知らぬ言葉が
書いてあったんだよ

と見知らぬ人が
僕に話し掛ける

気弱な僕は
あなたを知らない
と言えなかった
 


  野に、球
  と書いたのは清水哲男だったかわすれたが、
  日本シリーズもたけなわで、
  今日はいよいよ第七戦、西武が勝っても、
  中日が勝ってもちっともおもしろくな ....
好きな女の子とデートして
「何処か行きたい?」と訊ねたら
「何処でもいい」とその子は答えた
今までの経験上、大概の女の子は
「何処でもいい」が口癖らしい

だけど突っ立っていても仕方がない ....
  

   仔犬の
   ももちゃんがいない
   (たんぽぽの綿毛のような

   蟷螂のように
   さみしかった


   *


   仔犬の
   ももちゃんが ....
どうしても空を飛びたいらしいので
象が踏んでも割れない筆箱をあげると
「二郎さーん!」と言って地面に投げつけた

私は冷や汗をかきながら
「確かに弟ができたら二郎と名付けるつもりでした」
 ....
三人きりのアパートの飲み会では、
ダンボールがテーブルになる。

いい加減に酔っ払ったダンボールの周辺に
いい加減散らかったつまみが散乱している。

終わらない夜に、注がれた日本酒の香りが ....
 

  白いレースと
  モスグリーンのカーテンの外は
  朝焼けの予感
  大学校舎の壁に映って
  小鳥たちの目覚めをうながす
  日本列島幾つの目覚まし時計が鳴るのだろう
   ....
君の町まであと何百年かかる?
僕は宇宙服を着込んで銀色の砂漠を
君の町まであと何百年かかる
目を閉じて考えようとする愚か者
横浜に雨がふっていて
新宿に虹がかかる
そう あのデカい蜃気楼
 ....
窓拭きの人が来たのに
誰も返事をしないから
僕が部屋に通したんだよ

窓拭きの人は窓だけ拭いたよ
窓より汚いものは拭かなかったよ

窓拭きの人が行くのに
誰も見送らないから
僕が見送 ....
詩の批評をしている人と
虫の気持ちを批評をしている人を
交換してみましたけど
これといって何も起こりませんでした
と言ったら
詩を批評している人が怒りました

起こりませんでしたが
怒 ....
どうにもならない
といいながら
いつもおもうんですよ

あらゆるてをつくしても
どうにもならない
なんて

いってみれば
かんぺきなはっぽうふさがり

えいごでいえば
ぱーふぇ ....
ももももも
と地べたから不安が
盛り上がってきた


ししししし
と思わず僕の足は
竦んでしまった


ややややや
と不安は僕の足元から
身体を這い登ってくる


こここ ....
 行ったことないけれど海の家のかき氷ののれんを突然思い出したわけで
 砂浜に置いてった夏にしか笑えないジョークを
 水道の水が冷たくなりかけのころ思い出す
 海になんか一度も行か ....
なんでかな
夜の匂い
ひとが生きてて
家の明かりの中で
しゃべったり
だまったりしてる
感じが小さい頃
匂ってて
帰ったら僕は
ぼーっとしてた
こうもりもたくさん
飛んでたなあ
 ....
電車に乗ってるやつらの膝を砕き週刊プレイボーイの中吊り広告を見て勃起する
終電前の電車だ
吊り革の円がほんとに丸くて
消費者金融の広告の女のくどいほどの笑顔とホームの青葱まじりの大量のゲロ
役 ....
This is private

きみだけが判ってくれていた気がするけれど
それは錯覚だったかもしれない
きみはこんなところまで来なくていい
きみは温かい部屋で笑っているのが似合う  ....
もう少ししたら
貴方はきっとねむってしまうから
ひとりで町に出ようと思う
あかるい黄色のみじかいワンピースを着て
下着はつけないで

雨の夜なら

私の足に
白い粘液が伝って落ちても ....
 ぐったりのびた豚の死体を担ぎ上げて
 好きな方角に向かって投げる
 車の後輪タイヤは空気が抜けてて
 地面にホイルがめり込む
 大切な約束をしたはずが
 赤 ....
3丁目の煙草屋の
3軒隣に住んでいる
3人の悪魔に魂を売ると
素敵なワルツを
3曲ばかり
ご指導願えるそうだ
そんな話を聞いたので
僕は喜び勇んで行ってきた
ところが どうだい
教え ....
 
 改札を抜けた人びとの足元に散らばった夕日の残骸を
 数えきれないうちに死は桝目の地面を漂い始め
 人びとは疲れ切った無表情で
 詰め込まれた電車の中と何も変わらな ....
 目覚めたのは何時でもいいだろ
 パンの朝食でコーヒーを飲んだ
 新聞を読んだ
 もうその記事など一つも覚えてない
 世界が反転すると何色だ?
 反転する ....
与作さんやーい
こっちだーよー

元気をだして
さあいこうや

気持ちのいい汗を
かこうよ

気持ちのいい屁を
ここうよ

世の中は暗い
時だども

いいことばかりじゃ
 ....
  もも
  トイ・プードル
  ちいさなわんちゃん
  かわいい舌で
  ぼくをなめ
  匂いをかいだ
  美貌の顔だち
  ぜんしん茶髪の
  女の子
  あかい首輪
  ふさ ....
ずいぶんたくさん
きんいろのいろがみをためこんでいると
おもっていたら
いもうとはにちようのあさはやくから
いろがみをこまかくちぎって
まるいだんぼーるにぺたぺたはりはじめた
あちこち ....
  誘惑してまた漂う欲
  消えよう、と。
  
  レコードが内包する闇
  うっすらと透けて見えるカーテン
  
  雫から滴るスペル
  と、点。
  滲まずに 立って
  ....
初代ドリンク嬢さんの自由詩おすすめリスト(449)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
I_am_a_Japanese_girl_after_all- 月山一天自由詩404-10-27
どうぶつ- こむ自由詩5*04-10-27
君に- こむ自由詩3*04-10-27
赤土の唄- 佐々宝砂自由詩1104-10-26
験潮儀- 天野茂典自由詩404-10-26
他人- 松本 涼自由詩6*04-10-25
- 天野茂典自由詩504-10-25
新大久保デート- 快晴自由詩9*04-10-24
ももはアイドル- 天野茂典自由詩204-10-23
飛行訓練- 木葉 揺自由詩24*04-10-23
売れ残ったみかんの甘い匂い- チャオ自由詩2*04-10-22
キャンパスから- 天野茂典自由詩304-10-22
君の町まで・使い古したアナザー- 示唆ウゲ ...自由詩604-10-22
窓拭きの人- ミサイル ...自由詩1104-10-22
おこりませんでしたがおこりました- ミサイル ...自由詩404-10-22
ぱーふぇくと- ミサイル ...自由詩204-10-22
だけど- 松本 涼自由詩5*04-10-21
台風スプレー- カンチェ ...自由詩4*04-10-20
帰り道- 石川和広自由詩7*04-10-20
ハズバンドの処刑- カンチェ ...自由詩5*04-10-18
プライヴェート・エンド- 佐々宝砂自由詩5*04-10-18
雨の夜なら- 佐々宝砂自由詩504-10-18
視覚神経- カンチェ ...自由詩4*04-10-18
3月33日に- 鏡文字自由詩9*04-10-18
夕日の残骸- カンチェ ...自由詩3*04-10-17
袈裟懸けメロウ日記- カンチェ ...自由詩6*04-10-17
おーい与作さん- 不老産兄 ...自由詩104-10-17
もも- 天野茂典自由詩204-10-17
きんいろ- アンテ自由詩5*04-10-17
誘惑- 湾鶴自由詩304-10-17

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