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1999年8月某日

午前七時起床
朝食後、心理テスト
当てはまると思うものを○で囲む
それからこのテストを作った奴が俺よりちゃんと世界を観ているのか
どうかということが一時間に一度くらい ....
幹さん、
どうでもいいですけど
高円寺のキャバクラで詩人っていう名刺配りまくるのはやめて下さいよ。
大将二号店で2本目のつくねをほおばりながらキムがつっけんどんに言い放った
どうでもいいけどキ ....
よろよろと海岸線を歩いていると
月が見えた
タバコの煙が風に乗って流れた
ああ俺は
照らす光におびえながら立っている

それから海に向かって眼をやった
錆びた商店街が背中にあった
波は ....
美しいものを見るとき
ドキンとからだのどこかで音がして
ぼくはハッとふりかえる
遠い昔のあるときに
捨て去ってしまった故郷がそこにあるかのような気がして
なぜだろう

美しい人を見るとき ....
さわらせてよう

というので
さわらせてやったら泣いた
どっちかっつーとそういうのが感じるほうです。

といったら
にやっと笑う
おー
てめーぶっころすといって
しばらくばしばしぶ ....
            丼

扉を開けば波打つ涙晴海の穴ぎょろりと不動明王の瞳がな、
扉を開けば波打つ涙晴海の穴ぎょろりと不動明王の瞳がな、
扉を開けば波打つ涙晴海の穴ぎょろりと不動明王の瞳が ....
幹さん詩の朗読を教えてください
というメールがさいたま県草加市の女子高生から来たので
月曜に池袋で待ち合わせた
新宿のMARZで見たのだという
体験したのだと!
つまり、既におれを知っている ....
来年で還暦を迎えるという女社長と
静かな応接室で向かい合って二人っきりで打ち合わせ


社長 ここの表現はこれでよろしいですか

ん なになに どこかしら

ここです ここ

えー ....
浮遊するのは 短い 手である
切り取られている それらは
いなくなった 僧侶であり
僧侶の 泥の数珠である

浮かび上がるのは 指先である
アスファルトの 教義に
道徳の 邪 ....
幹さんの詩のファンです、もしよかったらわたしの詩をみてください
という
要約すると、というようなメールがきたので
連絡をとって新宿で会うことになった
こういうメールがたまに来るようになったがた ....
ふと
寂しくなったので
何か作ろうと思い台所に立つ

頂き物の里芋がたくさんあったので
とりあえずそいつを煮ることにして
丁寧に皮を剥いて丸くする

冷蔵庫に鶏の挽肉があった
さやい ....
投函された吾郎ちゃんはポストの臭さに思わずおならをし、それに首をくくっていたお母さんが、三千年前の童話を読んだので、妹のお花は丁稚奉公の旅に出て、同じように毒風呂に入って
いたお父さんの真似をしたペ ....
感情の 吐露が
毒を 飲んでいるので
私は 今日も
宗教に つくす

ために
赤緑の 魚が
上流に 上る頃
宗教は 潰れている
ために
案外 黒い浄土が
死んでいる
そんな 気 ....
たぶんノルウェーあたりに
巨大な送風機があって
そこから送りこまれた冷たい風が
君の頬を桃色に染める

わかさぎのエスカベッシュ
南瓜のキッシュ
ハッシュドビーフ
そして食後には
ア ....
とても悲しいことはわかっています
涙を流しても 構わないということも
十分すぎるほどに 理解しているのです。

線香のにおいにも 嫌気がさすほどに
理解しているのです。

だから、私 ....
あなたは 息を しているのですか?

あなたは 呼吸を 止めているのでしょう。

私の 並べ立てた 言葉の 配置に
無呼吸の 弟子が 
立ち並んでは
盲目の 仏像

問い掛けるので ....
きらめくシャンデリア



天蓋つきベッド



ガラスの靴と、



コルセット





そして庭にピンクのバラが咲いていたら





わたしはお ....
冒涜の 証の 器が
生まれていたので
宗教の違いを 感じる

私は 打つ
あの 人物という名の 恐れを
あの 人物という恐れ 多いまで

満月が 明るいので
一人の 男が 歩いている ....
 バケツに頭を突っ込んで、水の中の微生物
を見ていた。はがれそうなコンタクト。ギリ
ギリのところで私は目を閉じる。
あれ?今、確かにイカダモが!

ザバアッ!

顔を上げた勢いで、バケツ ....
戦いたいですね

争いたい

鎌をもって

馬か龍か知らん想像上の動物にまたがって疾走です

目のくりぬかれた赤い馬

巨大な狼

サキュバスの巨大な尻にのっかり

太陽の ....
三匹のすもも




好かれて切ないすねすもも。
好けば嬉しやつややかすもも。
好きでうるおうおぼこのすもも。

それ、いちにのさん

恋で潰れた割れすももおっう

恋であ ....
水曜日の唄



色とりどりのビーダマが
ぱらぱらと
空からガラスの水曜日

みんみんぜみのたましいが
ころころと
みんな飴玉水曜日

とんぼが落としたサングラス
きらきらと ....
汗臭い 髣髴とする 悪魔の 香りだ
匂い そう 言い換えてもいい
私の 魔笛は 虚ろな 無人駅の
顔のない 踊り子によって

汗臭くなる
ので
(誰だ、私を 命令する、 散歩の 自殺者は ....
揺れたものが 残骸になり
と 一言 の 神が 歌う
茂みの中 汚れた 道を
救え
救え

敵兵が 塹壕で 
即身成仏の証
愉快な 騒ぎが
静まる頃

揺れたものは 腐り
英詩の ....
夕暮れの 微笑 忘恩の 波
私生活の 凶器が 私の
夕暮れの 真似をした
道化の  やはり
洪水の  模倣にも似た

祈りの  最中で
音が 鳴る
墓石に 虫が たかるように
音が  ....
一人は 黒人で
一人は 脳に 帽子を かけている
一人は 白人で
もう一人は 師匠を  感慨深げに
見下ろし
四人で うなずく

自由の 女神が 骨折している
間が あいたからだ
黒 ....
ジ 
ジッ と

命の 焦げる音がする

紫の
灯りに誘われて


やさしさは
銀の
電熱線だ

あなたに
触れて

私は
終わる

小さ ....
観測史上最大級の台風が上陸した日の夕方
未確認の大型生物の屍骸が
四国のとある漁村の浜辺に流れ着いた

地元漁協の連絡を受けて
ある大学の海洋生物学の調査チームが到着したのは
発見から14 ....
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした






訪れたCH地方の緑の丘陵は、M川が西から東へ流れるダーク
グリーンのライン、N3が東から西へ切り込む水色の線。
天地分離南風 ....
白鳥考








むかし、むかし、花束を手に鼻水垂らしてやみくもに団地をつ
っ走る緑のテイーシャツ青年がいました。赤炎筆尾殺樫手架毛呂
けちゃっぷ命之四朗という名前でした ....
初代ドリンク嬢さんの自由詩おすすめリスト(449)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鳥取大学付属病院精神科閉鎖病棟のおもい出- 馬野ミキ自由詩1906-2-1
金金金(キムキムキム)- 馬野ミキ自由詩54+06-1-24
静かな海- 石川和広自由詩9*06-1-19
感情をことばにすることの圧力がぼくを押し殺してしまってからも ...- 七尾きよ ...自由詩5*06-1-12
おっぱい_- モリマサ ...自由詩10*06-1-11
- m.qyi自由詩506-1-8
ハーケンクロイツ- 馬野ミキ自由詩12*06-1-6
おっぱい- 大覚アキ ...自由詩205-11-19
浮遊した土葬- 奥津強自由詩9*05-11-15
LIVEALIVE- 馬野ミキ自由詩10*05-11-14
里芋- 大覚アキ ...自由詩7*05-11-14
腹痛- 奥津強自由詩3*05-11-8
毒と宗教の_上流- 奥津強自由詩8*05-11-4
ノヴェンバー・ステップス- 大覚アキ ...自由詩1005-11-2
だから私は正座をするのです- 仲本いす ...自由詩5*05-11-2
仏の_問いかけ- 奥津強自由詩605-10-30
お姫様の家- 一代 歩自由詩3*05-10-16
toi_la_rock- 奥津強自由詩4*05-10-5
喪失の記- 木葉 揺自由詩6*05-10-1
はてなダイアリーの秘宝- 馬野ミキ自由詩605-9-30
三匹のすもも- m.qyi自由詩905-9-28
水曜日の唄- m.qyi自由詩1405-9-28
汗臭い_仁王- 奥津強自由詩205-9-26
揺れた_塹壕- 奥津強自由詩405-9-15
夕暮れの凶器- 奥津強自由詩605-9-9
骨折- 奥津強自由詩505-8-29
銀狼- umineko自由詩7*05-8-26
ベリーちゃん- 大覚アキ ...自由詩805-8-25
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした- m.qyi自由詩805-8-21
白鳥考- m.qyi自由詩705-8-18

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