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僕は、
「君の背負った悲しみを僕にも分けてくれないか」
と懇願するから、
君は、
お気軽に
「いいわ」
と応えてくれないか?
君の背負った悲しみを僕にも分けてくれない ....
愛の傷
君も痛みを信じない
ふたりの世界を救ってみせるわ
勘違い
しなくてすんでまだましだ
あたしを好きか聞きそうだったよ
その愛の
結晶となる十字架を
....
喧嘩して
言ってはいけないホントを怒鳴り
一瞬凍ってヒビ割れた愛
襟もとに
指を這わせてみだらになれない
狐がコンと啼く指人形
なぜ逢った
思い返してももっと大好き ....
ハロウィンに、
魔女の眼をして貴女に逢うわ、
貴女に逢うため空を飛ぶ。
山の貴女のそばがいい、
さいわいあれから一年経つし、
山の貴女に逢いたいな、
さいわい今日は晴れてる ....
なにひとつ
持たないことが自由だと
ロッククイーンのほざきしあおはる
「なにひとつ
持たないことが自由」と「ロック」を
信じていたのはむかしの彼です
暮らしても
いろ ....
ねぇ。
聞いて、くださいよ。
私の、恥ずかしい勘違い、ン十年の、はなしです。
私にとっては、長〜い、暗闇の中のはなしになります。
まずは、以下の文章を、読んでくださいね。
....
秋の、早朝の、爽やかなころ、
あえて、徹夜で、詩を書いてみたら、
こぼれおちた、言葉たちは、まるで、
珊瑚礁のように、真っ白なノートの、
深海で、輝いて、希望を、照らしている
あ ....
きみの頑張りを
ぼくは知っている
ずっときみの側にいて
ちゃんと見てきたから
そうでしょう?
夕陽の沈むこの街並みに
オレンジ色の花が咲き
夏も終わりの優しい風が吹く
....
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる
誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ....
(この夏ほど、運命を感じた夏はなかった)
(うそ。感じたのは、『運』。)
夏の庭
赤眼白蛇がみえる運
奇跡と呼べば呼べるしあわせ
夏場はね
リーチイッパツドラ3 ....
たそがれよいとこいちどはおいで
やってくるなつ夢みてうきうき
うたをうたってようきにわらおう
しあわせいろのみらいがみえる
やまのかなたのおれんじそまった
....
暗い道を歩いていた
道端に三色すみれの咲く細い道
月は三日月 傾いて
笑って私を追いかけていたっけ?
その あしたへむかう真っ白な道を
未来へと至る ....
紙ヒコーキを飛ばす
君といっしょに。
すべるように飛べ、青空へ向かって。
梅雨のなかやすみに近くの河原で、
君の部屋でていねいに折った
ピンクの紙ヒコーキを飛ばす。
....
もうすぐ、夏ですね。
6月も後半になると、
街が一色に、夏の色に染まりますよね。
待ち遠しい人はとうぜん、
これから恋人をさがす人も、
おそすぎるということはありませんよ、ね ....
菊の花がゆるく風にゆれて、
黄色いほほえみをうかべ
この部屋にちいさな笑い声がうまれる。
ほろほろほろ、と
ちった花びらは
ベッドのよこにそろえられた
黒色のスリッパのなか ....
それを魔女という、あたしは正しい。
それを人柄というんだろうか?
やることにそつがないんじゃないんだ。
やることに一生懸命なんだ。
それが見て取れる、すべての行いに。
とても器用 ....
スタジアムの外に棒立ちして
むかしながらのソウルミュージックを聴く。
風に乗って流れてくる
古びたギターソロの音が、
泣いている。
そういえば
ギターが泣くって ....
星の光が時を教えてくれる。
まだ1週間もたたないから
山頂から見た星をおぼえている。
夜風はまだ少し冷たくて、
あなたは小さな声を、
(寒い)
僕をみあげてそっ ....
あなたを、待っていました。
とつぜんいなくなるものだから、
街中、狂ったように探しましたよ。
月並みな比喩だけど、
髪の毛振り乱して夜叉の形相で、
眼を真っ赤な涙に染めて、
迷子 ....
ぼんやりと希望の光が眩しくて
何度か眼を逸らしたので
まるで世界が悪夢のようで。
一生があまりにもなごり惜しくて
むかしから闘う虎になりたくて。
ほんの一瞬 明るい未来 ....
ひとりの人生はおもい秘密を背負って、
険しい坂道を、歩いて登っていくものさ。
だからその途中で立ち止まって、大声で
叫びを木霊にしてみたいな。
いいえ、私も、木霊だよ、って ....
突風で
崩れる身体を抱きしめて
貴女は信じる 泣いてもいいのに
かぜはふく。
ふときがつくと、あなたはいない。
永久凍土にあこがれている、
じぶんをまるで ....
落ち込んでるときに、
自分も嫌いになって、
何もかもが嫌になって、
胸のあたりも苦しくなって、
何をどうしても起き上がれなかった。
そんなとき普段はしないんだけど、
....
よろこびに おぼれそうだね
情熱が このみおおい
薄雲よ ひを隠すなよ
よろこびに おぼれそうだね
青春の 扉まぶしく
灯(ともしび)の 静かなけはい
あれ ....
なぜ悲しみばかり
流れるのだろう?
遠い夜の街を歩く人の
みやびで正しい歩調があり、
この国のよどんだ人の心に
ひとつの透きとおったメロディーを流す
ありきたりな流行 ....
おほえて
いなければ
ならないものだ。
それは、
ぼくなんかの
手では
つかめない。
そんな、
こどくなんて
きれいな
かんそうではすまされない。
....
遠い空に漂う
気球のような不思議に問う。
雲の上に立つと
世界が広がってみえますか?
みえないものは、
憎しみの黒い鎖くらいのものですか?
平和がそこには
転 ....
おみくじを引いて
中の吉凶を見ずに
コートのポケットへ入れる
クシャクシャにした
紙屑に
運命を左右されてたまるものか
「どうだった?」
「さあ………?」
代わりにみて ....
何をどう 間違ったのかがわからない 洗濯干しても 乾かない部屋
寂しさが あのマンションにいます 誰かと聞くの? 私の好い人
この橋を 何度渡ったことだろう 夜空が映す 白い骸骨
....
月を見ましょう。
中天の月。
お正月の月が、こんなに綺麗な年は、
きっと、いいことがありますよ。
その月をみて、
そう、おもって、
そう、伝えようと、 ....
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