すべてのおすすめ
空から降るものは
どうして冷たいの

手に触れた時
逃げる場所がなくて
小さな怪我をする

雨なら雨の音を聞き
雪なら雪の音を踏み

いつもより
遠い場所で
叫びたくなる

 ....
夜と朝の間で
目を開ける

光と影が
折り紙のように
生まれる街で

美しいものを
見るたびに
何か返事を
したいと思った

僕なら声で
猫なら尻尾で

星をなぞりながら ....
ひとりでいるのに
寂しそうに見えない

それは真っ直ぐに
歩いて行くから

派手な看板の下で
待ち合わせたりしない

ただ生きるために
必要なものを探して

好きとか嫌いとか
 ....
毛布の中で
繋いだ手が
汗ばんでいく

時計は見ない
太陽が怒ってる

僕たち
そろそろ
準備をしなくちゃ

君とふたりで
今日も旅に出る

おはよう

始まりの声が
 ....
好きだという気持ちが
ひとつ割れても
残りの形を
抱いて生きてる

人混みの中で
ぶつかりながら
萎んだ恋には
踵を踏まれる

まだ好きで
いられるだけで
さよならの
意味を ....
コップを
ひっくり返したような
暗闇に
黒い薔薇の花が
浮かんでいる

大切なものを
落としたから
爪先で触れた
夜の温度に
君を足して
探しに行く

棘に包まれた言葉は
 ....
有線から流れる曲で
思い出してしまう
あなたのこと

好きなものを
嫌いになるのが
こんなにも難しいから

誰よりも素直に
涙が溢れてる

今夜の空は
私みたいな
半分に欠け ....
あてもなく歩く
ただ空を見上げて

吐き出す
息の白さが
そのまま雲に
届いて

靴紐みたいに
解けそうになる

首に巻いた
マフラーは
時計の針と
同じ方向で

一歩 ....
言いたかったこと
言えなかったこと

音を持つ前に
雨に戻して
あなたの頬を
優しく歩きたい

そっと拭う仕草で
嫌われても
透明な傷跡に
責任を持ちたくて

もうとっくに
 ....
僕たちは
綺麗なものが
似合うように
努力をするけれど

その眩しさより
弱った光の中で
同じくらい
傷付けたら

指輪なんていらない
この身体ごと
転がって
語り始める
 ....
黒いジャケットを
着るということ

その中に
明るい未来を
描いていること

少しの笑みが
壁を越えていかないように
シャッターを切り
尖った肩で
並べていくこと

鏡がなく ....
人にぶつからないように
生きても
まだ残ってる

四隅の角で
言葉を交わして
生まれた物語

優しさで晴れた空と
苦しさで切れた糸が
僕等の首を絞めた

この本の重さは
一緒 ....
虹が消える前に
懐かしい気持ちを
連れて行った

遠くを見てるのに
近くを求めてる
私だけの遠近法

絵の具を持っていなくても
瞳を濡らして描く希望が
余計に空を滲ませる

一 ....
リュックが擦れて
足音に混ざり
君の気配だと分かる

会えて良かったと
思いながら
どこへ行こうかと
悩んだりもする

賑やかな街を
背にすれば
ふたりの足音しか
聞こえなくて ....
叶わない約束も
守れない約束も
三日月に置けば
死刑台のように
飛び立てるはず

浮かれた時間を
粉々にしたくて
ブレーキのない
乗り物を探した

君は来なかった
僕は寂しかっ ....
寝静まった夜の街に
爪先を立てて
誰かが弾いた
アルペジオの後を歩きたい

遠いと思った場所が
近くに感じるフレーズ

乗せてくれる車はないけど
星の間に落ちていく音がある

光 ....
同じ傘の中で
違う答えを出しても
ここは世界一
小さな屋根だから
身を寄せ合って
雨が止むのを待つ

ジーンズの色が
移るように
君の心を
少しでも似たような
青で撫でたくなる
 ....
誰にも言わない
イタズラな寂しさは
痣にして
空が隠すもの

静かだけど
無口だけど
心と共に
歩いてくれる

いつか前を向いて
言葉が生まれる時

どんな日でも
きっと裸 ....
あなたと離れてから
全力で生きるのをやめた

どうせもう笑えないし
涙の落ちる場所に
羽根を置いて貰えないから

黒いコートを羽織った
カラスみたいに

冷たい手を出して
はしご ....
君は綺麗だなモノクロにしたくない
最後の日が来てまともに見れなくなる

僕の心で泳ぐ永遠は泡のように
寂しさを混ぜて溶けていく

ブックエンドのような背中
合わせて離れられない
倒れる ....
言葉の幾つかは
風船みたいに
君を誘って
心の真ん中を
知りたくなる

一度も
それらしいこと
言わなかった癖に

二度も
笑ってくれたから
しまう場所がない

幸せの表現 ....
突然、居なくなった君に
会いたくても
切符の買い方が分からない

どうしよう
この世界にまだ
君の寝息を授かる人がいて
くすぐったい夢を見る

枕ばかり高くなって
時間をやり過ごす ....
さよならから
気取ったドレスを脱がして
裸になった言葉は

背中の奥で暴れたまま
きっと孫の手じゃなきゃ
届かないだろう

住み着いて
名前を付けて
繰り返す
君の声


 ....
偽りながら
偏りながら
擦り減っていく踵を
平気な顔して
舐めて歩くな

許されなくても
願うこと
愛されなくても
愛すること

自分らしく生きるために
傷付いたら
アスファ ....
重ならないように
歩いて
行き先を決めた
僕等はアルペジオ

側にいたら
どうなっていたのか
分からないのが怖くて

朝焼けの街で
誰よりも早く
目が覚めてしまう

五線譜を ....
目を閉じているのに
感じてしまう
穏やかな気配

それは頬に
レコードの針を落とすような
光の歩みが
瞼を青くする

影になる場所で
隠れる前に
寝返りを打てば
会いに行ける
 ....
空が青いこと
水が冷たいこと
人が笑っていること
急に寒かったり
季節が隣で
急いでしまうこと
優しさの前で
戸惑う誰かの
ボタンが光ること
細かいもの全てが
クリスマスに
飾れ ....
コーヒーの後に引く甘さが
邪魔になる夕方
水を求めるように
言葉を口にしたい

そうでなきゃ
惰性で生きてしまった今日を
透明に出来ないから

モーテルの灯りより
不確かな便り
 ....
笑えない日も
笑いたい日も

目がなくなって
頬が落っこちて

明るい場所で
一緒に探そう

楽しいこと
嬉しいこと

同じじゃなくても
笑えるように

心は隣にあるから ....
自分と誰かを比べて
育たない森の中で
迷った日々は暗かった

腕を組んだり
足を曲げたり

時間の逆へと
進みたくなる

ピカソに会えたら
僕の心は
ルーブル美術館にあるはずだ ....
鵜飼千代子さんのミナト 螢さんおすすめリスト(135)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬を綴じる- ミナト ...自由詩123-1-30
evergreen- ミナト ...自由詩323-1-28
凛々と- ミナト ...自由詩223-1-14
- ミナト ...自由詩123-1-7
period- ミナト ...自由詩122-12-30
夜の底- ミナト ...自由詩222-11-1
月と涙- ミナト ...自由詩222-10-18
散歩道- ミナト ...自由詩722-10-15
RAIN- ミナト ...自由詩322-4-22
メビウス- ミナト ...自由詩122-4-1
NOIR- ミナト ...自由詩222-3-7
- ミナト ...自由詩222-2-12
呼吸- ミナト ...自由詩322-1-5
足音- ミナト ...自由詩221-12-19
約束の捨て場所- ミナト ...自由詩121-12-17
delay- ミナト ...自由詩321-12-12
√ルート- ミナト ...自由詩121-12-8
何故、空は青いのか- ミナト ...自由詩1*21-12-3
最近- ミナト ...自由詩321-12-2
イエスタデイ- ミナト ...自由詩321-11-27
アイノウタ- ミナト ...自由詩121-11-27
悲しみに晴れの日を。- ミナト ...自由詩121-11-26
バイバイ- ミナト ...自由詩2*21-11-25
自問- ミナト ...自由詩321-11-18
その先へ- ミナト ...自由詩121-11-6
朝の光- ミナト ...自由詩221-11-2
HAPPY- ミナト ...自由詩7*21-10-29
六感- ミナト ...自由詩121-10-20
スマイル- ミナト ...自由詩121-10-15
僕の色- ミナト ...自由詩121-10-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する