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空と雲の間で
聞こえる気がした
まだ誰も触れてはいない
風に揺れるような言葉が舞っている
全てを心の中へ預けてみると
紙飛行機が生まれる前の形に戻って
地面を育てていた
会いたいと思う時 ....
歩きながら
いなくなった人を想う時
金木犀の匂いが
引き金になった
違う場所にいるのに
同じ記憶を持てるとしたら
僕等は甘くて眠い
昼間に出会えるね
こっちの意識が
向こうへと溶け出 ....
この部屋は狭くて
一人用のベッドだから
一人分の夢を見て
落ちてゆけば良い

明日という言葉が
魚の骨のように
引っ掛かる

ここはどこだろうと
足の指で毛布を探るとき

寒さ ....
さよならが
別々の未来を用意したから
噴水の先は割れてゆく
同じ場所に立って
見ていた景色を
誰かに返さなくちゃ
分かっているのに
譲れない道みたいに
明日は居場所を探して
ひとりで ....
目覚ましの音が部屋の中を歩く
太陽の光 浴びてる
朝の言い訳で
胸に溜めた息吐く
自分を逃してやるよ

元気なんて擦り減るもの
靴の底で踏めば
ドアを開けて希望が見える
この場所を忘 ....
輝いている人を見ると
真っ黒なスピードで走る
追いつけやしないのに
世界は1秒ごとに笑顔を更新している
自信がなくなるたびに
小さく震えた声を
ハンカチで包む夜に会いたい
夢中になれるも ....
靴紐を結べば解けるように
約束をしないままで光ってる
野を越えて海へ潜り
花を踏んだ底は美しくて
さよならで振り替えた未来を歩く
もう会うことはなくても
ポケットには君の居場所がある
素 ....
簡単なことだったのに
忘れていたね
君を待ちわびた世界は
まるでマンハッタンから
月を投げた薄い明かりだ
遠くても分かっているし
近くなら歩いて行けるし
どんな小道具も役に立たない
君 ....
足りないものがある気がした
こんなに背が高くなったのに

歩いても走っても届かないほど
夢はひとつの砂漠に眠る

宝物みたいな安い飴を
オブラートに包むような指先で

地球の裏側にマ ....
仰向けになって

受け止める光

顔を洗うまで

両手を出して

何度もすくった

言葉を並べて

伝えたいことは

水に映らない

こだまするだけで
冬の始まり秋の忘れ物

真っ赤な紅葉が
地面に寝そべり
手袋と間違われて
拾われる

掌に乗せる小さな芸術

手を温めるには
物足りないけど
目を休めるには
十分すぎる

 ....
内側に包み
外側へ発す

光のような
明るさと優しさ

こんなに正直で
みんなに好かれ

結婚しない
理由を知りたい

大丈夫

その後に続く
言葉のことだけ

今は ....
途中で噛んだ
飴と同じものが

夜空で輝きを
忘れないから

晴れた日は
たくさんの包み紙を

並べて見ている
銀河のように
白いレースの
解けた先には
微熱があるから
触れちゃいけないと

知っているのに
揺らしたくなるのは
カーテンが重たい
せいなのかな

抱きしめるものが
人じゃなくても
恥ずか ....
鼻の通る道で
擦り合わせた
花びらが渡す
匂いの小袋

目には見えない
粒子が飛ぶような
風の流れに
心を開いた

言葉が少しずつ
欠けてくパズル
何かで埋めようと
探してみ ....
もしもこの雨が
痛みを強くする
ものだとしても

ブラックコーヒー
苦くシメた胸
盾になるような
武器が欲しかった

ひとりでは寂しい
電車の中で
窓と巡るのは
四角い思いさ
 ....
春の桜が
切手になる前に
思いを届ける
言葉を探して

生きることは
きっと寂しいけれど

ひとつの季節が
終わろうとする

この行間に
愛を埋めたい

プリーツスカートの ....
愛が美しい
言葉で語られ
手帳に書く時間も
ないくらい

肉体が支配する
頃にはもう

正しいレシピを
忘れたような
クリームシチューの
中にいるから

熱くて皮膚が
敏感 ....
遠すぎて寂しく冷たい距離を
縮めるための光が溢れて

眩しさを知った心臓の痛み
ガラスの中の記念写真みたい

美しいものはどこにあるかな
今ならきっと教えてあげられる

君が瞼を閉じ ....
落ち葉が集まる
回転ドアの中
振り返る季節に
折り目をつけようと

頬を叩いた紅葉が
赤くなって
蟹みたいな歩き方で
立ち去る

人に踏まれながら
指を捨てたら
大事な約束を
 ....
キリッとした
秋の空気に溶ける
甘い香りが
鼻を抜けていく

黄色信号のように
足を止めても

子供の頃から
知っている名前
惑星のような
不思議な響きが

美しいものを
 ....
優しさと厳しさを
眼鏡のレンズに入れて
見える世界は

教え合って渡り合って
釣り合うようになるから
ぼやけた視界で
諦めずに探した

遅くはない未来を
待つよりも一緒に
掴まえ ....
お父さんの靴を履いても
まともな足跡ひとつ残せず
デタラメな未来を歩く

人の真似ばかりすると
自分を見失うから
23.5センチの勇気で

追い駆けたい夢
追い越したい人

出来 ....
あなたが不在の永遠を生きる
それが孤独な愛の証だから
パズルのように未来を埋め尽くす

いつかはと願った希望を胸に
時を過ごすのは退屈じゃないよ

あなたはまだ私の目の前で
笑ってくれ ....
夢中になれるものがなくなっても
冷蔵庫には食料を絶やさず
ニュースで世界のことを知るなんて
大人のやることは真似できなくて

重たい身体をベッドに沈めて
波が来ないのは孤独なせいだ
それ ....
空と海の色が同じになると
星が綺麗に見えるから好きだ

孤独な人が失くした明日を
ポケットに入れて渡せたらいい

心で感じる自由がなければ
優しくすることはできないよね
虫一匹の命が重 ....
君を乗せて連れて行きたい場所に
花が咲いてたら僕は困るよ
名前も知らずに綺麗だなんて
簡単に言う人が羨ましい

苦くて渋くて癖になる味の
エスプレッソなら答えられるのに
甘党の君はカフェ ....
ジャングルジムに頭をくぐらせて
白い天使の輪が輝きました

空を目指してよじ登った頃は
ゴールに辿り着いたと思った
ひとつの山を越えた時のように
爽やかだと言える汗が光る

高層ビルが ....
自動販売機のHOTが消えて
両手を温めるものがないよ

頬を横切る冷たい北風が
弱々しい陽射しを打ち砕き
トレンチコートを透かす光が
微かに僕の体温を上げる

明日になればめくるカレン ....
今まで拍手を貰ったことは
照れているうちに忘れてしまった

濃密な思い出ほど哀しくて
同じ雨に打たれた君が好き
ブラスバンドの演奏に隠れて
飲み込んだ言葉はひと足遅い

明日は何もなか ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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