三月三日【雛祭】を、決行いたします。
現代詩フォーラムの雛祭りは、一日くらいは 
誰もが 読者の方の反応がある日があっても
良いのじゃあなかろうかという発想で企画しました。

三月三日に投稿 ....
昨日、コゲラさんに出会う。木を、こんこんしてらした なんの魂胆かしらないけれど 鬼って悪い奴じゃなかったよ
たましいにも ふたつある魂と魄って書くんだって
どうやら 魂は精神を支えていて、魄は肉体を支えているらしいよ
どちらにも 鬼がいるよ ....
http://golconda.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5297070#11473220
即興で詩を書くサイト 即興ゴルコンダ仮の今回の御題は【はなして】です。
みな ....
そいつのことを「はんだめん」と呼んでいる
そいつは自分のことを 「たぬき」と自称している

初めて「半田麺」と云う食べ物を知った時は
なぜまた溶接面を商品名にするとはなんと奇抜で夢のある ....
          【燃える一週間】

          大切な行事のための火は尊いけれど
          大事に至ってしまった火もまた うるわしい
          漆黒の空に 炎の ....
初夢はどんな夢を見ましたか
すべての夢は もろ刃のつるぎ
かざして何を想いましょうや

松飾をつけた車が 走っていた
正月だというのに梅が咲いている不思議な一日
うつくしさを か ....
【おへそ】


りんごちゃんと なづけられた おんなのこ
今日は りんごのようにいいにおい
きのうは もものように いいにおい

林檎のおへそは いいにおい
林檎の ほかのどこの部分よ ....
π(パイ)


二畳ほどもある焼き釜は
林檎とシナモンの焼ける
例えようのない良い薫りです

どれほどの林檎が燃え盛る炎に
くべられたか その林檎の数には限りがありません
讃えようも ....
彼女の名前は、林檎といった
日がのぼり 日が沈んで どんなときも
心に 一つの凛した樹、それが林檎だった

パオバブの木は 特別な木ではなく
桜の木は 花見のときだけが桜ではない ....
【曼珠沙華饅頭】




まんじゅまんじゅまんじゅしゃか
まんじゅつくる女の手が
ある日 突然 伸びてくる
にょきにょきにょきにょき 伸びてくる

なにをまるめよか 曼珠沙華
か ....
かなしみのとりは
かなしみしみこむほどに ちいさなかずを 数えるように うたう
おもいはいつも一になることない
かなしみが 椎のこずえを ゆらしてる

かなしみかなしみかなしみかかな ....
こどものころ 戦争は いつかなくなると 思っていた
実際の話 古代や中世の時代と比べたら
安易な理由では、人は人を殺めたりはしなくなったのだろうか

むかし 中世の時代に 真鍮の牛という処 ....
その日は
お花見の桜より うんこの話のほうが 
うつくしかった
お隣さんが用意してくださった花見弁当を囲んで
いっしょに 盲の方と お花見をした
お洒落な桜色のスカー ....
それはとても柔らかくて静かな日だった
わたしは視力を失いかけている母の目を治すことのできる医師が
この地にいると聞いて はるばる この地にやってきたのだが
偶然にも その夜は、祭りの日 ....
プラナリアに 出会いたい
永遠の命だというプラナリア

世界が黄砂に なぶられて
沈鬱が大陸を覆い 海洋にも降りた
人は みみずのように
スマホのなかの情報に生きる術をもとめ
無数の出口 ....
私の心の鏡に
魑魅魍魎の輩
知力欠如の姿
視力のすべて
聴力をも失い
手探りで嗅ぐ
風に混じる潮
光がさす感触
誰を呼んでも
聞えないまま
自分の声すら
耳 ....
八月十五日は 終戦記念日ですが、それは あの玉音放送が放送された日だからですが、
本当の意味で 戦争が終結したのは、七十年前の九月二日だということを 私は今年になってはじめて知りました。

 ....
おさなごには まず ハーモニカが あたえられる
くちびるにあたる真鍮のつめたさに
まぶたは すこし 重くなり
息を吹きかければ
こころは しだいに透けてくる
 
ひとつひとつの ....
家の目の前が川だから 安心だ
泳ぎ疲れても すぐに家に帰ることができる
天井川沿いに建つ我が家までは
ほんのわずかの距離なので
帰り道は スクール水着のまま 裸足で家に帰る
焼けついたアスフ ....
【あの手 この手】

あれは
てあて だったのだろうか
その手に触れた途端
理由の わからない涙が あふれた
どのような ゆえんで  
私がその場に 辿りついたのかは おもい ....
2015年のデロリアンを知っているかい
昔の映画で タイムマシーンとして造られたメカさ
たくさんのミニカーの中でも いちばんサイケな奴
こどもの頃から あけることのなかった引出しから
 ....
大脳皮質は、
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の四つに区分されますって いうじゃない
それって クローバーみたいなものかしら
だって 四つの葉だもん

鮮烈な夢が炸裂するとき
きっと 脳内の ....
空々漠々 とした
あおぞらも ちぎれるときは
わすれぐさのように 赤く鮮烈に土壌と宇宙との間で炸裂するのだ
きょうも嘘で すべてを汚染しつづけている人々の足元で 蟻は動く
死してもなお ....
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ....
ずいぶん おそくなりましたが
みなさまのおかげで  楽しい時間をすごさせていただきました。

ただ 前回までは 私は全レスだったのですが、
全レスはかないませんでした。
それが くやしいので ....
小指姫



清水のはじまりを
そっと草をひろげて
ゆびさきで たしかめるとき
七夕の日の心の岸部から
あなたの冒険が 始まります

笹船に乙女がのることができるとしたら
親指姫 ....
という訳で、と 切り出してもて わかる方は解るくらいに 回数を重ねてきた
るるりらのお祭りのお知らせです。

わたしたち 現代詩フォーラムのすべての参加者は、詩を介して より幸せになりたいと ....
みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か

床の飴色は頬に ひんやり 
水飴にもなれないまま 
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ....
【幸福な魚】


福はあなたのまわりに 居ますか?
幸福のフクですよ。何言ってるのですか?
福は生き物に決まっているじゃあありませんか

なになに幸福が生き物だとしたら 
め ....
るるりら(421)
タイトル カテゴリ Point 日付
★三月三日 雛のお祭企画のお知らせ。★自由詩416/2/29 13:01
はじめまして自由詩7*16/2/29 12:44
鬼の豆ください[group]自由詩20+*16/2/2 19:08
はなして[group]自由詩14*16/1/23 10:31
鋳掛屋[group]自由詩15*16/1/21 10:21
永久凍土が燃えている[group]自由詩616/1/19 11:17
かざしことば[group]自由詩16*16/1/10 21:58
おへそ自由詩16*15/12/22 10:09
アップルパイの2乗[group]自由詩23*15/12/12 13:04
黙ってみている青い空[group]自由詩15*15/11/14 16:49
さあ お食べ 二篇[group]自由詩715/11/11 15:25
悲しみの透明なあり方[group]自由詩815/11/2 12:43
【HSM参加作品】真鍮の牛[group]自由詩15+*15/10/23 16:54
うつくしい うんこ自由詩23*15/10/3 12:20
墓石の幻想郷[group]自由詩17*15/9/16 20:03
小宇宙から流れくる    (改訂稿)[group]自由詩16*15/9/9 18:43
透明な十字架[group]自由詩515/9/8 16:10
九月二日[group]散文(批評 ...11*15/9/2 10:13
真鍮の都[group]自由詩8*15/8/31 0:29
川岸[group]自由詩10*15/8/31 0:21
あの手 この手自由詩8*15/8/24 18:10
2015年のデロリアン自由詩8+*15/8/20 14:19
恋かし蘭[group]自由詩22*15/8/7 9:33
わすれぐさの みそら[group]自由詩13*15/8/6 7:50
おしえて のすたる爺自由詩15*15/7/14 11:06
七夕祭 自然と終了してますのおしらせ自由詩215/7/14 10:24
小指姫自由詩9+*15/7/7 18:37
★七月七日十七時七分七秒★七夕祭のお知らせ。★ 自由詩10+*15/7/2 8:51
みずから自由詩19*15/6/30 8:43
さかなかな(三篇からなるオムニバス)自由詩9+*15/6/25 13:27

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