土砂と分かつ孤独をヘリが迎えにくる

雪に焼かれて木々まっ白に背骨

業に似て四ツ首・三脚・胸に目ひらく

あとは原子炉までずっと下り坂

今日は石碑が北にあるから日影はないです

 ....
死んだ
友の闇に消えつつある頭
抱きながら
指の甲に刻まれた紋様を
継承する 儀式は終わった
透明な下半身を左手に
とくに射精をこころみ
わたしたちは壁の中
もう友が誰だったか

 ....
祖母はオレンジの光五つ隠し子守唄

昆虫の手足やわらかくかくかみなり

窓に映った雲にさらに窓が映りまたね

逆光に蠢く老人らのゲートボール

なくなるまで月から灰が降り続ける

 ....
血の通った行為をしないと血の通ったものは生まれない
分かっているから黒い斑点を増やしつつある少女はもう真っ黒に動物の首を掴んでいる
ただ掴んでいる誰も止めなかった屈折した行動を誰もかものたうち回っ ....
心臓の音が滞空時間を刻む

私園の片隅から色とりどりの風船湧く

にまいばのあいだとおってかえって、風

疲れて電極みたいってことを壊して伝える

飴煮えて逃げる兄弟のつめたい息

 ....
実に 簡単な方法 石の 狭間に砂 置いて駆け巡る 自分自身 の信号売る 警戒 焦燥の中で 焦燥という ロッカー 籠 空き箱 皿 図 の中 焦燥 実に 二年(12)簡単な(15)方法で 蔓を巻くな 二度 .... くすむ孤児院の支柱誰かである時間

鉄吹雪やんでくれ動悸がとまらない

かんむり授かる牙 まみどりからやりなおし

目が冴えて月光よりも静かな猿

もう末代本能寺から髪の傷み

草 ....
暗澹と試掘し立役者の前で

砕かれてむらさき

打ち寄せる波予感して震える花

牧師殺しても殺しても白い態残る

人格得て同義語と化す口と靴

布背負う重さ服もその一枚に数え

 ....
音階の一部が透明な小石

古代から引いてきた糸ついに張る

網の庭の下に住む 髪の毛は木の根

バター溶け出し箱に終わりゆく徘徊

ある標高の白い雲から白い服

殺意が液体になり家 ....
遠くから馬車の音
おと
むかえがくる
くる
電柱のちかくに
わたしは濡れた
    沈黙した
強い雨だ
    わたしは
    わたしの名前を知っていた
だが忘れた
 旅人のよ ....
船舶ぶち抜いた後のしめやかな横断歩道

どの春も列挙したくて生き長らえる

熱波による死者そのまま海を渡る

高射砲以外はロンドンで靴を買いました

血の繋がりも連絡先もないパーティー ....
大地が少し傾く
燃える石が転がってくる
それから大地がもう少し傾く
水が
 そこからすべての記憶を失って都合の良い
 道筋例えば直線的に焼かれた草原のような
 あ

 水だ
 透明だ ....
砂時計まで辿り着けずに錆びる鼠

誰にも言わない物置静けさ滝の跡

地球かかる空眼底の真空つぶる

肺に泉転移して斧咳き込むたび

故郷を捨てて砂金と蟻を握ったまま

疑う余地をシ ....
http://www.ubu.com/
http://www.ubu.com/sound/index.html

それはおれが音声詩とか電子音関連のFylkingenレコーズを検索しているときに ....
光を冷たいと感じる
地下だからだ
スケッチをしていても
 地下だからだ
 地下だからだ
青く塗りつぶしてしまう
上手ですねスケッチ
これはわたしの言葉
 地下だからだ
 地下だからだ ....
今、雨があがったばかりの歩きにくい森の中でバーバラを見つけたがとても雨が降っていた後とは思えないほどそこは森ではなかった濡れているのは雨ではなかったバーバラであったからあがったばかりの雨を追いかけてい .... 少年少女の斜線部 成長のたび減る

針金で縛られた書簡霞に吊るす

コンパスの上半身を他国から見る

栞は砂しかもサハラの貧しい村

魚の形の輪乱すダンスいつか陸へ

火の粉に礼  ....
川辺でグラタン食うソーセージは笹舟で来る

美しい涙に沿って目をさがす

覚えたての言葉で「疲れている」と言う

板立てる音の目覚め深き上海

黒い咳計る無傷のメトロノーム

流れ ....
そう
という言葉の中にいくらか予感してほしい言葉
プール内プール
アフリカの中のレソトのように
粘液に取り囲まれたまっすぐでない空洞を選んだ肌色
にくしみと
そう
  そう
  層と変 ....
水際でいきしにくいうつたびおもう

プリンどけて密林の密を吸い上げる

日没とはなんらかの焼却であり点呼

軽石でかかとを削る息ふきこむ

はじめとする蛇の出てきた空腹を

メロン ....
あばらが広がる音木星を抑えきれず

雉逃がして頸動脈を光らせる

きれいな布の折り目からつがいの妻

さながれて時々の口笛で育つ

あと一滴を水筒は滝の如く欲し

リバーシに赤混ぜ ....
石灰岩を持ち出すと秘密が暴かれる
理科室の白衣はいつもハンガーにかけてあって生きてるみたい
夜十時にすべての生徒がその話を思い出し
目を覚ます時のテレパシー
放射状に伸びてちらばる色付き針金
 ....
いとう「インターネットの閉鎖性」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=83830
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did ....
コピーする
わたしはつばめ
コピーする
わたしはつばめ
こp「いーするr
わたしぷぁつばめ
こーひする
わたしはつbゔぁめ
こぼいーする
わたいしゃつばm、え
こぽい ....
降り抜けば雨も積んでやろう

家々々から人々々がゞゞゞゞゞゞ

鵜が羽ばたきをやめ虚空を見つめていた

仮の名は嬲ってあるためよく見えない

雑草に甲羅を着せて森語らず

俎上にい ....
ワイヤーロープ
で縛ってある
壊れたガレージ
釣りに行くため
の日曜日
は、何日?
おそらく吉日だとおもう
グリーンピースをこぼした皿が平たいから
牛乳だってこぼれる
ましてこの息な ....
土砂と一緒に寄宿舎へ放り込まれる。夜、内側からそれを壊したいと思う。それとは夜のことを指す。剥がれない指紋。
食事をする。破壊のために。
できれば透明な人間が最高気温の数に等しい沸点にめり込んでい ....
霧は清潔なからだ軟骨もある

暗い方が地下、もっと地下は米洗う場所

湯とまぐわう男カーテン開けたまま

染め返す胸もなくただ夕焼け見る

双子明確に分かれる五十歳の日記

王家の ....
ある日満たされるかもしれないという懸念を抱く大西洋
船は蛇行した
巨大な河
中流にさしかかるほどスプーンは増えていった
 やむを得ず
 一行はガイドを流木にくくり付ける
 その一本の紐はど ....
やすらぎホームに行くバスさみしい道路にしていく

夜が攻めてくる日を嘘で塗り固める

屋根の上はいつも空もう窓を開けない

餅飛び去る洋上いまさら焼け始め

裾から施設がはみ出てうずく ....
黒川排除 (oldsoup)(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
液全体川柳706/11/4 6:35
自由詩106/10/26 2:26
汚染種八百川柳306/10/26 1:18
ツール自由詩006/10/24 0:38
アルカディック・アルカディアリア川柳806/10/19 13:14
アーシーズ自由詩006/10/13 1:14
ではにごる川柳406/10/7 6:37
物影婦人川柳606/9/30 8:45
ジプシー(ルー)川柳1006/9/24 2:07
石の記憶自由詩206/9/18 1:32
ジェネシー川柳106/9/17 2:04
再生してしまった元は何が手術によって隠されていたのか分かる分 ...自由詩306/9/10 23:54
naanaanananaaanaaanaaaaaanaaaa ...川柳3+06/9/10 1:10
UBUWEB(音楽関係)おすすめリ ...0*06/9/7 0:37
あおいこと自由詩206/9/4 1:06
バーバラ自由詩006/9/2 2:01
結界樹川柳706/8/31 13:13
内部ナイーブ川柳4+06/8/25 11:32
妻を管理している自由詩006/8/21 0:30
発覚川柳406/8/18 21:27
キャトルミュー川柳406/8/13 17:12
ねむりのためのささやかなパルス自由詩606/8/12 1:29
インターネットは閉鎖しません散文(批評 ...606/8/10 21:28
ワールド・オルガン・エナジー自由詩106/8/8 2:15
アンドシー川柳6*06/8/4 1:24
まだひらくりとるつもりで自由詩106/8/1 23:52
抑留自由詩306/7/27 0:14
川柳306/7/25 0:59
漲る自由詩406/7/24 1:40
フー(あらゆる)川柳406/7/18 0:00

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