にんげんの染み  は 苛まれたる心   で 路傍の石     の

 鈍さの証明    と 歪曲発達     に 高まる倫理観   を

 コンクリート製  の 大人専用階段   を 征 ....
 電気椅子で処刑された人が、縛りつけられたままがたがた震えている。震度4。舌は重力に従って垂れているがその方向、舌とも斜め舌ともとれぬ方向へ農耕は続けられていた。いつまでも発芽しないものにこだわりを見 .... 太陽が沈もうとしている悪意に満ちた 語らずも動かぬ夢の終わりだ 緊張する空気
を飲み込んでいる 生きることを諦めた孤独なかたまりが 三方にそびえ立つ壁に驚
いている 背後以外を囲む壁は上方へ伸びる ....
困っている
と言えば助かるのだろう
けれど
それをしない
はずだ
決めつけてはいけない
咳払いでごまかすに過ぎない
言う気と勇気の発音のちがい
うしろめたさを知るためらい
      ....
 ぼくは未詩というものをついぞ書いたためしが無い。というのは別に、はっきりさせておけば未詩を書く人への軽蔑でもなければ書く気をなくさせようという意味を含んでいるものでもなくて、未詩というカテゴリーに抱 .... ヤモリが窓にはりついている その腹は白い わたしはそれを見つめながら 目の前が
急に真っ白になってしまう もがいても晴れぬ霧のなかで 人恋しさに泳いでいた視線
が骨格を発見する 継ぎ目の無い骨はセ ....
欠落は死後のムシロである
延命の為のもやが排気される空洞
細かく切断されたつながりに数字を見る
さて

架空よ、ふしだらなものはすぎさった
想定の前にひれ伏しすぐさま固めるのだ
それはま ....
 射精大会!
 陳腐な言葉の響きに子供のようにはしゃいでいたら子供になっていたので遠くのものを取ろうとして手を伸ばしたら本当に手が伸びてしまったところで遠くのものがどうにかなるわけではなく新たな言葉 ....
骨をください。あなたの骨が欲しいんです。早くください。何をやっているんですか早く。出してください。今すぐこの場で出してください。この壺に入れてください。もたもたしないでください。人の目を気にしないでく ....  掘り返された土。いずれ戻される時を待っていると思う。掘り返すための道具・掘り返された道具。限りの見える年代の差が捏造されようとしている現場。それは活動だ。曇天の元、眠りが等しくなる。死に? 死に。だ .... ルールーと悲しい音を立てて回る歯車を引き止めて
唸っているゼンマイに電気を通すとそれなりに揺れている
動力に油をさしすべらせることによって加速は増す
近くの見知らぬ工場から無断で引いている電線の ....
夕暮れの空が悲しいからさっととじている 巨大な貝が天と地を直線で繋ぐのだ 芯
は硬く結ばれており 真ん中の辺りにいくつもの石を集わせながら屹立していた 時
に淋しく装ったりする事がことのほか空しい ....
直筆のものがそうだ。彼方なるもの消えよ。

腕の鈍角に折れている故、己の事は己でやりたまえ。
果物はいつも世話になっている先生に籠ごとぶつけて結構。
ほら、ここだ。中毒者特有の、針の痕が見える ....
ドローミィ、ご飯だよ。
ドローミィ、ご飯だよ。
ドローミィ、どこへいったの。

夫人の抱えるポリ容器(の中の剥製の猫)過信など虚無
烙印せよ
ありのままの姿は曲がっている
忽然としてそれ ....
ある一枚の羊皮紙の下に矛盾だらけの世界があるようだが
そんなに細かいことを気にしている訳にもいかないほど
切迫しているし大体にして数え切れないだろうから口を噤もう
わたしは数え切れるものだけを鞄 ....
承諾し 不謹 拉致監 ぴらくが

快楽は 実体 そのすべ 止めら

だがそれ 実情 不確か など知ら

かうかし 扇動 覚せい くても

いわんや いわんや

がちゃん

 ....
俯瞰するものはあと少し 様子を見なければならないようだ 揺らされるついたての向こう 枠が捕らえられぬ季節が風景の 強いた閉塞を飼いならす椅子の上に 老いたる目がかぶさる本の文字は幼い 子供の手を引く両 ....  なだらかな傾斜に砂が眠っている。大地は鳴動していて、薄く積もった砂を底の見えぬ裂け目に呼び込んでいる。空は皆が信じている色だ。私は目が見えないでいる。だが手探りでここまで進んできた。言い訳をしながら .... (※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)
(※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)
(※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)(※くり返し)
(※くり返し)(※く ....
外部は侵入を阻止不可能で計画的続行に必要な道路を鋪装し丁寧に直線曲線と過程を開
拓時重宝する原型の類型崩壊に一部的関与を否定して合法の下部依存に癒着を結合し落
下落下落下落する株価と有限会社社長の ....
以下のページにおいて、誤植・欠落のある事が判明いたしました。これは
まったく作者の意図しないものであります。作者、関係者の皆様、そして
読者の皆様に、謹んでお詫び申し上げます。

人生は生き甲 ....
この穴 湿気漂う稚拙なおんぼろ小屋の内部から
新鮮な外側へ開けた三角の穴だ、覚えているかい。
良く見えもしないから 語るべくもない 遠くの景色、
浮かんで消える情景に 重ねて消した 幼き夢を。
 ....
(ここをのりづけ)

嫌悪 殺意 嫉妬 偽善 妄想 懐疑

不幸 迫害 貧困 孤独 疎外 恐慌

ーーーーたにおりーーーー

廃棄場所は各自治体の指示に従って下さい。

※本品はリ ....
傾く太陽のくべる徒労を手に甍熱された地面の上を甍ため
らいながらうろつく思念が甍所産の苦しみを抱いたまま燃
えている甍その明かりを糧に生きるもの悲しさに甍うすぼ
んやりとした甍理屈の通らない下水 ....
黒川排除 (oldsoup)(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
舶来品展示場自由詩003/8/9 17:56
まゆがみ(繭、歪み、髪)自由詩303/8/5 1:55
成れの果てに自由詩103/8/1 13:41
柵のつくりかた自由詩103/7/31 13:29
未詩ということ散文(批評 ...203/7/27 15:01
夜護自由詩203/7/25 2:27
隠れ家自由詩003/7/21 2:10
ドアに「只今仕事中」という張り紙のしてある詩人の小部屋(ノッ ...自由詩103/7/17 1:02
骨をください自由詩503/7/16 1:51
群眠自由詩103/7/15 2:10
海浜プラクティスランドの憂鬱自由詩303/7/11 3:05
流鉄自由詩103/7/8 12:52
昏倒譜自由詩003/7/4 12:46
はじめてのドローミィ自由詩103/7/3 13:13
下本自由詩103/6/28 13:14
火曜日のきまりごと自由詩003/6/26 2:14
作業自由詩103/6/20 20:46
没落自由詩003/6/18 16:30
※夕暮れが暮れる自由詩603/6/17 1:14
mess自由詩103/6/13 19:05
訂正自由詩703/6/10 1:04
視覚自由詩003/6/4 13:10
自由詩303/5/30 2:09
自由詩103/5/29 0:16

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 
0.09sec.