そこにも 

ここにも

きみがいると仮想して

毎日 生活しているぼく

テレビだって 一緒に見てるんだ

ソファも端っこに座ったりして

ペッドはひとつで我慢してよ

 ....
ぼくは うれしかった

誰でも良かったの と
きみは 言った

誰でも良かったと言われても
ぼくは うれしかったんだ

だって
誰でも、にたまたまぼくが遭遇したんだ


絶妙な ....
マングローブの森で
きみと 二人きり

光が射す方へ
手をのばしてみたけど
堂々巡りの 僕たち

むしろ
袋小路ならあきらめもつくのに

もう 僕は
迷ったりしても いいんだ
 ....
興味なさ気に
あいづちをうっているけど

僕は じつのところ

キミが
公園の桜のつぼみが
今、どのくらいの大きさで
今、どのくらい開いているかってことを
事細かに 教えてくれるのを ....
悲しかったことも
苦しかったことも
忘却の彼方だ


今では もう
デパートの屋上から 夕陽を見ても
電車の窓から あの坂道を眺めても
涙も でない


大切なものに 出逢えたこ ....
このレールの上を
たどっていけば
きっと キミにたどりつくのだろう


レールは まっすぐだろうか
春を待っていた

電信柱の脇に
タンポポが顔を出して

庭のハナミズキの枝先に
小さな葉が芽吹き

桜が 今何分咲きだとかって
世間が騒がしくなったり

それでも まだ
春を待 ....
さよなら国は
朝でも 夜でも
「さよなら」とあいさつします。


みんな みんな
笑顔で「さよなら」をかわします。


時には おじぎまで
時には なみだまで


ボクがいる ....
望月 ゆき(308)
タイトル カテゴリ Point 日付
カモン マイルーム自由詩4*04/4/3 13:27
誰でも自由詩2*04/4/3 13:26
マングローブの森自由詩4*04/4/2 20:16
じつのところ自由詩4*04/4/2 13:23
悲しみも苦しみも忘却の彼方自由詩5*04/4/2 13:22
レール自由詩8*04/4/1 18:32
春が来た自由詩2*04/4/1 1:57
さよなら国自由詩24*04/4/1 1:54

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